【パズドラ】『大塚角満のモンスター美術館』第90回 じつは一人じゃない!?「三蔵法師」!!!!

第90回 「三蔵法師」

公認プレイヤーの大塚角満が、モンスターの思い出やイラストの秘密を語りまくる!
今回は新ストーリーダンジョンの主役(!?)の「三蔵法師」を大紹介!!
 

▲邪心の龍僧・三蔵法師

11月16日より始まった新たなストーリーダンジョン“四獣の神 ハク編”が大きな話題となっている。
 
もともと人気の高い四獣の神(いわゆる“四神”)がフィーチャーされたストーリーで、第1弾のハク編ではとくにハクとメイメイが活躍するストーリーとなっている。
ネット上では、ハクとメイメイのあまりのかわいさに悶絶する人が続出で(マジ)、早くも、
 
「続きプリーーーズ!!!><」
 
「もっとストーリーダンジョンをくれ!!!><」
 
というシュプレヒコールが上がっているという(若干大袈裟)。
 
そんな“四獣の神 ハク編”で、再評価されているのが古参のダンジョンモンスター“三蔵法師”だ。
 
詳しくはストーリーダンジョンで確かめてほしいのだが、彼の登場により物語は動き出し、大きなうねりとなって四神を飲み込んでいくんだけど……激動のカギを握る人物として、三蔵法師は大いに活躍しているのである。
 
この三蔵法師、非常に表情豊かにハクやメイメイと会話を交わしていくのだが、じつにさわやかなイケメンで、やはりネット上では、
 
「三蔵法師がかわいくてキュンキュンしてるw」
 
なんていう女性プレイヤーの書き込みも少なくない。
とにかく、今回のストーリーダンジョンはすべての登場人物が人間臭く、そしてステキに描かれているのです。
 
そんな三蔵法師、じつは個人名ではなく“尊称”であることはあまり知られていない。
 
三蔵法師とは仏教における“三蔵”(経蔵、律蔵、論蔵)に精通した僧侶のことで、日本でも有名な『西遊記』に登場する三蔵法師(玄奘三蔵)も“数いる三蔵法師の中のひとり”なのである。
 
なので歴史においては日本でも、ひとりだけ三蔵の称号を与えられた僧侶がいるという(大昔だけど)。
 

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

 

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