ゲームでもリアルでも!
“夢”を使って、他のプレイヤーが作った島に気軽に訪問できる機能“夢番地”が導入されて1年になるが、俺はこれまでほとんど、コレを使った記事を書いてこなかった。
折を見て、“スゴいプレイヤーの夢番地訪問”なんて企画記事を展開したいなぁ~……とは、担当のたっちー先生ともよく話しているんだけど、なにぶん手間だし、その方の確認も取らなきゃいけなかったりして、なかなか手を付けられずにいるのだ。
ちなみに、今回の日記本編とはまったく関係ないけど、我がルナステラ島の夢番地は↓こちらとなっておりますので、ヒマつぶしに覗きにきてくださいなw 一応、7月17日現在の最新版に更新しておいたので。
さて、なんでこんな書き出しになったのかというと、ついに重い腰を上げて、夢番地を使った記事を書こうと決意したからだ。
と言っても。
単純に、他人の島に乗り込んでいってパシャパシャとスクショを撮り、乱れ斬り的に見どころだけ列挙するゲリラ戦のような記事にしたのではもったいないというもの。
そんなことを考えていたある日、前述のたっちー先生がこんなことを言ってきたのだ。
「なあなあ! 神奈川の横浜・八景島シーパラダイスって、行ったことあるけ??」
コクコクと頷きながら、俺は言った。
「あるある。もうかなり前だけど、何かのゲームとコラボしたことがあって、取材に行った覚えがあるよ」
するとたっちー先生、我が意を得たりとばかりに鼻息あらく切り込んできた。
「それやッ!!! まさにソレなんや!!! いま八景島シーパラダイスで、『あつ森』とのコラボイベントが実施されているやろ!!! “はっけい島 海の生きもの ふれあい展”の名で、2021年7月12日~8月31日の期間にさあ!!!」
俺は再び、赤べこのようにグラグラと首を揺らした。
「おう!! もちろんチェック済みだぞ!! 水族館が『あつ森』の博物館風になっていたり、ジャスティンの釣り大会が開催されたりと、めちゃくちゃ評判のコラボイベントやん!! なんや!!! 行くんけ!!!?」
ここでたっちー先生、急に(・_・)←こんな無表情になって、抑揚のない声を出したではないか。
「そう簡単にはいかないねん。なにしろキサマは、原稿が山のように溜まっておる。同じ関東にあるテーマパークとはいえ、片道2時間を超える旅程や。往復4時間もあったら、原稿を4~5本は書けるやろ。それに……」
そこで言葉を区切ったのちに、今度は決意のこもった口調でたっちー先生はのたまった。
「大人気のイベントやからな。いろいろとリサーチしてからでないと、出張に踏み切ることはできん。なので……」
俺はゴクリとツバを飲み込んで、つぎの発言を待った。たっちー先生は言う。
「ひとまず、その雰囲気だけでも堪能するために……八景島シーパラダイスが公開している夢番地を使って、その名も“はっけい島”を楽しんで記事にしてくれや!!!www」
って、そっちかーーーーい!!!www
というわけで今回は、八景島シーパラダイスが展開する『あつ森』内の島、“はっけい島”にお邪魔してみましたよ^^;
スゲぇ島だなここ!!
こういった企業や施設、自治体などが『あつ森』の夢番地機能を使い、一般ユーザーに島を公開して見てもらう……というプロモーション、本当に増えたよなー。
それだけ多くの人がこのゲームをプレイし、その事象への訴求効果が見込めるということでプロモ活動に活かしているんだろうけど、いやはや、これほど一般的になるとは夢にも思っていなかったわ(夢番地だけに)。
というわけで、久しぶりにゆめみさんにご登場いただき、“はっけい島”の夢番地を入力する。
▲これが、はっけい島の夢番地です!
すると……!
おおおおお!!!w はっけい島、ホントにあったぁぁあああ!!!w(そりゃあるだろ)
そのまま眠りに落ち、「はっ!!!」と気づいたときには……!!
!!!!! ここがはっけい島か!!!
夢番地、ホントにひさびさに使ったけど、じつに手ごろでやりやすいなー。なんか、クセになりそうw 冒頭で書いた“スゴいプレイヤーの夢番地訪問”、マジでやろうかしらww
なんて妄想にひたりながら、テクテクと歩いていくとだな……!!
そこには……まさに……!!!
八景島シーパラダイスが広がっていたぞぉぉぉおおおお!!!www
え、え!?ww ここ、スゴくね!!?? めちゃくちゃがんばって八景島シーパラダイスを『あつ森』で再現しているんですけど!!
たとえば、『あつ森』とコラボしている水族館ひとつ取っても、
うお!! マイデザインを巧みに使いこなして、床も、パネルも、天板も、見事なまでに水族館仕様にしているよ!!!
しかも!!
サカナを1匹1匹キチンと並べて、非常にソレっぽい展示にしてる!!
な、なるほど……! こんなレイアウト方法があるんだな……!!
さらに、イルカの自然な姿が観察できる、八景島シーパラダイスの目玉施設のひとつ“ドルフィンファンタジー”も……!
うは!!! 顔出し看板を活用して、めちゃくちゃステキなデザインになってる!!ww そして、他の施設も同様なんだけど、看板にしっかりと“Dolfhin Fantasy”って明記されているのが芸が細かくていいww いっさい手抜きなく作り込まれているよwww
こんな感じで、釣り堀やらアトラクション、お土産コーナーまで再現しちゃっているんだけど、今回お見せするのはここまで。
なぜなら、ここからは……!
実際に現地取材した“リアル”な“はっけい島 海の生きもの ふれあい展”の模様とともにお伝えしたいからです!!w
詳しい現地リポートも書こうと思っているので、ここではそのこぼれ話を中心におもしろおかしく綴れたらなと。お楽しみに!
1年前の今日は?
せっかく丸1年、1日たりとも欠かさずにプレイしているので新企画“1年前の今日は?”と題して、“昨年の今日のスクショ”を1枚掲載していこうと思います!
ちょうど1年前、2020年7月19日の様子は↓こちらです。
「夜になるとギラギラした目のあぶないヤツが島をウロついている」なんて物騒な話、あったんだなぁww
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html
※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
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