待て待て、待て〜い!
まていトモヤス!!!!!!!
キクチ師範代であ〜る!!!!
師走ってぐらいだから、師範も走るぐらい忙しいワケで、師範代クラスじゃ、もう爆走するしかないんだよ!!!
高校で生徒会副会長やってた頃のファイターも爆走しまくってたらしいからな!!!
そんなわけで、まずは前回のおさらいだ!!!
二代目ミニ四ファイターをキクチ師範代が直撃!!! 【第3回】
…まあ、ミニ四駆の話題ゼロだったんで、おさらいも何もないワケだがwww
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師範代:
「さてと。それで大学はどうしたの?」
ファイター:
「藤沢にある文教大学に行ったの。
ホントは、日大に行きたかったんだけどね、今話題の(笑)日芸に入って、新聞とかマスコミ系に行きたかったの」
師範代:
「おれはアサ芸(アサヒ芸能)ひとすじだけどな!!!」
ファイター:
「そしたら、文教大学の合格発表と日大の入試が重なっちゃって。今思い返しても何考えてたのかまったくワカンナイんだけど、どうしても文教大学の合格発表を見に行きたくなっちゃったんだよ!!!」
師範代:
「えー!!!」
ファイター:
「で、合格してて、ヤッターとなって…」
師範代:
「行くことにしたんだ?」
ファイター:
「そう(笑)」
師範代:
「そういえば、おれも東京外語大に行きたかったんだけど落ちて(世界史の小論文が、当時のおれにはちんぷんかんぷんすぎて白紙で出してしまったw)浪人する気満々だったんだけど、大阪外語大(世界史がないw)の合格発表を見に行ったら俄然テンションが上がっちゃって、そのままのスルっと入学した経緯があるヨ。
たしかに『合格発表の現場』は、不思議な磁力があるね」
ファイター:
「…で、大学3年になって、バイトするわけですよ、タミヤさんで!!!」
師範代:
「おー、ついにキタキタ!!!!!
…でも、湘南と静岡じゃ、チョット遠くない?」
ファイター:
「実はね、就職活動の一環という側面もあったんだよ。
…というのは、ちょうどその頃に父親が体調を崩してね。母から『就職は静岡に戻ってくれないか』って言われてたの。
それじゃあってんで、子どもの頃お世話になったタミヤに会社見学のつもりで、何かバイトないか聞いてみたら、工場の箱詰め作業の仕事があるっていうから、そこでひと夏、働くことにしたの」
師範代:
「ほほう。インターン的な!!!」
ファイター:
「そしたら、ある日電話がかかってきて。
『キミは工場でバイトする予定の杉山くんだよね?』
『はい、そうですけど』
『タミヤの××××という者なんだけど』つって。
まあメカマン(メカニックマン)だったんだけどね、
『キミは…ひと夏、イベントに出てもいいかね?』と。
『え、どういうことですか!!!?』
『工場のバイトだと、毎日家から通ってもらうことになっちゃうんだよね〜。だけど、イベントのバイトなら、全国ツアーだから、ずっとひと夏、出かけっぱなしで、ホテル暮らしができちゃうんだよ!!!』とキタわけ」
師範代:
「どこでもバイトは家から通うのが一般的なのに、
通うことを、さも『デメリット』であるかのように話す
メカマンの説得テクがスゲエな(笑)!!!」
ファイター:
「…で、オレは『楽しそうだから、行きたいです!!!』
もう即答(笑)。そこからミニ四駆のジャパンカップに行くことになったの」
師範代:
「だけど、何でメカマンは、杉山青年をドラフト1位でスカウトしてきたんだろうな?」
ファイター:
「そこがまたターニングポイントなのよ!!! 裏話ね。
夏前に催事部(タミヤのイベント担当部門)の社員の方が体調を崩されて、ツアーのチームに穴があいちゃったのよ。
…で、どうしよう?ってなった時に、そういえば工場のほうにバイトで入るヤツがいるよ、となって、オレのとこにハナシが来たの。そこなのよ!!!
もしその先輩が体調を崩さなかったら、今のオレはないの!!!!!」
師範代:
「へえ〜!!!」
ファイター:
「おれは工場でバイトして、もしかしたらタミヤに就職もしなかったかもしれない(笑)!!!」
師範代:
「しっかし、まさにクロスロードだな!!!」
ファイター:
「そんで、ひと夏ジャパンカップを回ったら、もう、すんげえ楽しくて!!! なんだコレは!!! と」
師範代:
「水を得ちゃったワケだ!!!」
ファイター:
「そう!!!!!!!
何だイベントって、何だミニ四駆って!!!
すっげえいっぱい子供が来て、メチャメチャ満足そうに帰っていって」
師範代:
「秋山徳蔵のトンカツだな!!!」
ファイター:
「朝から晩まで汗だくで、氷水かぶりながらシゴトして(笑)、こんなの許されるんだ、みたいな!!!
たまに感電とかしてね(笑)」
師範代:
「なに感電って!!!!?」
ファイター:
「広島で感電したした!!!
雨降っててね。オレ、スターターやってたから、スタートシグナルのボタンをカチってやったら、濡れてるもんだからビリっときて!!!
バーンっつってね。そんで、チョット奥で休んどけ、なんつって(笑)」
師範代:
「奥で休んどけ(笑)
もしかしてそれ、ミニ四ドクターの診断(笑)?」
ファイター:
「おおらかないい時代だったよねえ(笑)」
【注】あくまで20年以上の話であって、現在の公式大会はレーサーはもとより、スタッフに対しても超安全に運営されています。
師範代:
「そうか! 最初はスターターやってたんだよなァ!!!」
ファイター:
「そうそう! スターターマンっていう名前をつけてもらって」
ファイター:
「それでアッという間に1年目が終わって。まあ、そのまま大学4年になるワケですよ。
そしたらね、あれは忘れもしないゴールデンウイークの終わり。
またメカマンから電話かかってきたんだよ」
師範代:
「また電話かかってきたのか(笑)!!!!」
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今回はココまで!!!
杉山青年…おっと、スターターマンの明日はどっちだ!!!!?
次回更新をおたのしミニ〜四駆!!!!!
※ミニ四駆の第2次ブームの立役者として、つねにレーサーの側に立って大活躍された元タミヤ模型のメカニックマンこと山本義秀さんが、今年4月お亡くなりになりました。ご冥福をお祈りいたします。メカマンとの約束を守って、おれたちはずっと走りつづけます。
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