忍び寄る秋の気配
今日は短くまとめる。いや、今後はなるべく簡潔な日記にしていきたいと考えている。
ある、秋の日のこと。
前回の日記で「仕事をまったくしていない」と糾弾したしずえだったが、9月早々に、
「私、仕事できる人ですから^^」
とアピールするためか、つぎのように主張していたことを思い出した。
なるほど……!
季節の変わり目では恒例となった、“シーズン限定レシピ”のご紹介ですか!!
まだまだ残暑がヒデェ日が続いているが、暦の上ではとっくに9月……。そう、“秋”が来ているはずなのだ。
俺がまだ子どものころは、9月になったとたんに数度は温度が下がった風が吹き抜けるようになって、パキッと季節が変わったことを感じさせてくれた。そのころと比べると、いまは明らかに1ヵ月以上は夏が延長戦を展開していて、ついつい、
「いい加減にしろ夏!! もう出番は終わったんだよ!!!」
と突っ込みたくなる。
でも現実はそんな感じになっちゃったけど、こと『あつ森』世界に関してはしっかりと季節の風が吹いている。たとえば、ふだん何気なく見ていた地面(草のところね)についても、
以前と比べて明らかに、色づいてきている気がしませんか? これだけ見るとわからないかもしれないけど、比較すればホラ、↓こんな感じ。
●8月までの地面
●9月からの地面
8月までは見事なグリーンベルトだったものが、徐々に枯れ始めているのか色が黄緑になっているのがわかるはずだ。そしてよく見りゃ広葉樹も……すこし色が変化してきている??
……気のせい?? 思い込み?? プラシーボ効果??
俺の目には、木1本1本が違う色に染まりつつあるように映っているんだけど……その答えは、もう少し秋が深まってきたら出るのかもしれないな。
あ、ちなみにロード画面の右下に映る島も、
大地が茶色になった気がするんだけど……前からこうだったっけ?w
どんぐりの思い出
というわけで、せっかく秋の気配が漂ってきたんだから、ちょっとそれに乗っかってみようと思う。
冒頭でしずえが教えてくれたレシピは↓これでありました。
おおおおおお!! これはいかにも風情のカタマリ!!w 秋真っ盛りで趣のある、いとおかしな置物ではないですか!!ww
子どものころ、こういうのよく作ったよねえ~^^
何度か書いてきたが、俺は群馬の片隅にある下仁田町出身で、1歩家を出たらそこは山のド真ん中……ってくらい超が付く田舎で育った。なので、まつぼっくりだろうがどんぐりだろうがクルミだろうがクリだろうが、とにかくあらゆる木の実が採り放題で、秋になるとトリと競い合ってこの手の実を取りまくっていたのである。
「そういえば……」
と思い出したのが、俺が小学校4年生の秋のこと。
その日も大量のどんぐりを拾ってきたものの、食べられるわけでもないし、エサとして与えるような動物もいなかったので、完全に持て余してしまった。でもそのとき、東京に住む従姉妹のお姉ちゃんが、
「ヒデ君(俺のことな)の家のまわりは、自然がいっぱいでうらやましい。何か田舎っぽいものが取れたら、私に送ってね」
と言っていたことを思い出した。
「そうだ! この大量のどんぐりをお姉ちゃんに送ってあげよう!!」
ってんで、どんぐりなんて東京にもいくらでも落ちている……なんてことはまったく頭になく、デカいビニール袋に大量のどんぐりを詰めて送ったことがあった。しかし、何日か寝かされていた木の実も多量に含んでいたため、底のほうでは時限爆弾のように仕込まれていた虫どもがウジャウジャウジャウジャ……と嬉しそうに孵化して……(((( ;゚Д゚)))
その後のことは、記憶が封印されたのかまったく覚えていない(苦笑)。
まあそれはいいや(よくないけど)。
そんなどんぐりとまつぼっくりを求めて、俺は家を飛び出したのである。
「今日中に拾いまくって、それぞれ100個ずつくらいストックしておこう。ほかにもレシピが出そうだしな^^」
そんなことをつぶやきながら。
しかし……!
以下、次回!
大塚角満の『あつ森』おもしろガイドも更新中
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html
※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
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