先に全米で公開され、ゲーム原作映画史上最高のオープニング記録を樹立した『ソニック・ザ・ムービー』がついに本日公開!
ソニックの魅力に迫る!
Hey Guys!
2度の延期を経て、『ソニック・ザ・ムービー』がついに公開されたぞ! ここまで長かった!
みんなはもう観に行ったのかな? 『ソニック』のイチファンとしては、映画公開を機に興味を持ってもらえたらうれしい。
ということで、今回は映画公開を記念して、いま話題沸騰中のソニックの魅力に迫っていこう。今までの活躍の中から、数作品をピックアップして紹介していくぜ!
※本記事執筆時点ではまだ映画は公開されていない。早く観に行きたい!!
すべての始まり
『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』
1991年7月26日(海外では6月23日)にメガドライブ用ソフトとして発売された第1作目『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』。シンプルな操作でハイスピードなゲーム性が爽快だ。『ソニック・ザ・ムービー』に登場する街“グリーンヒルズ”という名前は、本作の1ステージ目“グリーンヒル”ゾーンが元になっていると思われる。
映画にも登場する“リング”。リングをひとつでも持っていると、敵の攻撃やトゲなどに当たってもミスにはならず、代わりにその場でリングをすべて落としてしまう(回収できる)。そしてリングが0個の状態で再び攻撃を受けるとミスになるというのが基本のシステムだ。これは後のシリーズにも継承され、『ソニック』シリーズならではの要素となっている。
また、ボール状に丸くなる“スピン”はソニックを代表する技のひとつ。ボール状に変化できる点に“ソニック”というキャラクターデザインの妙を感じられる。ただでさえ足の速いソニックがさらに高速化するスピン状態はハイスピードなゲーム性とマッチしていて、爽快感を生み出すことに一役買っているのだ。
個人的な話だがスピンのときの「キュイーーン」という音が好き。
2Dハイスピードアクションとして『2』、『CD』、『3』……と続編が作られていき、人気シリーズとなった。
この時期からソニックの奔放ぶりは健在で、「じっとしていられない」性格のソニックは、しばらく操作せずに放置しているとプレイヤーを急かすような仕草をしたり、一部作品では自らステージ外にドロップアウトしてしまったりする。退屈を嫌う彼らしい振る舞いがステキ。
『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』は現在、Nintendo Switch™やiOSでも遊ぶことができるぞ!
さらに、10月6日(火)発売予定の「ゲームギアミクロ」のブラック※にも収録されている。これは欲しい!
※カラーごとに収録タイトルが異なる
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段々と大人びたデザインに
『ソニックアドベンチャー』
それまで2Dハイスピードアクションだった『ソニック』シリーズが、初めて3Dアクションになったのは1998年12月23日のこと。ドリームキャスト用ソフトとして発売された『ソニックアドベンチャー』は、かなり大きな転換期といえる。
リアルな等身の人間が登場し、かつソニックの等身も上がったことで、表現の幅が大きくあがった。キャラクターにボイスアクターが付き、実際に喋るようになったのもここからだ。
『ソニックアドベンチャー』とその続編『ソニックアドベンチャー2』はハイスピードな3Dアクションと緻密なシナリオから、不朽の名作との呼び声が高い作品。詳細は伏せるが「アディオス……」とつぶやくソニックのシーンは涙なしに見られない。
そう考えるとソニックの魅力とは、ハイスピードなゲーム性にマッチしたクールなデザインと、誰にも縛られない自由で優しい性格や『ソニアド』などの作品で見せるシリアスなカッコよさ。それにつけ足して「水が苦手」といったお茶目なかわいさetc……を混ぜ合わせてできているといえる。
かわいさマシマシな印象の『ソニック・ザ・ムービー』でも、ソニックの魅力は健在だ。
『ソニックフォース』では
新旧デザインのソニックが活躍!
ちなみに、2017年11月9日に発売された『ソニックフォース』では、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』時代のようなデザインの“クラシックソニック”と、『ソニックアドベンチャー』以降の“モダンソニック”が共演。新旧どちらのデザインも楽しめる作品となっているぞ!
『ソニック』シリーズは
どれから遊べばいいの?
