By まつがん
~前回までのあらすじ~
5色に光るデッドマン……これこそ5文明の力を悪用して《極真龍魂 オール・オーバー・ザ・ワールド》を生み出した《龍覇 ザ=デッドマン》に違いない……(※違います)。
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十王篇も第3弾までが発売し、折り返しを過ぎて後半戦に突入した。
ムゲンクライムやビビッドロー、オシオキムーンにアバレチェーンといった新しい能力も登場し、10のチームや王国はいよいよ群雄割拠の様相を呈してきている。
では、そこにおいてチーム・王国間の優劣を決めるものとは何か。
能力の強さか?キングマスターのカードパワーか?はたまた環境デッキに採用された枚数か?
否。私の意見ではそれは、各チーム・王国に所属するプレイヤーの盛り上がりだ。
なぜなら、より多くのプレイヤーの心を動かし、デュエル・マスターズの楽しさを広く伝えてこそ、真に魅力的なチーム・王国と言えるだろうからだ。
だから、「我こそはチーム〇〇 (あるいは××王国)!」と心に決めたものがあるならば。
存分にデッキを作り、SNSでシェアをし、そのチーム・王国の盛り上がりを示して欲しい。
それでは紹介しよう。こちらが10月24日(土) に発売予定の「四強集結→最強直結パック」に収録される新カード、《傾奇黙劇 アルレキヰノ》だ!
9コストまでの呪文踏み倒しだと……?
デュエマにおいて呪文の踏み倒しが (相手が台パンするなどして) ともすれば卓上の犯罪にもつながりかねない危険な行為 (?) であることは論を俟たない。
それは《ラッキー・ダーツ》や《ホーガン・ブラスター》といった、運任せとはいえ早期の呪文踏み倒しを実現しうるカードたちが軒並み殿堂入りしているという事実からも明らかであろう。
《傾奇黙劇 アルレキヰノ》の能力はしかし、そんな危うい領域に足を踏み入れているというのだ。
さらに9コストといえば、同じマナコストの《龍素記号Sr スペルサイクリカ》でも唱えられず、《唸る鉄腕 ギリガザミ》のSSTでようやく唱えられるという範囲。もはや唱えられない呪文の方が少ないことは言うまでもなく、その制限は実質ないのも同然だろう。
加えて美孔麗王国が持つ固有の能力である「ビビッドロー」で早期に着地させることができるともなれば、呪文踏み倒しは攻撃時限定とはいえども、かなりの可能性を秘めた1枚であることは間違いないと言えそうだ。
さてそれでは、早速この《傾奇黙劇 アルレキヰノ》を使ってデッキを作っていくことにするとしよう。
次回に続く!
ライター:まつがん
フリーライター。クソデッキビルダー。
論理的な発想でカード同士にシナジーを見出すのだが、途中で飛躍して明後日の方向に行くことを得意とする。
オリジナルデッキでメタゲームに風穴を開けるべく日夜チャレンジを続けている(が、上記のような理由で大体失敗する)。
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