長く続けられる理由
『あつ森』が発売されてからすでに300日以上が経過し、その間、1日も休むことなくログインして日記を書き続けている……と、口が酸っぱくなるほど主張している俺ですがね。
“いっしょに遊ぶ仲間がいる”という強力な調味料があるMMORPGや対戦ゲームだったらともかく、ほぼスタンドアロンで、チクチクと遊び続けるゲーム性なのにこれほどプレイのモチベーションが高いゲームって……ちょっと『あつ森』以外に思いつかない。いやはや、とんでもないゲームに出会ってしまったものだわ。
ついつい毎日遊んでしまう最大の要因は、なんと言ってもいっしょに暮らすどうぶつたちとのコミュニケーションが楽しいから。
このように、声を掛けられることもあれば……。
ウィットに富んだ住人の反応に、思わずクスリとさせられてしまうことも少なくない。この、まるで虫ケラでも見るようなちゃちゃまるの顔、最高すぎかよwww
また、
季節のイベントや、
稀に見られる希少な風景も目に楽しく、毎朝布団で目覚めるたびに、
「ウチの島、今日はどんな世界が広がっているんだろー!」
なんて考えながら目を開けたりする。
季節の移ろいと、時間の儚さ--。
そんな、形のないものを見事にゲームの中で表現している『あつ森』に、我々ゲーム好きが魅せられないわけがないのである。
マイル集めに本腰を!
……って、なんだか最終回みたいな書き出しになっているけど、決してそんなつもりはないからな(苦笑)。
この、1日たりとも同じ日は存在しない……という、リアル世界の縮図的なルナステラ島での生活において、じつはもうひとつ、プレイをする上でのモチベーションになっている事象が存在するのだ。
じつは昨年の秋ごろにも同じような記事を書いた記憶があるんだけど、そのときは、
「昆虫図鑑と魚図鑑を埋めたい!!」
ってことが主たる目的で、今回書く事象についてはナァナァで終えてしまったような気がする。
そう、今日から俺が本格的に挑み、記事で綴っていきたいこととはズバリ、
“マイルの獲得”
についてだ。
昨今のゲームはたいがい、RPGだろうがアドベンチャーだろうがシューターだろうがパズルだろうが、ゲーム中に設定されたマイルストーンをクリアーするたびに何らかの報酬がもらえるヨロコビの機能が搭載されている。
ホラ、ゲームによって“実績”と呼ばれたり“王冠”と呼ばれたり“達成報酬”と呼ばれたりするアレ、見たことあるでしょう? 我らが『あつ森』では“マイル”とされていて、達成するごとにゲーム内通貨の役割を果たすマイルがプレゼントされるようになっているのである。
リアル世界でも、航空券のマイル集めにやたらと詳しい“マイルマニア”がいて、極めれば極めるほど奥が深い底なし沼のようなシステムだ……と聞いたことがある。じつは『あつ森』のマイルも、種類、集め方が多岐に富んだディープな領域で、
「『あつ森』のマイル集め、いよいよ本腰を入れるかな!」
と思った瞬間、人はカオスな深淵に叩き落されて、もがき苦しむことになることを先に伝えておきたい。
……そう、『あつ森』のマイル集めは生半可なものではないのだ。
たとえば先日、ジャスティン主催の釣り大会が開催されて、
年間を通して大会に参加したことを祝してマイルをもらえたけど、
これも、2020年4月11日、7月11日、10月10日、そして2021年1月9日にキチンとログインし、大会に出場してポイントをゲットする……という作業をきっちりこなさないと得られなかったものだ。
このようにマイルは、ゲームを継続する根気といくばくかの運、そして……モノによってはコツとカンとテクニックが必要な、のんびりほのぼのライフがウリの『あつ森』とは思えない、ガチな要素をはらんでいるのであるよ!!www
次回より、本格的に“ルナステラ島のマイル集め”を始めたいと思う。はたして……すべてのマイルをコンプリートすることはできるのか!?w
続く!
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html
※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
© 2020 Nintendo
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