トッププレイヤー イカすガチ対談マッチ!!
【あとばる×あいすめ 第1回】
あらゆるブキを使いこなすことで知られる、あいすめ選手が対談に初登場!
ふたりがチームを組んだ「第2回東西烏賊祭」と、エクスプロッシャーカスタムについて語ってもらったぞ。
あとばる
驚異的なエイム力を持つカリスマプレーヤー。「第2回スプラトゥーン甲子園」では、不利な状況から相手を次々と倒す神がかり的なプレーを連発し、優勝に大きく貢献。H3リールガンの名手としても知られ、彼の影響でH3リールガンを使い始めたプレーヤーも多いとか。おもな実績は「第2回スプラトゥーン甲子園」優勝、「第4回スプラトゥ-ン甲子園オンライン代表決定トーナメント」優勝など。チーム・よしもとゲーミング カラマリ所属。
Twitter:https://twitter.com/Atobaru_ika
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OPENREC.tv:https://www.openrec.tv/user/atobaru_ikaあいすめ
さまざまなブキを使いこなすマルチウエポナー。シューター、スロッシャー、シェルター、マニューバー、スクイックリンなど、数多くのブキを高いレベルで扱うことができるため、味方の編成で足りない部分を補ったり、相手の編成を読んでそのメタとなるブキを出したりと、あらゆる場面に対応することが可能。環境が変化していくオンラインゲームでは、こうしたマルチウエポナーの存在はかなり重要度が高く、チームにとっては非常に頼りになる存在だ。
「第2回東西烏賊祭」は同じチームで出場!
――最近開催された「第2回東西烏賊祭」という大会で、ふたりは同じチームで出場されていましたよね。これまでも何度か一緒にチームを組んでやっていたりはしたんですか?
あとばる:いや、完全初対面のレベルだよね。
あいすめ:そうですね。初めましてでしたね。
――敵同士ではやったことはあるのかもしれないけど、同じチームでというのは前回が初めて。
あとばる:そうですね。個人的にエリア杯の実況解説で、あいすめくんが選手として出ているのは見ていて知ってはいたけど話したことはなかったくらいの関係性でした。
――それで、「東西烏賊祭」ではあとばる選手の方から、あいすめ選手をチームメイトとして選んだ?
あとばる:はい。せっかくの機会なので、これまで絡んだことがない人と絡みたいなというのがあって。(同じチームの)たこぼんくんとかも一回も絡んだことがなかったので、せっかくだからというので誘ったら僕以外の3人はよく一緒に対抗戦をやるメンバーだったみたいで(笑)。メンバーからするとあまり新鮮味はなかったみたいなんですけど、僕個人はすごく新鮮なメンバーでした。
――たこぼん選手とかとはよく一緒にプレーされているんですか?
あいすめ:いつも対抗戦とかして遊んだりしています。
あとばる:だから連携とかもすごくスムーズでしたね。
――あいすめ選手は『スプラトゥーン』自体はいつ頃から始めたんですか?
あいすめ:『1』の後半くらいからやっていて、『2』は発売日に買ってそこからずっとプレーしている感じですね。
――いろんなブキを使っていますけど、大会レベルで出すとなった場合だと何種類くらい使えるんですか?
あいすめ:リッターとスプラチャージャー以外はほぼすべて出せますね。
――そんなに幅広く使えるんですね。ちなみに、自分の中でこれがメインだと思うブキはありますか?
あいすめ:ブキ自体はないんですけど、どちらかというと前衛よりは後ろから味方のサポートをしていくのが好きなタイプなので、エクスプロッシャーとかジェットスイーパーといった後衛ブキ全般がメインですね。
――このステージは絶対にこれを出すと決めているブキはあります?
あいすめ:ステージによって決めているのはなくて、どれを出すかは味方の編成を見て変えています。
――もともと、いろんなブキを触っていたんですか?
あいすめ:最初はスプラシューターとスプラマニューバーコラボを持っていたんですけど、環境が変わっていくうちにいろんなブキを使い始めるようになって、少しずつ増えた感じですね。
――新しいブキを使う際は、他の人のプレー動画なども参考にしたりしますか?
あいすめ:いや、とくに動画を見たりはしていなくて、プレーしながら自分自身の立ち回りを作っていく形です。
――あとばる選手に聞きたいんですけど、対戦相手から見て、あいすめ選手のようになんでも使えるプレーヤーがいるのは、けっこう嫌なものですか?