代表的な作品をサクッと紹介したが、「『ソニック』シリーズを初めてプレイするならどれ?」という疑問を持ったキミ。
上で紹介したように、『ソニック』には2D横スクロールのクラシックなシリーズと、3Dアクションのモダンなシリーズに大別できる。その中で、映画で興味を持った人にも個人的にオススメしたい作品がこれだ。
『ソニックマニア・プラス』
ソニックファンに向けた「マニア」という言葉を冠しているが、ゲームの内容としては、2Dのクラシックなスタイルの集大成といえる作品で、これから遊ぶ人にももってこいのタイトルなのだ。
『ソニックマニア・プラス』には第1作『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』の最初のステージ“グリーンヒル”ゾーンなども収録されているため、映画の小ネタを拾う楽しみ方もできるかもしれないぞ!
マリオと夢の競演『マリオ&ソニック AT 東京2020オリンピック™』
最後に、任天堂の看板キャラクター“マリオ”と夢の競演を果たしているオリンピックゲームシリーズ最新作『マリオ&ソニック AT 東京2020オリンピック™』を紹介しておこう。なお、本シリーズは国際オリンピック委員会(IOC)公認だ。「100m」などの陸上競技はもちろん、東京2020オリンピックからの新規採用種目の「スケートボード」は、まさにソニックにうってつけの競技だ!
▲『ソニックアドベンチャー』、『ソニック・ザ・ムービー』より。スケボー的な動きはソニックの十八番。トリックを決めるソニックのカッコよさはSo cool.
現実では延期になった東京2020オリンピックだが、開催までの間はソニックとマリオたちと一緒にオリンピック気分を楽しんでおこう。
日本ではちょっぴり知名度に差があるが、海外人気も高いソニックはマリオとも肩を並べる存在なんだぜ!
早くも続編検討中『ソニック・ザ・ムービー』は見逃せない!
ここまでソニックひとりに注目してきたが、『ソニック』シリーズにはほかにも2本のしっぽで空を自在に飛ぶ“テイルス”やパワフルなハリモグラ“ナックルズ”など魅力なキャラクターがまだまだ存在する。すでに続編の制作が検討されている『ソニック・ザ・ムービー』だが、彼らが参戦することを期待してもよいのだろうか!?
余談だが、公開されたひとり野球シーンを見て、かつて放映されていたアニメ『ソニックX』の野球回を思い出した。ソニックが弱音を吐く友人クリスを励ますために言った「誰が無理って決めたんだ?」というセリフが非常に印象に残っている。
それにしても本当にソニックの表情が豊かで、映像に見入ってしまう!
ソニックとひとりの人間との友情を描いた映画『ソニック・ザ・ムービー』は全国ロードショー中。友情は自由だ!
安全に留意の上、劇場に急げ!
作品概要
『ソニック・ザ・ムービー』
2020年6月26日(金)全国ロードショー
■監督:ジェフ・ファウラー
■製作:ニール・H・モリッツ(『ワイルド・スピード』シリーズ)、ティム・ミラー(『デッドプール』)
■出演:ベン・シュワルツ、ジェームズ・マースデン、ジム・キャリー、ティカ・サンプター
■日本語吹替版:中川大志、山寺宏一、中村悠一、井上麻里奈
■全米公開:2020年2月14日
■原題:Sonic the Hedgehog
■配給:東和ピクチャーズ
■公式サイト:https://sonic-movie.jp/
作品概要
『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』
■発売日:1991年7月26日
■ジャンル:アクション
■プレイ人数:1人
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『ソニックアドベンチャー』
発売日:1998年12月23日
■ジャンル:ハイスピード3Dアクション
■プレイ人数:1~2人
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『ソニックアドベンチャー2』
■発売日:2001年6月23日
■ジャンル:ハイスピード3Dアクション
■プレイ人数:1~2人
公式サイトはこちら
『ソニックフォース』
■発売日:2017年11月9日
■ジャンル:3Dハイスピードアクション
■プレイ人数:1人
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『ソニックマニア・プラス』
■発売日:2018年7月19日
■ジャンル:2Dアクション
■プレイ人数:1~4人
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『マリオ&ソニック AT 東京2020オリンピック™』
■発売日:2019年11月1日
■ジャンル:スポーツアクション
■プレイ人数:1~4人(オンラインプレイ時は最大8人、ローカル通信プレイ対応2~4人
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