島クリエイターの使い道
これまで何度か、“島クリエイター”を使って“島そのものを整備する”という話を書いてきた。
【あつ森】『あつまれ どうぶつの森』プレイ日記 角満島開拓日誌 第51回 橋をケチれ! |
島クリエイターでできることはざっくりと、
・崖を崩す
・土を盛る
・川を広げる
・川を埋める
・池を作る
・滝を作る
・道を作る
こんなところかな? 島のレイアウト自体に手を入れることができる、ある意味究極の島開拓ツールと言えるのだ。
そして俺はこれまでに、川に中州を作ったり。
高台に池を掘って滝バッシャーン!!をやったり。
どちらかと言うと派手な公共事業に手を染めて、島の景観をぶち壊し……じゃなかった、基礎の部分をいじくることばかりやってきたのである。
でも、そんなある日。
盛んにテレビで流れる『あつ森』のCMを見ていたとき、いきなり雷に打たれたような衝撃を感じた。
そのCMでは、かわいらしいプレイヤーキャラがせっせときれいな道を整備していて(「その前に雑草抜けよ!」って感じの島だけどw)、それだけでガラリと島の印象が変わる様子を紹介していた。
もちろん俺も、島クリエイターで道が作れることは知っている。でも、
「道なんかなくても住人は自由に行き来しているし、大勢に影響はないよなwww」
と断じて、道路整備は優先順位の非常に低いところに置いていたのである。
しかし……!
CMで見る道が張り巡らされた島は、じつにキレイでかわいらしかった。
「もしや俺……すごくもったいないことをしていたのでは!!?」
と、バチっと目が覚めるほどに……。
やり始めると止まらない罠
その日から俺は、完全な“道路工事の人”となった。
そして、
「空港から各施設までつながる“幹線道路”を作ろう!」
という方針のもと、エッホエッホと道を敷き始めたのである。
でも……。
「さあ敷こういま敷こう!!」
と思ったところで、そうそう簡単に美しく整備できるはずもない。
というのも、これまでは道路のことなんて1ミクロンも考えたことがなかったので、ウチの島はいたるところに花が咲き乱れ、フルーツの木や金の成る木もそこら中に生えている。
「手付かずの自然の、なんて美しいことか……!」
そううそぶきながら島開発を行っていた名残なわけだが、まずはこれらをなんとかしないと、とてもじゃないけど道なんて敷けないぞ……。
そこで、まずは障害物の整理(苦笑)。
アスファルトを敷くときに古い部分を剥がしたりしている光景を見ることがあるけど、まさにあの感覚だ。
ある程度の片付けが済んだら……まずは、空港から出たところを噴水広場に。
地面を固め、いい感じに花やベンチ、道しるべなんかを配置すると……!
おお!! なんかそれっぽい広場ができた!!w
これに気を良くし、各施設までズリズリと道を伸ばしていく。
そして、エイブルシスターズなどのお店の前は、ちょっとオシャレな感じの工夫もw
うんうん……!! 道路整備って……メチャクチャ楽しいな!!!www
ぶっちゃけ、この日から3日間くらいはひたすら、道路と環境の整備にばかり時間を使っていたと思う(苦笑)。こういうのって、一度ハマっちゃうと止めどきがわからなくなるんだよなー!w
さらに凝り始めると、雰囲気に合ったアイテムも設置したくなるんだよね。
↓こんな感じでw
のどかな島に不釣り合いな、文明の匂い満載の自販機が愛おしいwww
この整備の結果、どうなったのかは……次回の更新で!
大塚角満の『あつ森』おもしろガイドも更新中
大塚角満(おおつか・かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。 |
『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html
※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
© 2020 Nintendo
『あつまれ どうぶつの森』プレイ日記 角満島開拓日誌バックナンバー | |