各球団の代表チームの情報収集はすでに進んでいる!?
――NPBの大会へ向けて、自分たちのチームのアピールポイントを教えてください。
あとばる:アピールポイントとはまた違うのかもしれないんですけど、僕らのチームはけっこう打開されちゃうんですよ。ただ、そのおかげもあってというか、ナワバリだと「合わせて今度はこっちが返すぞ」という動きがけっこう自信を持てているのがあって、そういう打開でのスペシャルの合わせ方とか、どういう風に連携しているのかなというところを見ていただきたいですね。
試合展開もある意味、一方的にならずに押し引きがあるかなと思うので、楽しめる試合じゃないですけど、見ている側がちょっと熱くなる試合が多くできるのかなとは思いますね。
――見ていてハラハラ、ドキドキする試合になりやすい?
あとばる:なります。アピールポイントなので(笑)。
――はんじょうさんのウルトラリベンジャーズはいかがでしょうか?
はんじょう:自分で言うのもなんだけど、代表の中で唯一スプラローラーを編成に入れているチームなので、そこがアピールポイントです。あとは、味方の合わせてくれる動きかなと。最悪、僕がゼロキルでも仲間がしっかりカバーしてくれるので、その辺を見てほしいですね。
――はんじょうさんもハマったら大暴れしますからね。
はんじょう:暴れるけど、でも俺がダメだったときは味方がしっかり暴れてくれるくらい全員強いメンバーなので。
▲YouTube動画「第4回スプラトゥーン甲子園」オンライン代表決定トーナメント 各地区大会振返り特番3:13:48より引用
――ちなみにいまは、大会に向けてチームでの練習というのは絶賛やってる感じなんですか?
あとばる:僕らは絶賛やっていますね。
はんじょう:自分たちは、これからやるかな。
――練習時間の確保もなかなか難しかったり?
はんじょう:いや、全然そんなこともないですよ。全然やれるんですけど、まだ集まっていないですね。いや、練習は好きなんですけどね。楽しいし。ただ、いまはみんなガチエリアが大好きだから、ガチエリアばっかりやってる(笑)。
――なるほど(笑)。では、大会に向けてはこれからしっかりと練習していくと。
はんじょう:そうですね。そろそろ集めないとやばいですね。
――おふたりとも他チームへの対策というのはチームで話し合っていく形ですか?
あとばる:そうですね。露骨にメタ(※)張っていこうとは話してますね。
※相手の戦略や定石などを予想・分析して対策すること。『スプラトゥーン』では相手チームのブキ編成や戦い方を予想し、自分たちが勝つための作戦を組み立てることを指す。
――じゃ、他チームの分析も進めている?
あとばる:はい。やってます。
はんじょう:本格的な練習はこれからですけど、僕自身はキャンプで他のプレーヤーのクセとかはずっと見てました。「これ、わざとフェイントしてこうやって持っていくんだな」とか。
――なるほど。立ち回りでこういう特徴があるってのは情報としてはつかんでいるわけですね。では、最後に本大会に向けての意気込みを一言ずつお願いします。
あとばる:代表に選ばれたチームはどこも強いんですけど、僕らのいるパ・リーグはGGBOYZを筆頭に、けっこう下馬評というか、周りからの評価が高いチームが集まっていると思うので、その中でリーグ制覇できたらかっこいいなと。なので、甲子園の全国大会で負けてしまったGGBOYZにもしっかりリベンジしつつ、他チームにも全勝できるように頑張りたいです。
はんじょう:もちろん、目指すは優勝のみです! そのためにも本番では最高のパフォーマンスを見せらるように頑張ります!
・パ・リーグはカラマリVS GGBOYZの再戦に注目!
・セ・リーグはウルトラリベンジャーズVSハイパービームの試合に注目!
・NPB優勝のポイントは他球団チーム対策がカギを握る!?
次回は新たなプレーヤーが対談に登場! 開幕直前となった「NPB eスポーツシリーズ スプラトゥーン2」の話題を中心にお届けるするぞ!