第44回
ブキ修練の巻 其ノ壱「わかばシューター」
イカ道場師範のSIGUMAだ!
これまでは、主にスプラトゥーンでの動き方やルールについての解説を行ってきた。
今回からはブキやステージの紹介や攻略を行っていくぞ!
まずは、ブキの使い方解説の第一弾として、スプラトゥーンで初めて使うであろうおなじみの「わかばシューター」の戦い方や、おすすめのギアを紹介していこう!
■わかばシューターの基本データ
サブウェポン:スプラッシュボム
スペシャルウェポン:インクアーマー
【塗り性能】★★★★★
通常のインクタンクよりも10%容量の大きい専用のインクタンクを持っており、全てのブキの中でも上位の塗り性能を持っている。
メインウェポンのインクの粒は大きく、飛び散るように発射される。そのため、歩きながら撃つだけで、ある程度きれいに地面を塗ることができる。
操作に慣れていない初心者イカにも塗りやすくおすすめだ!
【戦闘性能】★★☆☆☆
メインの射程が短く、発射したインクが一点に定まらないため、正面から相手を倒すことが難しい。メインウェポンで相手を倒すには、潜伏して横から攻撃したり、サブやスペシャルを併用したりなど工夫が必要となる。
サブのスプラッシュボムは非常に強力だ。これを主な攻撃手段と考えて、相手の足元や曲がり角に積極的にボムを転がすことを意識していこう。
【使いやすさ】★★★★☆
塗り性能が高くスペシャルゲージをどんどん溜めることができるので、インクアーマーを発動する機会が多くなる。
慣れていないうちはメインで塗り、サブで牽制と攻撃に使うなど、はっきり使い道を考えて、インクアーマーをどんどん使っていこう。その結果、チームに貢献しやすいプレーができるぞ。そのため、インクアーマーを使うタイミングには気をつけよう!
■ナワバリバトル立ち回り
基本的には高い塗り性能を活かして、ステージをとにかく塗りまくるというスタイルだ。
ブキの戦闘力が高くないため、相手を見つけても無理に倒しにいくのは危険だ。スプラッシュボムで牽制しながら、立ち回ることを意識しよう。インクアーマーが溜まったら、画面上部のチーム人数を確認し、最低3人はいる状況で使うようにしよう。
ある程度ゲームに慣れてきたら、チームが押されている状況での打開時や、相手が攻めてきたタイミングに合わせ、カウンターとしてインクアーマーを使用すると、高い効果を発揮することができるぞ。
■ガチマッチ立ち回り
ナワバリマッチと同様に基本スタイルは、メインで塗りながらスプラッシュボムで牽制し、スペシャルが溜まったらタイミングを見て、味方にインクアーマーを供給するという戦い方となる。
ガチバトルではナワバリバトルと違って、味方とまったく関係ない場所を塗っていると人数不利となってしまう。相手に押し込まれて不利にならないように、味方との距離感を保ちながら、各ルールの重要ポイントに関与できる場所に位置取りながら動くことを考えよう。
ガチエリアでの打開時など、チーム全員での戦闘が必要となる場合は最前線でメインウェポンで撃ち合いに行こうとせずに、後方からスプラッシュボムで味方をサポートするように立ち回るように心がけよう!
■おすすめギア
・インク効率アップ(サブ)
相手を倒すために、主戦力となるスプラッシュボムをより多く使用できるようになる。大容量インクタンクの効果も合わさって、このギアをたくさん積むことでスプラッシュボムを2発連続で投げることも可能となる。スプラッシュボムはわかばシューターでの戦闘の生命線となる。最低でもメインギア1つは、装備しておきたいギアだ!
・サブ性能アップ
スプラッシュボムの飛距離が伸びるため、わかばシューターの射程の短さをカバーするのに有効なギアだ。相手との対面だけでなく、味方へのカバー能力も向上するため、ガチマッチでも非常に有効だ。
・イカダッシュ速度アップ
イカ移動の速度が上がり、相手との距離を素早く詰めることが可能となる。そして、射程の短いわかばシューターのメインでも、相手を倒すチャンスが増える。また距離を一瞬詰めてボムを転がしたり、相手と正面で撃ち合うのを避けたりするなど、様々な対応が可能となる。
・スペシャル増加量アップ
装備することでインクアーマーの使用チャンスを増やすことが可能となる。元々、わかばシューター自体の塗り性能が高く、スペシャルゲージを溜めやすい。そのため、このギアを装備しなくても、スペシャルを溜めることに苦労はしないが、より積極的にインクアーマーを使用したい場合は使ってみよう。
・インク回復量アップ
インク回復力が上がることで、スプラッシュボムを使う回転率を上げることができる。塗り力の向上にもなるため、装備しておけば無駄になることはない。
■わかばシューターのまとめ
初心者向きのナワバリブキとして考えられがちだが、使い方次第で大きなポテンシャルを秘めているブキだ。
しかし、わかばシューターを使ってガチマッチで上手く立ち回るためには練習が必要だ。まずはナワバリバトルでしっかりと練習し、メインとサブの使い分けやインクアーマーの使い所などがわかってきたら、トライしてみよう!
SIGUMA
実況グループ「YOUNG☆MAN」所属の元プロゲーマー。2004年にHALO WORLDWIDEチャンピオンシップで世界5位となり、日本人として初めてスポンサー契約に成功した。イベント解説者としての顔も持ち、そのわかりやすい解説に定評がある。
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