【パズドラ】『大塚角満のモンスター美術館』 第49回 パズドラ界の最強成り上がりヒロイン!!「貂蝉」!!!!

第49回 「貂蝉」

公認プレイヤーの大塚角満が、モンスターの思い出やイラストの秘密を語りまくる!
今回は栄えあるアンケート第1位「貂蝉」を大紹介!
 

▲転生貂蝉


 
この1月、パズドラ内でおもしろい企画が実施された。
それは、ゲーム内で行ったユーザーアンケートの結果、得票数上位5体のみが入ったガチャを無料で1回回せる……というもので、その名は“アンケートプレゼントガチャ”。ピンポイントで優秀なモンスターを引ける可能性があることから、大いにユーザーに喜ばれたものだ。
 
そのアンケートで栄えある1位となったのが、今回紹介する“貂蝉”だ。
おそらく、近年のパズドラモンスターの中で、もっとも“出世した”存在であろう。
 
貂蝉がパズドラに登場したのは2016年12月30日。いまから3年前のことだ。
三国神シリーズの第2弾モンスターとして、夏侯惇、甘寧、馬超、司馬懿とともに、鳴り物入りで実装されたのである。
 

▲貂蝉

筆者もよく覚えているのだが、このときに注目された三国神たちの能力は“ロック解除”だった。貂蝉も例に漏れず、このころ猛威を振るい始めていたドロップロックのギミックを持つモンスターへのカウンターとして、かなり重宝されていたはずだ。
 
しかし、ロック解除のスキルがほかの多くのモンスターにも装備されていくにつれ、貂蝉らの優位性は失われていった。……そう、2019年9月の“転生貂蝉”実装までな……!
 
転生進化をしたことにより、貂蝉は文字通り“化けた”。
リーダーモンスターとしても非常に優秀だが、わずか2ターンで放てる覚醒無効と操作時間延長のスキル、さらに覚醒スキルで“暗闇耐性+”を持っているため、転生貂蝉が1体いるだけでパーティー編成の幅が格段に上がったのである。
 

▲転生貂蝉

属性が合わなくても入れたくなる“最強サブ”の存在感は出色で、木属性しか使えない筆者も、ついつい浮気してパーティーに編成しそうになる(苦笑)。
 
三国志で並ぶものがいないと言われる絶世の美女は、パズドラでもプレイヤーを惹きつけてやまないヒロインなのであります。
 

大塚角満(おおつか・かどまん)
 
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

 

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