最初は順調だったけど
長き『エルデンリング』の旅において、もっとも順調に進軍できていたであろう中盤戦のことを綴っている。
この時期からいい武器や防具がつぎつぎと手に入るようになり、それに比例して強力な戦技や遺灰も矢継ぎ早に入手できたので、戦闘はかな~~~り楽になっていたと思う。前回の記事でも書いたけど、
それなりに苦労はするけど、スモウ&オーンスタインに120回も消し炭にされた時代と比べれば、精神的にも時間的にも余裕を持った旅ができていると感じていたわ。
このタイミングで俺が手に付けたのが、記事タイトルにもある“夜の騎兵”の討伐だった。以前この日記でも、夜にだけ現れる強敵のことは綴っていると思うけどね。
上のリンク先の記事では、“啜り泣きの半島に出現する夜の騎兵”のことを書いた。
この書き方からもわかる通り、じつはこやつは何体も存在していて、まるでガーディアンを気取るようにそのエリアの夜を護っている。しかも、名前こそ“夜の騎兵”で統一されているけど強さはてんでんばらばらなので、
「俺、啜り泣きの半島に出る夜の騎兵は小指だけで倒せたので、他の連中も余裕よゆーwwww」
なんて態度で臨むと1000%の確率でエライことになる。いまにして思えば啜り泣きの半島の夜の騎兵は、
「くくく……! あいつは夜の騎兵になることを許されたばかりのひよっこ……! 編集業界で言ったら、電話番を卒業してテープ起こしをやらせてもらえるようになった段階に過ぎぬ……w」
この程度のモノだったのだ。我ながら、わかりにくい例えでスマンけどね。
とは言えそのときの経験から、
「夜の騎兵は倒せば必ず、なんらかのユニークアイテムを落としてくれるぞ!」
と確信もしていたので、俺は各地に散らばる他のツワモノを求めて夜の世界を徘徊していたのであった。
そして……!
湖のリエーニエの門前町の橋を南下したあたりで、ふたりめの夜の騎兵と出会う……! いやしかし、夜の闇に溶け込むようなルックスと、手に持つ巨大なグレイブが絵になるなぁオイ……!!
その威容に圧倒されて逃げたくもなったが、先の成功体験が背中を押して果敢に攻め込むことができた。その結果……!
ウマから引きずり降ろしてからの……強烈なバックスタブ!!! これが致命の一撃となり、見事に……!
夜の騎兵、余裕で撃破ッ!!! そして報酬として……!
“氷槍”の戦灰を入手することができた。いいねいいね!!www つぎ行っちゃおうかね!!!ww
この勢いを駆ってさらに夜の街をウロつき、レアルカリア東門のあたりでも……!!
慌てていたのか、騎乗姿のスクショが撮れていなかったんだけど、ここにも夜の騎兵いたぁぁぁあああ!!!www しかも強さは、啜り泣きの半島野郎と大して変わらず、簡単に致命の一撃を入れまくって……!!
バチュン!!!www
これまたあっさりと討伐!!! その戦利品として……!
戦灰“巨人狩り”と……!!
デタ!!! 夜騎兵のグレイブ!!! こういうデカい武器が欲しかったんだよなぁ!!!www
さっそく装備してみると、夜騎兵のグレイブは↓こんな感じでした。
おおおおお……!!! デカい武器、やっぱかっこいいな!!!ww 使えるようにステータス割り振って、メイン武器にしちゃおうかしらwww
こうして、めちゃくちゃ順調に夜の騎兵狩りは進行したんだけど、まもなく、
角満>>>夜の騎兵
↑この力関係を完全にひっくり返す、“本気の夜の騎兵”に出会うことになるのだ……。
それについては、また近いうちに……。
続く。
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『ELDEN RING』公式サイト:
https://www.eldenring.jp/
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