【中衛ブキ】
主にステージの塗りを管理をしながら、サブやスペシャルで味方へのサポートやカバーを行うことが主な役割となっている。塗り性能が高く、チームの塗り担当枠としてのブキが採用されているケースが多い。
常にマップ全体の塗り状況や味方の位置を把握しながら、立ち回り変更が必要なバランスが求められるポジションだ!
■シャープマーカーネオ 甲子園注目度:★★★★★
ステージを純粋に塗るという総合力においては、全ブキ中No.1の塗り性能を持ったブキだ。
メインの連射力とブレのない弾の軌道によって隙間なく、素早くステージを塗り上げることが可能。さらにステージを塗る過程でスペシャルが溜まる。キューバンボムピッチャーを発動し、塗りの上積みを行うことが可能となっている。
さらに、メインの攻撃性能も意外に高く、射程こそ短いものの高い連射力とぶれない弾道で相手を倒す速度はかなり速い。対面して正面から撃ち合うのではなく、潜伏からの攻撃を使うと非常に強力だ。またジャンプ撃ちを行った場合にも弾のブレがほぼない。少し高い位置にいる相手に対し、奇襲のジャンプ撃ちを狙うことも有効だ。
サブ性能アップギアを装備することでクイックボムの射程が伸び、メインの射程をカバーすることが可能だ。味方へのサポート力が大きくアップする。
今回はL3リールガンが塗り担当を兼ねることが増えると予想されるため、前回大会よりは採用するチームが減る可能性がある。それでも多くのチームが塗り枠として、採用するブキとなるだろう。
■パブロヒュー 甲子園注目度:★★★★☆
ブキの射程的には中衛ブキではないのだが、主に塗りを担当するブキということでこのカテゴリで紹介しよう。
強力なメインの塗り性能と高速移動を使い、ステージを縦横無尽に動き回りながら塗りまくるプレイが強力だ。さらに移動しながらトラップを設置し、やられそうになったらイカスフィアでピンチを脱出と、対戦相手からすると倒すのが非常に厄介なブキとなっている。
またパブロは塗り性能に注目が集まりがちだが、潜伏からの攻撃も非常に強力であることから、パブロがどのように立ち回るのかもチェックしてみよう。
スプラトゥーン甲子園のように声での報告が通りにくい環境では、パブロのような荒らし力が高いブキがより力を発揮するので注目だ。
■N-ZAP89 甲子園注目度:★★★★☆
メインの塗りと攻撃のバランスが良いため、塗りを行いながら前線での戦闘にも加わることができる。スペシャルにマルチミサイルを持っているため、自陣の塗りを行いながら後方からマルチミサイルを発射して、味方のサポートを行える点も非常に強力だ。
サブのロボットボムもボムの追尾で要所の相手に牽制を行うことが可能となっており、非常にバランスの取れた中衛ブキとなっている。
■プロモデラーPG 甲子園注目度:★★★★☆
メインの塗り性能としてはトップクラスのものをもったプロモデラーに、サポート力抜群のクイックボム、スペシャルには危機回避、打開力に長けたナイスダマという非常にナワバリ向けの構成を持ったブキになっている。
塗り性能が高いため、スペシャルのナイスダマの回転率も高い。バッテラストリートの橋上などステージの要所となっている場所の奪取にも有効だ。チームによってはプロモデラーPGを複数入れ塗りとナイスダマでバトルを荒らしまくっていくというスタイルのチームも現れるだろう。
■その他の注目中衛、塗りブキ
・わかばシューター
・N-ZAP85
・オーバーフロッシャーデコ
・プロモデラーRG
■まとめ
今回紹介したブキは実際の対抗戦やナワバリ大会などでも多く採用されているブキだ。甲子園でも多くのチームが採用してくる可能性が高いぞ。
次回は今回紹介できなかった後衛ブキと合わせて、チームのブキ編成について解説するのでスプラ甲子園に出場予定チームでブキ編成に悩んでいるチームは参考にしてみてほしい!
SIGUMA
実況グループ「YOUNG☆MAN」所属の元プロゲーマー。2004年にHALO WORLDWIDEチャンピオンシップで世界5位となり、日本人として初めてスポンサー契約に成功した。イベント解説者としての顔も持ち、そのわかりやすい解説に定評がある。
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