何をやっているんだか
この原稿を書いているのは1月4日。お正月で止まっていた空気が動き始めて、ぼちぼち仕事始めを迎えている人も多いかと思う。
かく言う角満事務所に関しては年末も年始もほとんど関係なく、むしろ人々が休んでいるこのときにこそ、
「溜まっている作業を片付けるチャンス!!!」
とばかりに働きまくっていたわ……。
よくスタッフ(弊社、2名しかいないけどw)に、
「この事務所って、ホントにブラックだよね」
とチクリと言われるんだけど、古巣時代はこんなモンじゃなかったので、俺としては非常に働きやすくていい環境です(何の話だ)。
さて。
ここ1ヵ月くらい村のご神木でのレア遺伝子探しが続いていたので、そろそろ交配のターンに入ろうかなぁ……と考え始めていたんだけど、なんとなく、
まだ何かいるんじゃないかと予感して、シツコくサーチ&デストロイを続けてしまっているww
でも、上のスクショは見たところヘルクレスオオカブトの黒みたいで、そうだとすれば発見済みの色となる。そういったシルエットを見るたびに、
「やっぱり、ここまで来ると新たな色の発見は難しいかなぁ~~~……!」
こんなことを考えてしまうんだけど……!
つぎにサーチしたムシがだなぁ……!!
……お??
この特徴的な大アゴの形は……。本来、村のご神木にはいないクワガタのような気がする。だってコレって……アレだよね??
「まさか……!」
発見の予感に突き動かされながら、その詳細を確認すると……! なんとなんと!!
「うお!!!!」
思わず声が迸ったわ……w タランドゥスツヤクワガタって……! アクティオンゾウカブトといっしょに実装されたダウンロードコンテンツじゃん!!! そ、それの……Rバッジ付き!! (ちょっと地味だけど)レアな“はんつや(半艶)”が現れてくれたあああああ!!!www
「よっしゃよっしゃ!! またもやダウンロードコンテンツのレア色じゃ!!!」
もちろん、コレ幸いとバトルを選択。
しかし……!
ここのところ、非常に順調にダウンロードコンテンツのレア色を発見してきてしまったため、俺の脳裏に“ある疑念”が浮かんでしまった。それは……!
「あれ?? タランドゥスツヤクワガタの半艶って……もう捕獲済みなんじゃね???」
ってもの。べつにダブったところで問題はないんだけど、なるべく効率的な採集がしたいのも事実なので、俺はここで、
「バトル前に確認してみよう」
ってことで、対戦相手の選択画面でタランドゥスツヤクワガタをタップしてしまったのである。
す、すると……((゚Д゚;))
あろうことか……!!!((゚Д゚;))
「行け!! タランドゥスツヤクワガタ!!」
……って、タランドゥスツヤクワガタvs.タランドゥスツヤクワガタのバトルになっちゃったよぉぉおおお!!!ww おおお、俺、確認したかっただけなのに!!! 対戦相手は別のにしたかったのにぃ!!!>< なんで正月早々、同胞対決なんかをするハメになっちゃったんだよ!!!!(自業自得)
タランドゥスツヤクワガタとタランドゥスツヤクワガタの対決なので、当然のことながら……w
「性格あいこ。元気はかわらない(シラケ)」(つよし)
つよしに、めっちゃ冷めた言い方されたんですけど……((゚Д゚;)) ヘタな選択してスミマセンでしたね!!!!(怒)
世紀の泥仕合は、まだ始まったばかりだ……w
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『カブトクワガタ』公式ツイッター:
https://twitter.com/kabukuwa_info
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