あとばる:嫌ですね。正直、大会上位になってくると、「あのプレーヤーはきっとチャージャーを出してくるだろう」みたいな人読みが重要になってくるんですよ。なんですけど、マルチになんでも使えるプレーヤーがいると、ステージによって強いブキを合わせられるし、こっちのメンバーによっても出すブキを合わせられてきちゃうので、基本的に編成不利から始まることが多くて。そこがキツイですね。
――あいすめ選手くらいに、いろいろ使えると読みきれないところがありますもんね。
あとばる:そうですね。ずっと後出しされているというか、常に相手の一歩後ろにいるような感覚がしますね。
――ふたりが同じチームで出た「東西烏賊祭」のときは、事前に練習も何回かされたんですか?
あとばる:大会の2日前と、当日にちょっとやったくらいですかね。
――そのときは編成について、けっこう話し合いなどもした?
あとばる:そんなに編成について深くは話してはいないですね。「感覚で好きなブキを使っていいよ」みたいな感じで。どのみち、ほぼ即席チームみたいなものですし、大会の内容もいい意味でカジュアルというか。
――お祭り感がありますもんね。プロ野球のオールスターゲームに近いというか。
あとばる:そこでガチガチにやるよりは、ある意味柔軟にみんなが動けた方がいいなというので、インスピレーションで持ちたいブキを持ってみたいな話はしましたね。
――「東西烏賊祭」は3試合制で2本目と3本目はお互いにそれぞれ好きなルールとステージを選べる形式でしたけど、自分たちの出すステージやルールは事前に決めていたんですか?
あとばる:いや、その場でぱっと思いつきで決めてました。相手にチャージャー使いがいるからとか、対抗戦の時にいい感じだったからここ出しちゃうかとか、そんな軽い感じではありましたね。
――チームを組んだのは今回が初とのことでしたが、実際に組んでみてどうでしたか?
あいすめ:めっちゃ雰囲気が良くてやりやすかったです。あとばるさんの方から声がけとかも積極的にしてくれて、すごく楽しかったですね。
あとばる:僕は誰彼かまわずテキトーに喋っちゃうので(笑)。僕としても対抗戦とかで事前に合わせていたのもあって、本番のときにやりづらいなみたいなのは全然なかったですね。
――対抗戦の段階で大体の特徴というのも把握できていた?
あとばる:そうですね。動きとか、人柄とかもなんとなく把握できたので、それに合わせた話し方というか、連携とかもわりとスムーズにできたのかなってのはありますね。
エクスプロッシャーカスタムの評価
――あいすめ選手はこの大会だとエクスプロッシャーカスタムも使っていましたが、エクスプロッシャーカスタムの現段階での評価ってどういう感じなんですか。
あいすめ:前までは強かったんですけど、いまは10段階評価でいったら5くらいかな、と。
――とくに強いという感じでもなく、かといってこれは無理というほどでもない。
あいすめ:そうですね。
――それでも後衛だとエクスプロッシャーカスタムはわりと自分の中では好きなブキではある?
あいすめ:好きですね。インクアーマーを簡単に剥がせて味方のキルが入りやすくなるので、サポートとしてはかなり万能かなと思っています。
――エクスプロッシャーの立ち回りで意識していることはありますか。
あいすめ:チャージャーの視線を警戒するのと、手前に入ってきた敵をしっかり倒すことですね。
――敵に詰められそうなときは、いったん引いて対処する感じですか? それともわりとその場で突っ張って倒しに行く?
あいすめ:スペシャルのイカスフィアが溜まっていたらちょっと突っ張っちゃいます。そうでない場合は、無理せずいったん引きますね。
――あとばる選手から見て、エクスプロッシャーカスタムの評価はいかがですか?
あとばる:いまは後衛だと、ジェットスイーパーカスタムやリッターが主流なので、エクスプロッシャー系はちょっと影が薄い感じはしますね。ただ、塗りが強かったり、サポート性能が高かったりと相手にいたら面倒なブキであることは間違いないですね。いまは環境的にあまり見かけないけど、出て来られるとけっこう嫌なブキという印象ですね。
・チーム編成ではそれぞれが柔軟に動けるようにすることも大事!
・エクスプロッシャーカスタムはチャージャーの視線と手前に入ってくる敵を警戒せよ!
次回はジェットスイーパーカスタムについて、ふたりに語ってもらったぞ。
スペシャルのハイパープレッサーをうまく当てるコツとは? 次回もお楽しみに!