いたいた……あれ?
ユダイクスミヤマクワガタの繁殖を早々に切り上げ、
村のご神木に舞い戻った俺は、2月15日に配信されたばかりのダウンロードコンテンツ第5弾、パプアキンイロクワガタとロクロクビオトシブミのカラーバリエーション探しを始めた……と前回の記事で書いた。
捜索場所として村のご神木を選んだ理由は……ぶっちゃけ、「なんとなく」でしかないwww 去年の秋、ヘルクレスオオカブトやオウゴンオニクワガタといったムシのレア色探しで何ヵ月も張り付いていた木なので、愛着があったのかもしれん。それと、最後の谷の御神木に関しては、
「もっと機が熟してから行こう」
と心に決めていたので、なし崩し的に村のご神木に取り付くしかなかった……ってのもあるw 最初のご神木や謎のご神木という選択肢もあるにはあるが、初期過ぎてダウンロードコンテンツのムシはあまり出なさそうだしなーww
というわけで、村のご神木でのムシ探しだ。
パプアキンイロクワガタもロクロクビオトシブミも非常に特徴的なルックスをしているので、この木にいるのならば、すぐに目に入りそうなものだけど……!
「えーっと……」
その立派な幹に視線を向けた……その瞬間!! かすみ目著しい俺の双眸に……妙な物体が飛び込んできた!!
ろくろ~~~……んw
なんかもう……w
見るからにカブトでもクワガタでもない、異形の生き物が張り付いてるんですけど……w こんな姿をしたムシって、このゲームには1種類しか存在しないのでは……!!
アップにしてみると……!
…………。
この、さかさまにしたマラカスみたいなムシは……やっぱり!!!ww
いきなりいたぁぁあああ!!!www ロクロクビオトシブミ!!!www
……いやでも、図鑑で見たクレーン車みたいな首長の個体とはちょっと違う気も……。
とはいえ、記念すべき1匹目の野生ロクロクビなので、そのままバトルをして捕まえることにした。こっちから出すのは、
せっかく繁殖させたので、ユダイクスミヤマクワガタのRバッジ付きを出すか! ……ていうか、間違えて野生のヤツを出しちゃったので強さが大したことないんだけど^^;
それでも、バトルでは……!
ユダイクスミヤマクワガタ、51!!
ロクロクビオトシブミ、意外とショボい16!!ww
どうやらかなり戦力差があるようだ。よって、2本目も……!
ガン!!!
この一撃で、勝負アリ!!!
野生のロクロクビオトシブミ、見事にゲットしたぜえええ!!!ww
が、しかし。
このムシのデータをよく見ると、遺伝の欄に“なし”と書かれている。
……これは、どういうことなのだろうか? 他のムシはノーマル色でも“ツヤ”とか“緑”って色の名前が入っているのに。これじゃあまるで……メスみたいじゃーんwww
「おっかしいなあ。首の長さも中途半端だし、遺伝がナシになってるし……」
うーんうーん……と納得できぬまま、この原稿を書いていたんだけどさ。
ついいましがた、スクショの整理をしていて、
「あッッ!!!!」
と悲鳴に似た声を出しちまったよ。
も、もしかして……!(((( ;゚Д゚)))
このロクロクビオトシブミの首が短かったり、遺伝がナシになっていたのって……!!!
うわあああああああ!!! こいつ、オスじゃなくてメスだったぁぁああああ!!!!(((( ;゚Д゚)))
ホントに、いま気付きました……w((゚Д゚;))
続く……w
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『カブトクワガタ』公式ツイッター:
https://twitter.com/kabukuwa_info
(C)2023 小学館・うえむらひろし