By まつがん
〜前回までのあらすじ〜
カタカナの「ン」と「ソ」って似てるからデッドマンは実質デッドマゾ……?(※違います)
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確かに、前回の「ビックリーノ覇道」ごときではまだまだ「興奮」要素が足りなかったかもしれない。
冷静に考えてみると、《“必駆”蛮触礼亞》+《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》から《黒神龍グールジェネレイド》が出てきても打点的には追加ターン中に《ゴリガン砕車 ゴルドーザ/ダイナマウス・スクラッパー》を出しているのと一緒である。したがって、それだけなら赤青覇道に勝る理由がない。
しかし私は《ビックリーノ》を活躍させたいのである。そのためには、赤青覇道にはない別の「興奮」要素が必要だ。
ならば、ここはデッドマンが持ってきた新しいカードの力を借りるべきだろう。
やはり「興奮」は、新しいカードとともにある。誰も見たことのないカードから繰り出される誰も見たことのないコンボこそ、カードゲームをしていて一番わくわくする瞬間だからだ。
それでは紹介しよう。
これが3月30日(土)に発売予定の超天篇第1弾、「新世界ガチ誕!超GRとオレガ・オーラ!!」に収録される新カード、《龍装05号 イヴィルヴィ/イーヴィル・フォース》だ!
▲超天篇 第1弾「新世界 ガチ誕!超GRとオレガ・オーラ!!」収録、「龍装05号 イヴィルヴィ/イーヴィル・フォース」
多色ツインパクト……だと……!?
多色のツインパクトカードは昨年12月に発売された双極篇第4弾「超決戦!バラギアラ!!無敵オラオラ輪廻∞」に収録されていたバラギアラ4種 (自然以外) で既に登場していたが、まさか超天篇にも多色のツインパクトが収録されているとは。
しかもその効果がまたすごい。クリーチャー側の《龍装05号 イヴィルヴィ》は《黒神龍アバヨ・シャバヨ》とほぼ同じ能力を持っているため、これだけでも前回のデッキにそのまま入りそうだが、さらに呪文側の《イーヴィル・フォース》は3マナで唱えて火か闇の4マナのクリーチャーを出せるという、かの有名な超強力呪文である《ヘブンズ・フォース》を彷彿とさせる効果となっているのだ。
さらにそのクリーチャーはターン終了時に破壊されてしまうとはいえ、スピードアタッカーを持ってバトルゾーンに出てくるというのである。これはもう、何かを走らせるしかない。新弾で他にも多色のツインパクトが存在するのかは不明だが、ひとまずこのカードで「興奮」できる組み合わせを見つけることができれば、また新たな境地が開けるに違いない。
それでは、はたして《龍装05号 イヴィルヴィ/イーヴィル・フォース》をどう使えば「興奮」することができるだろうか。
……というところで、次回に続く!
ライター:まつがん
フリーライター。クソデッキビルダー。
論理的な発想でカード同士にシナジーを見出すのだが、途中で飛躍して明後日の方向に行くことを得意とする。
オリジナルデッキでメタゲームに風穴を開けるべく日夜チャレンジを続けている(が、上記のような理由で大体失敗する)。