8/7(金)公開の『映画ドラえもん のび太の新恐竜』で、のび太たちの旅を密かに監視する女性“ナタリー”を演じる、渡辺直美さんにインタビュー! 『ドラえもん』との思い出、小学生時代のエピソード、本作にかける思いなどを聞いてきたぞ!!
渡辺直美(わたなべ・なおみ)
1987年生まれ、茨城県出身。吉本興業所属。アメリカの有名歌手・ビヨンセのモノマネで一躍有名に。お笑い以外にもドラマ・映画・CMへの出演、ファッション誌の表紙を務めるなど幅広く活動している。
▲渡辺さん演じるナタリー。のび太たちを監視する目的とは……!?
「ほしいひみつ道具」は論争になる(笑)
——“ナタリー”として、『映画ドラえもん のび太の新恐竜』に出演が決まった時の心境を教えてください!
めちゃくちゃうれしかったです。自分が小さい頃からずっと見ている作品だったので、「その中に入れるの、私!?」って、本当にうれしかったです。超ハッピー。
私、のび太に性格が似ていて。勉強はできないし。だから、「ドラえもんがいてくれたらな」って、何度もお願いしましたよ。小さい頃、毎年初詣に行っていたんですけど、その時に「ドラえもんが目の前に現れますように」って必ず言っていたくらい、ドラえもんに来てほしくて仕方がなかったです。
——子どもの頃は、どんなひみつ道具に憧れていましたか?
やっぱり、「タケコプター」と……あと、あれですね。「こんにゃくこんにゃく」。
——「ほんやくコンニャク」……?
ああ、普通のこんにゃく2個並べたみたいになっちゃった(笑)。「ほんやくコンニャク」です。あれは今でも使いたいですもん。ほかには「スモールライト」もいいですよね。小さくなって、いろいろな人のお家にお邪魔したかったんです。「友だちは今、何してるんだろうな〜」っていう感じで使いたかったです。
——では、大人になった今、ドラえもんのひみつ道具が使えるとしたら、どの道具を選びますか?
これ、みんなで話したら「それじゃないよ! このひみつ道具だよ!」ってもめるやつですよね(笑)。でも、今一番ほしいものなら、「どこでもドア」。遠いところでも、すぐに行き来できるじゃないですか。でも、実際にあったら休憩する暇なくなっちゃうかな。「明日は大阪行って、沖縄行って、最後に北海道!」みたいな。バカンスだけに使える「どこでもドア」がほしいです(笑)。
あー、でも、「タケコプター」もやっぱりほしい。ほしいものが多すぎて困ります。選べません!
漫画家を目指した小学生時代
——本作では、のび太たちは「タイムマシン」を使って白亜紀へと向かいます。渡辺さんがタイムマシンで行きたい時代はありますか?
いっっっぱい、あります! 未来を知ってしまうよりは、過去に行きたいですね。でも、江戸時代とかではなくて。江戸時代って、逆にいろいろな資料があるじゃないですか。私は、自分が生まれるちょっと前の1970〜80年代の日本を見てみたいです。バブル(※バブル経済。日本の景気がとってもよかった時代なんだ!)を体感したいんですよ。番組のオープニングを撮るのにハワイまで行っちゃうとか。
それと、当時は松田聖子さんをはじめ、アイドル人気がすごかったので、アイドルのライブを間近で見てみたいです。私がリアルタイムで大好きだったのはモーニング娘。さん。中学校に入ってからはビヨンセと出会って、ずっと追いかけています。
——ビヨンセのモノマネは、渡辺さんを有名にした代名詞的なネタですね! コロコロらしく、子ども時代にハマっていたゲームや遊びについても聞かせてください。
スーパーファミコンの「パネポン」(「パネルでポン」)に、すっごいハマっていました。1番強いモードでも、最後までクリアできますもん。もうヤバイです、本気度が。友だちとやって、どっちかが負けたらお互い喋らなくなるくらい本気で。負けたらコントローラーを床に「バン!」みたいな(笑)。
——かなりの熱中度で(笑)。ほかにも、子どもの頃にのめり込むようにやっていたことはありますか?
私、漫画家を目指していた時期があって、小学校の頃は漫画部に入っていました。4コマのギャグ漫画を描いていたんですけど、顔の輪郭が同じ方向にしか描けなくて。みんな一つの方向を向きながら喧嘩しているっていう、よく分からないシーンになったりしていました(笑)。
——いろいろなアングルから顔を描くのは、大きな壁の一つですね……! 主人公はどんなキャラクターだったんですか?
女の子で、実はUFOに変身できるんです。学校帰りに変身して、空から街の人間模様を探るっていう。でも、『ドラえもん』みたいに、人に勇気を与えられるような内容ではなかったので、あまり掘り下げないでください(笑)。