コロコロオンライン的プレイステーション4特集、最後を飾るのは、ひと目でその足跡がわかる“プレイステーション4年表”だ!
まずは、プレイステーション4が初お披露目された2013年と、ついに発売を迎えた2014年の歩みを振り返りたいと思う。
プレイステーション3の後継機として、さまざまな先進的機能を搭載して現れた次世代の家庭用ゲーム機は、どんな産声をあげたのだろうか?
プレイステーション4年表 2013年~
2月20日 “PlayStation Meeting 2013”で、初めてプレイステーション4が公式発表
2013年2月20日、ソニー・コンピュータエンタテインメントアメリカ(SCE)が、アメリカのニューヨークで“PlayStation Meeting 2013”というプレス向け発表会を開催。
そこで“2013年年末にプレイステーション4を発売する”とのアナウンスが行われた。発表の席でSCE代表取締役兼グループCEOのアンドリュー・ハウス氏(当時)は、「プレイステーションは、リビングルームだけではなく、ユーザーの皆様がどこにいてもお楽しみいただける“最高の遊び場”へと進化していく」と、プレイステーション4のビジョンを語った。
6月10日 E3で、プレイステーション4の価格、デザインが明らかに
毎年、アメリカで開催される世界最大級のゲーム見本市“E3(エレクトロニックエンターテインメントエキスポ)”において、プレイステーション4の本体デザインや欧米での価格、ソフトラインナップ等が発表された。
ちなみにこのとき明かされた価格は、北米が399ドル、ヨーロッパが399ユーロ、イギリスが349ポンド。E3は欧米向けの発表が主ということで、日本での展開は後日の発表となった。
9月9日 プレイステーション4の日本での展開が、SCEJA Press Conference 2013で公表される
2013年9月9日、ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア(SCEJA)は、“SCEJA Press Conference 2013”というプレス発表会を開催。
プレイステーションビジネスの今後の展開を発表する中で、プレイステーション4の日本での発売日や価格に言及した。発売日は、欧米よりも3ヵ月遅い2014年2月22日で、価格は41979円[税込]。
PlayStation Camera同梱のセット“PlayStation 4 with PlayStation Camera”も同時発売となり、こちらは46179円[税込]とされた。
なお、プレイステーションシリーズが海外で先行発売されるのは、長い歴史において初めてのこと。
9月19日 東京ゲームショウ2013で、プレイステーション4が初めての一般公開
日本のファンにプレイステーション4が初お披露目されたのは、東京ゲームショウ2013のSCEブースだった。
実際にゲームも遊べる試遊コーナーも設けられたため、会期中の4日間はSCEブースに立錐の余地もないほどゲームファンが詰めかけた。
11月15日 プレイステーション4、世界に先立ってアメリカ、カナダで発売開始
11月29日 北米に続き、ヨーロッパ、オーストラリア、ニュージーランド、南米地域で発売スタート