あ……これって6月からか^^;
この原稿を書いているのは2022年6月1日の午後なんだけどさ。
今朝……。
思いのほか早く目が覚めてしまい、寝ぼけまなこをこすりながら枕もとの時計を確認すると午前6時過ぎを指している。布団の上に目をやれば2匹の飼いネコが大の字になってイビキをかいていたため(マジです)、それを起こさぬようそっとNintendo Switchに手を伸ばして静かに電源をオンにした。
すると……!
まだ6時16分かよ……。
夜中にネコに起こされてご飯をあげたときは……確か午前3時前だったよな……w それから3時間ちょっとしか寝てないのに目が覚めてしまったのは……やはり……!!
「か、加齢……! 老化……! ……抜け毛、五十肩、神経痛……><」
初老の男性にクリティカルヒットとなる単語が湯水のように湧いてきてしまい、俺は慌てて「ぶるるるる!!」とわざとらしく頭を振った。そしてそれらを振り切るように『あつ森』の画面に集中し、しずえの島内放送をボタン連打ですっ飛ばそうとしたのである。
そしたらだなぁ……!
「あッッッ!!!!! バヒーーー」
愛用している口呼吸防止テープを貼ったままだったので、大声といっしょに漏れた吐息が口の端から情けなく噴出された。
いや、それはどうでもいいのだ。
しずえのあいさつを見て、今日から6月になったことは理解したんだけど……それより!!!www
なつのかいがらって……6月から採れるものだっけ!!!!Σ( ̄□ ̄lll)
いや、これは……!
ビックリした……ってより、「やっちまった!!!」っていう衝撃のほうが大きかったわ……。
というのも、俺はこの間、博物館に納品し忘れていた夏限定の魚“マンボウ”を釣り上げるために、かっぺいのボートツアーを利用して夏の島に行こうとしていた……と、再三にわたってこちらの日記で書いてきた。
その際、そこが夏の島かどうかを見分ける最大のキーアイテムとして“なつのかいがら”を挙げ、それが浜辺に落ちているのを見つけた瞬間に、
「やった!!! 夏の島に来たぞ!!! なんたって、なつのかいがらは7月、8月限定の素材だからね^^ マンボウが釣れるのは7月~9月の期間なので、なつのかいがらが落ちていた時点で“当たりの島”ってわけよ!!」
こんなことを吹聴していたんだけど……6月から拾えるってことは、もしかしたらマンボウなんてどこを探してもいない“ハズレ島”だったかもしれんやん!!!(驚) 上のリンク先の記事でマンボウが釣れたの、ただ運がよかっただけ!!!ww
驚きと勘違いの恥ずかしさで、パッチリと目が覚めちまったよ……。ていうか、「なつのかいがらは7月~8月ですッ!! フンガー!」とか、ドヤ顔で間違えたこと書いててスミマセンでした……><
てなわけで二度寝をする気もなくなったので、そのまま俺は家を飛び出してあたりを散策することにした(リアルな話じゃないからなw)。
というのも、6月は1年でもっとも島の生態系が変わる季節と言っても過言ではなく、つい数時間前までまったく見ることができなかった魚や虫が大挙として湧いて出てくるから。それを、まだ暑くなる前のさわやかな朝の空気の中で確認して歩こうと思ったわけだ。
でも、その前に。
家を出たところで、スマホがプルプルと震えて……!
うは……w 今年もやんのかよ、カイゾー&リサ夫妻のジューンブライドイベント……。俺、今年も参加したら3年連続3回目になるので、さすがに今回はちょっとな……w
パニーの島に行くかどうかは1ヵ月ほど考えることにして(イベント終わってるぞ)、そのままパタパタと走り出す。そして、浜に出るや……!
「フィーーーーーッシュ!!!www」
“アレ”が見えたので、間髪入れずに竿を振ったのだ。
すると……海面から浮上したのは……!!
シュモクザメ!!!
そうです!! 6月から海には“背ビレ魚”が出現するようになるので、このシュモクザメを始めジンベイザメ、コバンザメ、ただのサメなどなど、高価な魚がバンバン釣れちゃうのである!
さらに、陸に目を向ければ……!
デタッ!!!www カワサキカラーのニクイやつ!!!www “夏の斥候”ことカナブンが、今年も島に湧いたよ!!!ww
今後数ヵ月間は、木から視線を感じて目を向けるたびに、このメタリックグリーンのボディーが鎮座してるんだろうなぁw イヤだなぁww
さらにさらに!
海と同じく川の生態系も大きく様変わりしていて、ちょっと大きめの魚影に竿を振っただけで……!
キタッ!! これはたぶん……レアで高価なドラドかアロワナ、もしかしたらピラルクかもしれんぞ!!!
釣り上げると……!!
ってブラックバスかい!!! あんた、1年中釣れるんだから、今日くらい遠慮したってや!!!
まったく、俺はレア魚を読者のみんなにお見せしたいんだよ。えーっと、大きめの魚影は……いた!!! あれぞまさしく、アロワナの大きさ!!!
釣ってみたらぁ……!
だからオメーはいいんだよ!!!(怒) 引っ込んでて!!!><
つぎこそは…………って!!!!
うわあああああ!!!! この島の淡水系、ブラックバスしかいねぇええええ!!! ルナステラ島の生態系、逝ったぁぁぁあああ!!!!Σ( ̄□ ̄lll)
ま、まあでも、アロワナとかドラドもいるはずなので、読者のみんなはがんばってね^^;;;
ちなみに。
夜になると島のアチコチで……!
ホタルを見掛けるようになる(これは去年のスクショね)。
ホタルは、1年のうち6月しか見ることも獲ることもできないので、博物館に寄贈したり、模型にしたいと考えている人は、忘れずに6月中に決着をつけてね!! じゃないと、また1年も捕獲を我慢することになっちゃうから!!!w
というわけで、季節の話題をお届けしました^^
続く。
1年前の今日は?
せっかく丸1年、1日たりとも欠かさずにプレイしているので新企画“1年前の今日は?”と題して、“昨年の今日のスクショ”を1枚掲載していこうと思います!
ちょうど1年前、2021年6月4日の様子は↓こちらです。
夏の斥候、カナブンを獲ってご満悦w
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html
※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
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