プロレスのリングを!
焦らしに焦らした結果、
“史上もっとも奇抜な別荘”
の正体が“プロレス会場”で、驚く人、がっかりする人、(・ω・)スン……と虚無になる人、反応は様々かと思うw でも、前回の記事で詳しく書いた通り、
俺は10代後半から20代半ばくらいまで、“プロレス会場巡り”は競馬、ゲーム、バイクと並ぶ“趣味四天王”だったので(マジです)、覆面トリのマスカラスが提案してくれた、
“プロレスの試合会場”
という別荘のコンセプトは、血気盛んだった若者時代を思い出させてくれる格好のスイッチとなったのである。
そう、いろいろ行ったんだよなぁ、インディー団体の旗揚げ興行……。
前回の記事でも書いたけど、1990年代初頭はプロレス団体の分裂と合併が頻繁にくり返されていた年代で、多くのプロレスファンは格別の刺激と、自分が愛した団体が消滅する寂しさを幾度となく経験させられる精神的に非常に忙しい日々を過ごしていたのである。
当時、俺が旗揚げ興行に足を運んだ団体は、FMW、UWFインターナショナル、藤原組、リングス、パイオニア戦志、WAR、大日本プロレス、オリエンタルプロレスなどなど……。それぞれが独自のコンセプトを掲げて“唯一無二”を主張し、ガチバトルにデスマッチ路線、古き良き時代のプロレスまで、じつに多岐に富んだ顔を見せてくれていた。中でも俺は、UWF系とデスマッチ系という、相反するふたつのコンセプトが大好きで……って、こういう趣味の話をやり出すとコラムの1本や2本では収まらなくなってしまうのでこのへんでやめておきます^^;
そんな俺に依頼をしてきたマスカラスは、「なんて見る目があるトリなんだろう……!」と賞賛せずにはいられない慧眼の持ち主と言える。ならば……!!!
これまで以上に気合を入れて、誰も見たことがないような興奮のるつぼを、小さな別荘の中に創出してあげようではないかッッ!!!
てなわけで、まずはロケーション選びである。
じつはこのときからすでに、俺の頭の中には、
「せっかくなので……“あの世界”を作ってやろうじゃないか……!!!」
というプランが練られていたので、ロケーションもそれに合わせたところを選択する。
具体的には↓こんな場所だ。
……なんの変哲もない、砂浜の庭。
平らでモノが置きやすそう……ということ以外、取り立てて取り柄がなさそうな場所ではある。
でも、ここが後ほど……!!!
来場者を恐怖と歓喜に包み込む、奇天烈なプロレス会場の一部になっていくのだよッッ!!!!www
って、今回のシリーズは何かと、ツバと鼻水が飛び出しそうな暑苦しい表現が多用されているけど、プロレスがテーマということなのでお許しいただければなと(苦笑)。
では、中に入ってマストアイテムを開けてみよう。
「プロレス会場を作ってほしい」
という要望通り、マストアイテムの箱の中には↓こんなものが入っていたよ。
これは……!
ニュートラルコーナーとゴング、そしてプロレスの地方巡業の客席でよく見るパイプ椅子ではないですか!!ww ときに、暴れん坊のレスラーに武器(凶器かw)としても使われる、一挙両得(?)なアイテム!! これを使用させるとは……『あつ森』制作チームにも昭和プロレスのファンがいるに違いない!!!
これに気を良くして、つぎは環境音選びだ。でも、ここはとくに迷う必要もなく、
“ざわめき”かなぁ。もちろん、その隣の歓声でもいいんだけど、プロレス会場を設置したところでその上で戦えるわけじゃないので(リング、寝床のカテゴリーだからなw)、ここは控えめにざわめきを選んでおこう。
そして、部屋を最大まで広げたら……!
いよいよ壁紙と床の選定に!!!
まずは、部屋の雰囲気を決定づける壁紙なんだけど、ここはやはり……!!!
スタジアムの壁をメインに、アクセントウォールで“プロレスの壁”を使ってみた!!
その狙いとしては、いまから2年ほども前にルナステラ島の自室のひとつをプロレス会場にしたことがあったんだけど、そのときに、
全面をプロレスの壁にして作ったのよ。
これ、まさにプロレスの聖地・後楽園ホールそのものの出来栄えなんだけど、プロレスの壁を全面に使うとあまりにもコレと似通った内装になってしまうので、差別化をさせるためにもスタジアムの壁を組み合わせてみたのだ。
そして、床は……!! デスマッチ好きの俺としては……!!!
溶岩の床あたりを採用したいんだけど……さすがにやりすぎかなー!!!www
某超人プロレスマンガで見た記憶がある“マグマデスマッチ”を髣髴とさせるものがあるけど、これだとアリーナ席を作りにくいし、そもそもリングもパイプ椅子も溶けそうだったので(苦笑)、最終的には……w
体育館に落ち着いたwww
この床にリングを設営すると……!!
もう完全に、プロレスの地方巡業www 大宮スケートセンターにしか見えねえwww
さて、このオーソドックスなプロレス会場はいかにして斬新・奇天烈な空間となるのか??
続く。
1年前の今日は?
せっかく丸2年以上、1日たりとも欠かさずにプレイしているので新企画“1年前の今日は?”と題して、“昨年の今日のスクショ”を1枚掲載していこうと思います!
ちょうど1年前、2021年11月22日の様子は↓こちらです。
このころから、はにわ集めを始めたんだなーw
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html
※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
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