忘れちゃあかん!
『カブトクワガタ』のプレイ開始から7ヵ月目にしてようやく、
アトラスオオカブトのSSR遺伝子、激レアな“オレンジ”を捕まえることができたと前回の記事で書いた。
いやあ、それにしても、『カブトクワガタ』って基本的にはめちゃくちゃシンプルなゲーム性をしていると思うんだけど、いざ遊び込み始めると奥から奥から味が出てくるんだよなぁ……!
このレア色探しも最初は軽~~~い気持ちで始めたものなのに、いまやすっかり夢中になってご神木をサーチしまくってるしww このへんの勘所はやはり、昆虫ゲームの第一人者である植村さんと、コロコロコミックの編集長として子ども目線な雑誌作りを行ってきた和田さんのタッグならではだと思うわ。
さて、とりあえずアトラスオオカブトが3色そろったので“ひと段落”とし、つぎの狩りのための準備をやってしまおうと思った。
というのも、ちょっと前の記事で書いた通り、いざバトルに挑もうとした段階で、
う……。
あううううう((゚Д゚;))
使いたいれいせい(青)の戦士が軒並みヘトヘトになっていて、本来の強さを発揮できなくなってるよ……! これでは、徐々に強くなってきた野生のムシを相手に、下手したら敗北の恐れもあるのではなかろうか……!!
そうなのである。
一時期、金目当てで高そうなムシをかなりの数まで増やしたことがあるので、それらをとっかえひっかえ使っていれば、つねに強さ8~10くらいの屈強な戦士を戦場に送り出すことができた。とはいえ、それらも無限にいるわけじゃないので、使うごとに少しずつその強さ(=元気)は削られていき……。
ついには……!!!
上記のスクショにあるように、元気が4とか5しかないヘニョヘニョ戦士ばかりになっちまうというわけなのだ!!!><
その原因はひとえに、
↑つよし君が再三にわたって言い続けている、「バトルに備えて、ムシにはメシを与えるんだよ!!」という教えを、
「うっせーな。それもう、2万回くらい聞いてる。ちょっと黙っといてや(イラ)」
ってんで、イラつきに任せて敢然と無視してきたからだ!! こういうことって、現実に直面しないとなかなか意識できないものなんだよねぇぇぇえええ!!!><
というわけで、ひと区切りとなったのをいいことに、改めて我が軍の戦士たちに未払いとなっていた給料(エサねw)を与えることにした。
えーっと、まずは……。
ムッシャムッシャwww
酷使しているアクティオンゾウカブト君に、もっとも高価な“万能!伝説のエサ”を与える。これで、“元気3”という、ファミ通のクロスレビューでもなかなか見ない数値にまで落ち込んでいた元気が……!
MAXの10まで回復!!! やっぱりスゴいぜ!!! 万能!伝説のエサは!!!
この調子で、アクティオンゾウカブト君の他の戦士にも万能!伝説のエサを食わせまくって、
片っ端から元気を満タンにしていった。これで、冷静戦士はしばらく安泰だな。
でも。
ここでふと、俺はつぎのようなことを考えた。
「万能!伝説のエサは確かに効果抜群だけど……高いんだよな。それに、元気が6くらいのムシだったら、もっと安っすいエサでもMAXまで回復するよなあ?」
染みついてしまった、貧乏根性……w 嗚呼……。俺はいつから、こんなにセコい男になってしまったのだ……。
ちなみに、戦士に与えるエサには↓こんな種類があってだな。
栄養価はやはり、万能シリーズがもっとも高い。なので、
元気が6まで減っていた調和戦士のタランドゥスツヤクワガタ君に、俺は……ちょっと安い“万能!ものすごいエサ”を与えたw これで済むんだったら、貴重な伝説エサをあげる必要ないからな!! メシだってタダじゃないねん!! これで満足しとけや!!
って、満足しないんかーーーーい!!!((゚Д゚;)) 元気9で止めたのは、俺への抗議か!!? 当てつけみたいに、寸止めすんなやぁぁぁああ!!!ww
けっきょく……w
元気は満タンにしておきたかったので“おかわり”を食わせることに……w これじゃあ……最初から伝説エサをあげたほうが安上がりだったじゃん!!!><
というわけで、次回に続く。
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『カブトクワガタ』公式ツイッター:
https://twitter.com/kabukuwa_info
(C)2023 小学館・うえむらひろし