【カブトクワガタ日記】第72回 やっぱりカブトムシだよなぁ

遺伝子“ちゃ”から始めよう

 ここ数日、東京ビッグサイトで開催されたコロコロコミックの一大イベント“コロコロ魂フェスティバル”の『カブトクワガタ』コーナーリポートに終始していたので、ゲーム本編の話題から遠ざかってしまっていた。

 ……って、コロコロ魂フェスティバルの記事は3本書いたくせに、肝心の『カブトクワガタ』コーナーに言及できたのは前回の1本だけなんだけど^^;

 とはいえ、イベントそのものはすごく楽しく、見どころ満載だったので、行きたくても行けなかった……という皆さんはぜひ第69回~第71回の記事をバックナンバーからお読みくださいませ!!

 さて。

 ぼちぼちゲーム本編に戻ろう。

 このプレイ日記も“シーズン2”に突入したばかりで書くことがゴマンとあるのだ(たぶんな)。ちと明日あたり、配信されたダウンロードコンテンツにもにじり寄っていかないといけないし……! こう見えて、俺もなかなか忙しいのである。

 『カブトクワガタ』プレイ日記シーズン2では、全ムシの“レア色集め”に奔走することをくり返し主張してきた。

 その取っ掛かりとして俺が選んだのが、物語のスタート地点である最初のご神木。とりあえず、そこで暮らす6種のムシをオスメス問わずに片っ端から捕獲し、レア色を目指した交配を試みようと思っている。

 ちなみに、このご神木にいるムシは、カブトムシ、ノコギリクワガタ、ミヤマクワガタ、ヒラタクワガタ、オオクワガタ、コクワガタという、“ザ・和カブト”と称したくなる日本人にはおなじみのカブト&クワガタたちだ。

 昭和40年代~50年代に群馬の山奥で少年時代を過ごした俺にとっても、蚊とかコバエと同じくらいこれらのムシは身近で、毎年夏になると山や外灯で見つけたカブトムシ軍団を数百匹単位で飼育していたっけ……w

 このご神木も、古き良き時代の田舎の大木同様に豊かな環境を作っているらしく、見上げればアチコチに……!

 カブトムシがいるよね~~~!!

 しかもこのカブト、前回の記事の最後で記した通り……!

 おお!! 遺伝に“ちゃ”と書かれてる!! これがレア色なのか、門外漢の俺にはよくわからないんだけど、こいつは逃さずに捕獲して連れ帰るしかないな!!

 てなわけで、バトルスタート!!

 カブトムシはああ見えて“つよき(赤)”な性格をしているので、こちらもいっさい手を抜かず……!!

 “れいせい(青)”の代表格、サタンオオカブトを出陣させよう!!w 体格は伝説、元気は満タン、そして強さもMAXの500という、どこに出しても恥ずかしくない究極の個体である。

 そんな、残酷な一戦は……!

 どこに出しても恥ずかしくない……と言いつつ、あまりにも大人げない対応に恥ずかしくなってきた(苦笑)。その戦力差はもはや、ゲームを始めたばかりの初期キャラがいきなりラスボスに出会ってしまったようなもので……!

 サタンオオカブトの88の攻撃に対し……!

 う……w カブトムシは7……w いやこれ、マジで申し訳ない気分に……w

 でも、おかげでバトルはアッと言う間に終了しまして、

 無事に……!

 遺伝が茶のカブトムシが仲間に加わってくれました!!ww さあこの調子で、ムシ集めを加速させるぞ!!

 続く。

 

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

『カブトクワガタ』公式ツイッター:
https://twitter.com/kabukuwa_info

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