あと1回で連載300回!!
2020年3月20日に『あつまれ どうぶつの森』が発売されて以来、1日たりとも休むことなく299日間も連続で遊んでいるわけだが、その間、我がルナステラ島は、リアル世界のそれと何ら遜色がない“美しい自然の風景”を俺に見せ続けてくれている。
前回、“初めて見たオーロラ”について言及するはずが、記事が長くなりすぎて寸止めで終わらせてしまっているんだけど、
それは返って、これまでの『あつ森』の風景の移り変わりを振り返る貴重な機会になったような気がする。
次回は連載300回の区切りだし、今回はその“前夜祭”ってことで、299日間のプレイで見た“ルナステラ島の美しい自然”についてまとめてみた。
天体ショー!
と言っても、桜や紅葉はさんざん記事にしてきたので、今回は“気象”にまつわる風景を厳選してお届けしようと思う。
まずは、わかりやすいところで“雨”。
最近は冬場だからかなかなか雨が降らず、空気が乾燥して仕方がないのでぼちぼちひと雨来てほしいのう。……なんて書いているとリアル世界のことなのか『あつ森』世界のことなのかよくわからなくなってくるが(苦笑)、まあ……両方だ!w
ちなみに、雨が降るとシーラカンスが釣れるのは『どうぶつの森』シリーズの伝統行事。
俺の知る限り、気象条件に縛られて出現する魚はシーラカンスくらいなんだけど、もっと厳しい条件じゃないと現れない生き物がいてもいいなぁ……と前々から思ってる。
たとえば、俺の田舎の群馬では“スッポンに噛まれたらカミナリが鳴るまで離してくれない”という民間伝承があるので、“スッポンはカミナリが轟く嵐の日じゃないと釣れない”とかねw そういうレア要素、もっと欲しいなあw
……こんなペースで書いていると、気付いたときには連載310回くらいになっていそうなので、ここからはチャチャっといくわ^^;
頻繁に見かける“お手軽な美しい風景”と言えば、↓この“夕焼け”だなー!
これ、いつも画面ギリギリの切ないところに太陽が沈んでいくんだけど、もうちょっと右側……しっかりと丸ごと映るところでサンセットしてくれないかな(苦笑)。
また、ちょっとレア度が高い気象現象に“濃霧”がある。
「あ……。今日、若干ガスってるな」
と微かに感じる霧は↓こんな。
こいつがバリバリの濃霧(ヘンな表現だなw)になると……↓このようになります!!
うっは!!!www 完全に霧の摩周湖やん!!!www
約300日遊んでいて、ここまで濃い霧が立ち込めたのは……2回かな。滅多に見られない幻想的な風景だったので、スクショを100枚くらい撮った思い出があるw
霧と言えば15年くらい前、仲間といっしょに秩父の山奥にツーリングに行ったときがヤバかった。
4人でバイクを連ねて走っていたんだけど、10メートルほど前を走っている友人の姿が1ミリたりとも見えない濃霧に包まれてしまい、あまりにも危なすぎてドライブインに緊急避難したんだよね……。冗談抜きで牛乳の中を走っている感覚で、あれほどの濃い霧は……おそらく俺の生涯で二度と目にすることはないと思われる。
また最近では……やっぱり“雪景色”ですなー!
降り始めこそ、↓こんなどんよりとした、世界の終わりみたいな風景だけど、
一夜明ければ……!!
一面の銀世界!!
当然ながら、真冬にだけ見ることができるシーズン限定の風景なので、いまのうちに目に焼き付けておきたいと思ったね。
そして、“限定”といえばやっぱり……!
流れ星による天体ショー!!w
ふだんのお月見も風情が合って好きなんだけど、
(このスクショ、お気にだったりするw)
たまにやってくる“流星群”はやっぱりテンションが上がる。
これも、滅多にお目に掛かれないからこそのありがたみで、毎日毎日ヒュンヒュンヒュンヒュンと星が落ちたら、これほどのヨロコビにはならないんだろうと思うわw
で……!
いよいよメインディッシュの“オーロラ”である。
じつは同僚のたっちー先生から、
「オーロラ、見た!? わしはまだ見てないんだけど、母親の島にオーロラが出たらしく、朝から自慢されてツラいんだが!!w」
と言ってきて、「なるほど!! 空にオーロラが出ることがあるのか!!」と知った次第。でも、話を聞いてからもルナステラ島の空は晴れ渡るばかりで、それっぽい現象はまったく起こらずにいたのである。
そんな……1月2日の夜のこと。
何気なく道行くももこに話し掛けたところ……!!
えッ!!!! おおお、オーロラって……もしかして、いま出てんの!!!??
「え!! ええッ!!?」
大慌てで空を仰ぎ見たらだな……!!
「うおおおおおおぉぉぉ……!!」
言葉を失うとは、まさにあのような状況のことを言うのだろう。あまりに幻想的な美しさに俺の語尾は消え、光の帯が煌めく夜空に吸い込まれていった。
ルナステラ島のオーロラ、なんて美しいんだろう……。
せっかくなので、海上からも見てみよう。
久しぶりにウェットスーツに着替えて海にくり出し、その景色を堪能する。そして、
「ついでに……海産物でも獲っておくかw」
そう思い立って、テキトーに貝やらカニやらを捕獲していたらだな……。
ざばっ!!www
「あwww」
ラコスケさん……まだこの島の近海にいたんだねwww なんか妙に懐かしくて、旧友に会った気分になったわwww
オーロラと幼馴染との再会を楽しみつつ……次回いよいよ、連載300回に到達!!!
続く!!
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html
※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
© 2020 Nintendo
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