ワカサギの思い出
2020年3月20日に『あつ森』のプレイを開始してから、はや267日。いよいよ……魚図鑑のコンプリートが目の前に迫ってきた!!
関連記事 | |
【あつ森】『あつまれ どうぶつの森』プレイ日記 角満島開拓日誌 第266回 図鑑が埋まった日(1) |
残すは……海で釣れるカジキとデメニギス、そして(ホントにいるか確認したわけじゃないけど)冬の風物詩である淡水魚のワカサギだ。これらを制覇することで、ついに『あつ森』を続けるうえでの大目標のひとつを達成することができちゃうのである!!
というわけでさっそく、川で釣り糸を垂れてみる。
ワカサギは、氷に穴を開けての穴釣りが有名だけど、じつは陸っぱり(ふつうに岸で釣る方法)でもボートの上からでも、とにかく氷が張ってようが張ってなかろうが関係なくシーズンになれば釣ることができる。穴釣りは、「いかにも冬!」な感じで映像映えするのでニュースで取り上げられることが多く、そのために、
「ワカサギは氷の上から釣る魚」
というイメージが定着しているけど、そんなことはまったくないのだ。
俺の実兄が頭に“バカ”がつくほどの釣りバカで(ヒドいな)、春は渓流魚、夏はアユ、秋はなんでも冬はワカサギ……って感じに魚を釣りまくっている。おかげで実家の冷蔵庫にはつねに、アユやワカサギが数百匹単位で冷凍保存されているんだけど、たまに帰ると、
「おいヒデ(俺のことね)、ワカサギ食ってけよ。もう冷凍庫に入りきらねんだわ」
と言って、3キロくらいの量を天ぷらにしてくれたりする。これがまあすこぶるうまく、個人的な淡水魚おいしさランキングではカジカと並んで堂々の同率1位に輝くほどだ。なので、俺はワカサギにはかなりうるさいのである。
さて、そんな大好物を狙っての1投目。
なんと……掛ったのは……w
「あ、あれ?w」
予期すらできなかった、この反応……w しかも……手に持つ魚の形は……まぎれもなく!!!
思わず、俺の口から咆哮がほとばしる。
「ててて、天ぷらキタぁぁあああああ!!!!><」
そっちじゃねえだろ。
釣れた魚は、予想通り……!
ハイ!!w ワカサギでした!!! やっぱり冬限定で登場する魚といったら、キャッチーなワカサギになるよねーーー!!!w
そしてこの釣果により、
魚図鑑の淡水魚コーナーが、パンパンに埋まりました!! 隙間がないって、ホントに気持ちいいね!!w
そして残すは……!!
海水魚のこの2枠!!! こいつらも……勢いに乗って、制覇しちまおうか!!!
桟橋フィッシング再び
「俺の気持ちが冷めぬうちに、因縁のアイツも釣り上げてくれよう!!!」
俺はフータへの寄贈も後回しにして、そのまま桟橋へと走っていった。
もちろん、狙うはカジキ。
かつてこの場所で何十匹という魚を釣ってきたが、いまだ一角獣のようなその巨魚に遭遇した経験がない。けっきょく、あまりにも釣れないものだから途中でイヤになって、
「もういいわカジキなんて。釣れなかったところで、俺の人生に影響があるわけじゃないし……」
悔し紛れにそんなことをほざいて、竿を畳むことをくり返してきたのである。
でも……今日こそは!!
なんとなく釣れるような気がしたのは、ワカサギに背中を押されていたからかもしれない。そうじゃないかもしれない。
そんな……1投目(またか)。
魚影は……そこそこ大きかったと思う。
でも、そうやって無数のスズキを釣り上げてきたのが、この桟橋フィッシングの覆しようのない歴史である。
なので今回も魚体が見える前から、
「ハイハイ。知ってる知ってる。スズキさんだろ」
そう吐き捨てて竿を上げたんだけど……!
ななな、なんと……!!!w
「え……!!!www」
このスズキ……ずいぶんと鼻が長いなオイ。しかも、身体が青くてマグロみたいだし、水を切り裂きそうな背ビレもかっこいい……って!!!!!! こここ、コレはもしや!!!!w
もう、轟くしかなかったね。
「かかかか蚊カ、カジキが釣れたぁぁああああ!!!!(驚愕)」
そうなのです!!!w
なんとワカサギを釣ったつぎのキャスティングで、こちらも未確保だったカジキを釣ってしまいましたああああ!!!ww な、なんで今宵に限って奇跡のような釣果が!?w こんなことってあるんだなーーー!!><
そして……魚図鑑は……!!
うおおおおお!!! ついにラスト1枠を残すのみに!!!w ここが埋まれば……いよいよ図鑑コンプ達成じゃああああ!!!
ちなみに。
「もう一気に、デメニギスも釣っちゃおう!!!w」
ってことで投げた、この日の3投目は……w
……って、簡単に釣れるじゃねえかカジキ!!!ww いままで手こずっていたのはなんだったんだ!!!w
さて、この運はどこまで続く……?
次回、ついに釣り編完結!!!
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html
※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
© 2020 Nintendo
『あつまれ どうぶつの森』プレイ日記 角満島開拓日誌のバックナンバーは次のページへ!!