イメージ通りのマシンにしたくて図面まで描いちゃいました!!!
こちらが武井先生が最初に描いたデザイン案、バーニングゴッドサンのスケッチだ!! この時点ではなんと、バットモービルをイメージしていたそう!!完成したマシンのデザインとは違うけど、フロントノーズのシャープなイメージも、この時からあったアイディア。後部のウイングも横へ広がるように描かれていて、こちらも完成したマシンのデザインとは少し違っているね。
それでは、今回は武井先生からどんな秘密のエピソードが聞けるのか!? さっそく質問してみよう!!
武井先生、バーニングゴッドサンのデザインには、どんな工夫があったんですか?
「はじめはバットモービルをイメージしたんだよね。なぜかというと、この逆三角形のフォルムはバットモービルよりはるか先を徳田先生が行っていた。だから、それを証明してやろうと思ったんだけど、これはあくまで、バーニングサン。何より先に、バーニングサンとしての進化を見せなきゃならなかった。それが特徴的なフロントノーズになったんだよね。
いつの間にかレーシングカーみたいになっちゃったけど、これはこれで新しいマシンが生まれたとは思う。バーニングサンとしては今思えばちょっとあれだけどね。
それから、前回ライズエンペラーのデザインで話したんだけど、思い描いていたデザインのイメージがタミヤさんにうまく伝わらなくて、立体化してくれたデザイン、つまり最初のクレイモデルが出来上がってみると思っていたマシンと全然違ったんです。そういうことがあったんで、これはもう具体的に、こうしたいという図面をちゃんと出さなきゃダメだなと思って、それでバーニングゴッドサンの図面を描くことにしたんです」
えええええーっ!!! デザインイラストだけじゃなくて、こんどは図面ですかーっ!!!
「ただ、こうやって図面を描いてしまうと、これが正解だってなっちゃうから、それはそれで責任はけっこう重くてね」
なるほど。デザイン画と図面では、その責任が違ってくるんですね。ところで、完成したマシンの出来映えはどうでしたか? イメージ通りのマシンになったんですか?
「出来上がってきて最初にマシンを見た瞬間は、ここ違うなあとかあるんだけど、時間が経つとやっぱりあれが正解だねって見方が変わってくるんです。さすがタミヤの設計だ!ってね。バーニングゴッドサンについては、造形はもうあれで大満足していますよ!!」
武井先生も大満足のバーニングゴッドサン。こうしてタンクローの新しいマシンが出来上がったんだね!!
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