■だれがホコを持つ?
バリアを破壊したあと、誰がガチホコを持つのが一番いいのか?
これはチームのブキ編成や、メンバーのポジションによって答えは変わるが、まずは「自分で」積極的にホコを持つ意識をもっていこう!
「ホコを確保できる状態になっているのに誰もホコを持たない!」というのが一番良くない状態だ。味方同士で譲り合い、誰かが持ってくれるだろうと思っていたら、誰もホコを持たない状況になる危険性がある。そのために、相手に取られてしまった、ということが起こらないようにしよう。
ホコを積極的に持つと良いブキをあげるのであれば、前に出ながら接近戦で戦うことが苦手なブキ(例えば、チャージャー系のブキやハイドラント、バレルスピナーなど)がホコを持つことで、前線で戦うブキに護衛されながらホコをすすめやすくなるぞ。
■自分がホコを持った場合
ホコを持った際に一番気をつけてほしいのは、一人で突っ込まないことだ!
ホコを持つと相手から自分の位置が把握されるだけでなく、移動速度が遅くなり、ガチホコショットでの攻撃しかできなくなってしまう。ガチホコショットはフルチャージで撃つことで、ある程度戦うことはできる。しかし、連射することができないため、相手に接近されると簡単にやられてしまう。
必ず護衛となる味方を近くに置いた状態で、ゴールを目指して動くようにしよう。
相手が周りに見えているときは、ガチホコショットをフルチャージで攻撃しよう。
相手がいなくなったら、イカになってインクの中を移動するようにしよう。インクに潜っていれば、相手の画面やMAPにはホコの表示が映らなくなるので、ホコの現在地を隠すことができるぞ。
相手が近くにいる場合は、インクに潜っていても、ホコが発する光で場所がバレてしまう。その場合は、姿を表して味方と一緒に戦おう。
自分の周りの護衛がやられてしまった場合や、あと少しでカウントをリードできるという場面では、勇気を持って一人で強引に前に進むことも必要となってくる。
あくまで基本は護衛と一緒に動くが、相手の人数が減った場合など「イケる」と思ったときには思い切りも必要だ!
・ガチホコショットの使い方
ガチホコショットは、基本的にフルチャージした状態で撃つことを心がけよう。
フルチャージ攻撃なら、弾が着弾した場所に爆発が起きる。そのため、狙いが多少ずれても相手を倒すことができる。しかし、チャージが足りない状態で撃っても、爆発が起きず威力も低いため、相手を倒すことは難しい。
ガチホコショットを塗りに使うとき以外は、常にフルチャージを意識しよう!
ガチホコショットで相手を狙う場合は、直撃を狙うのではなく、相手の足元に着弾させ、爆発で倒すことを狙おう。弾が着弾して爆発するまで少し時間がかかるので、相手の進行方向の少し前目を狙うイメージだ。もしくは、自分と相手の間に着弾させて爆発で牽制し、相手の接近を防ぐ使い方もできる。周りの味方が足りない場合など、ガチホコショットで牽制して時間を稼ぐことで、味方の助けを待つことにも使えるぞ。
また、相手が見えていない場合でも、相手が出てきそうな曲がり角に着弾させたり、相手が潜伏していそうなインクに向かって撃ったりことも有効だ。ガチホコショットを撃って牽制しながら、相手の隙を見つけていこう。
■味方がホコを持った場合
味方がホコを持ってくれたら、そのプレイヤーと少し距離を取りながら護衛してあげよう。
あまりに距離が近すぎると、自分に向かって飛んできた流れ弾がホコ持ちプレイヤーにあたってしまう場合がある。なので、少し距離置くことが大事だ!
ホコを護衛しながら、ゴールの進行方向にインクを塗るようにしよう。インクを塗ることで、ホコを持ったプレイヤーがイカ状態で素早く進むことができる。相手からホコの位置を隠すこともできるぞ。
味方3人全員がホコの近くで護衛していると、長射程のブキにホコがやられてしまう場合がある。機動力、攻撃力の高いブキを使っている場合は、ホコの前に出て先にいる相手を倒す役割も考えてみよう。
■最後に
ガチホコをプレイする上でとにかく意識してほしいのは、「ガチホコを積極的に自分で持つ」ということだ。自分でガチホコを持つことで、味方がホコを持ったときにどのように動くといいか、相手のホコをどのように止めるかなど、色々なことが見えてくるはずだ!
「俺がガチホコをタッチダウンしてやる!」という意気込みでがんばってみよう!
SIGUMA
実況グループ「YOUNG☆MAN」所属の元プロゲーマー。2004年にHALO WORLDWIDEチャンピオンシップで世界5位となり、日本人として初めてスポンサー契約に成功した。イベント解説者としての顔も持ち、そのわかりやすい解説に定評がある。