【あつ森】『あつまれ どうぶつの森』プレイ日記 角満島開拓日誌 第366回 ありがとう! 『あつまれ どうぶつの森』1周年! そして……!

感謝の日記

 ファミ通時代からいままで、無数と言っていいほどたくさんの“ゲームプレイ日記”を綴ってきた。

 『モンスターハンター』シリーズの『逆鱗日和』や、『パズル&ドラゴンズ』の『熱血パズドラ部』、『DARK SOULS (ダークソウル)』や『ドラゴンズドグマ』のそれも、単行本にまでなったっけ。

 そんな先達(?)たちと比べても、ここで連載している『あつまれ どうぶつの森』のプレイ日記“角満島開拓日誌”は、なんというか……確固たる使命感をもって文字をしたためている気がする

 『あつ森』が発売されたのは、1年前の今日。2020年3月20日のことだ。

 これがもしも、2019年の出来事だったら、ぽかぽかの陽気に誘われるまま外に飛び出し、気の置けない仲間と集まって満開の桜を愛でていたタイミング。カバンにはもちろん『あつ森』が入ったNintendo Switchが忍ばせてあって、

 「そっちの島に行かせて!」

 「みんなで集まるか!!」

 なんてやり取りもアチコチで行われたんだと思う。

 でも、2020年の春から、世界の様相は一変してしまった。

 新型コロナウイルスが世界中に広がり始め、日本でも“ステイホーム”や“3密を避ける”など、感染拡大防止の動きが加速し始める。遊びに行くことはおろか、学校に行くことも出社することもままならないという、およそ人類が経験したことのない鬱屈した雰囲気が充満してしまったのだ。

 でも、そんなとき。

 多くの人に寄り添って、忘れかけていた自然な笑顔を取り戻すきっかけとなってくれたのが、ほかならぬ『あつ森』というゲームだった。

 小さな島を優しく包む、どこまでも平和で、限りなく牧歌的な独特な空気。

 邪気のないどうぶつたちと、気まぐれな訪問者たちとの他愛ないやり取りが、どれだけの人を癒してくれたことか。

 そして、リアルな世界では難しくなってしまった、ささやかなイベントやお祭り……。

 季節とともに移り行く島の景色は、抜け落ちてしまった丸1年もの時間を埋めてくれる格好の材料だった。

 「この、何気ない日常を過ごすゲームの一部を切り取って、毎日毎日貼り付けていきたいな」

 連載の1回目を書いたとき、俺は心からそう思った。過去に書いてきたあまたのプレイ日記は、ただ好きだから綴ってきたものだけど、今回ばかりはちょっと違う。

 いちプレイヤーのプレイ風景でしかないものだけど、たくさんの『あつ森』ユーザーと想いを共有して、ちょっとでも笑ってもらえたらいいなぁ……。

 そういう意味で、この連載を“毎日”更新することは使命だと思ったのだ。

 日によっては、ホンッッッとに何も起こらないゲームだけど(笑)、それすらもネタのひとつとしてしっかりと受け止め、

 「今日は何もありませんでした!!www つまり、平和だったってことだな!!w

 そんなことが書ける日記にしよう。

 何もないことはすばらしい……ってことを、みんなが痛感した日々だったしね。

 ……ってことで長くなったけど、角満島開拓日誌、発売日から『あつ森』に寄り添い続けて、1日も休むことなく連載を続けることができましたーーーー!!!

 「病気やケガをしたらどうしよう……」

 とか、

 「年末年始を乗り切れるかなぁ……」

 なんて懸念材料はたくさんあったけど、駆け抜けてみたら……なんちゅーこともなかったな!!w いやもちろん、すべての記事編集と成形をしてくれた同僚のたっちー先生には頭が上がらないし、毎日欠かさず読みにきてくれた読者の皆様には感謝しかないんだけど、

 「がんばれば、なんとかなるんだな!!」

 ってことがよくわかった1年でした!!w

 さて、明日から“2年目”もしくは“2周目”が始まりますw

 はたしてこのままのペースで書き続けられるのか、書き手の本人にもまったくわからないんですけど、今後も『あつ森』はアップデートでいろんな要素が追加されるだろうし、1年目ではあまり追えなかった出来事やイベントも多々あるので、しばらくこのままの速度で走っていこうと思います。

 1年間、本当にありがとうございました。

 そして2年目も、どうぞよろしくお願いいたします!!