え、こんなのある?w
前回続きとして、つぎに繁殖を始めるレアリティー“R”のバッジ付きムシを選定し、再び「ゆっさゆっさwwww」の日々が始める……予定であった。
しかし、ここんとこずっと交配ばかりしていたので、たまには息抜きも兼ねて別なことをしたいと思い、気まぐれを起こして↓ここにやってきました。
そう、山奥の村。毎回毎回主人公が、
「すごい山奥だ」
とシツコクつぶやく山奥の村である。
じつは、交配のターンに入る直前まで俺はここに入り浸り、村のご神木でゲットできるムシをすべてコンプリートしようと毎日毎日昆虫採集に精を出していたのである。
しかし、道半ばのところで『カブトクワガタ』がアップデートされたり、ダウンロードコンテンツが配信されたりといろいろなことが起こったので、その作業は休止になっていたのだ。
よって、まだこの木は制覇されていない。具体的には、
↑こちらの6種のカブト&クワガタが採集できるんだけど、3種の遺伝子をコンプリートできたのは、
・アトラスオオカブト
・オウゴンオニクワガタ
・ゴホンヅノカブト
こちらの3種だけ。↓この、
ニジイロクワガタを始め、セアカフタマタクワガタ、ヘルクレスオオカブトは2種類しか遺伝子を見つけられていないのである。
まあヘルクレスオオカブトに関してはSRのリッキーブルーを発見済みだし、ニジイロクワガタもRのオレンジを見つけてはいる。でも、やっぱり3種揃えておかないと気持ちが悪いので、
「気分転換に、ムシ探しでも始めるかなー!!ww」
と、ひさしぶりに村のご神木に張り付こうと思ったのである。
てなわけでさっそく、
昆虫探し、スタート!!!
えーっと、3ヵ月ぶりくらいなので操作がおぼつかないんだけど(苦笑)、LRボタンで拡大したら……!
お……! このシルエットはセアカフタマタクワガタか!!
詳細を見ると……!
って、こいつはすでに所有している遺伝子だな。
そしてここで、
「あ。昼間じゃなくて、夜のほうが効率がいいんだった!!」
ってことを思い出し、
仮眠を取って夜に。改めて、
「よーし、ムシを見つけるぞ!!」
ってんで、サーチを再開したのだった。
すると……!
おお!! このフォルムはニジイロクワガタ!!! 黒くてわからないけど……まだ未発見の遺伝子では!!?
って、緑かい!!www いちばんポピュラーなやつや!!!ww
やっぱりここまで絞られてくると、なかなか未発見のムシにはたどり着かないな。これはまた、運と根気とあきらめが必要な世界になりそうだぞ……。
にわかに震えつつ、つぎのムシをターゲッティングする俺。見たところ……アトラスオオカブトのように見えるけど、このムシは……?
アップにして驚いた。
「あれ???」
次回に続く。
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『カブトクワガタ』公式ツイッター:
https://twitter.com/kabukuwa_info
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