トッププレイヤー イカすガチ対談マッチ!!
【あとばる×はんじょう 第4回】
あとばる×はんじょう対談最終回!
前回に引き続き、「NPB eスポーツシリーズ スプラトゥーン2(※)」について、大会への意気込みや現在の練習の状況、とくにライバルとして警戒したいチームなど、いろいろと話を聞いてみたぞ! 甲子園からプロ野球へと舞台を変えて行われる新たな大会に注目だ!
なお、「NPB eスポーツシリーズ スプラトゥーン2」の代表チームも参加している 第4回スプラトゥーン甲子園の様子は下記の動画で見ることができるぞ。
※2019年5月18~19日の2日間に渡って東京ビッグサイトで開催されるNPB(日本プロ野球機構)主催による『スプラトゥーン2』の大会。選考で選ばれたチームの中からドラフトにより12球団が自分たちの所属チームを指名。ナワバリバトルで競い合う。なお、あとばる選手が所属するカラマリはオリックス・バファローズ、はんじょう選手が所属するウルトラリベンジャーズは東京ヤクルトスワローズの代表として、それぞれこの大会に参加する。
あとばる
驚異的なエイム力を持つカリスマプレーヤー。「第2回スプラトゥーン甲子園」では、不利な状況から相手を次々と倒す神がかり的なプレーを連発し、優勝に大きく貢献。H3リールガンの名手としても知られ、彼の影響でH3リールガンを使い始めたプレーヤーも多いとか。おもな実績は「第2回スプラトゥーン甲子園」優勝、「第4回スプラトゥ-ン甲子園オンライン代表決定トーナメント」優勝など。チームLibalent Calamari(リバレントカラマリ)所属。はんじょう
日本最強クラスのローラー使い。『第4回スプラトゥーン甲子園』では関東地区大会Day2で王者GGBOYZと名勝負を繰り広げたほか、オンライン代表決定トーナメントでも決勝でLibalent Calamari(リバレントカラマリ)と激闘を演じるなど、その実力を如何なく発揮。観客を大いに沸かせた。また、ゲーム実況者・Youtuberとしても有名で、人気と実力を兼ね備えたカリスマプレーヤーのひとりだ。
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セ・パそれぞれで警戒しているチームは?
――「NPB eスポーツ、スプラトゥーン2」で、あとばるさんはパ・リーグ(オリックス・バファローズ代表)、はんじょうさんはセ・リーグ(東京ヤクルトスワローズ代表)ですけど、同じリーグで一番警戒したいチームはどこでしょうか?
あとばる:甲子園を優勝しているGGBOYZ(福岡ソフトバンクホークス代表)はもちろんなんですけど、基本的には同じリーグのチームは全部警戒していますね。
▲第4回スプラトゥーン甲子園を制した王者・GGBOYZ。このチームを倒す球団が現れるかが、「NPB eスポーツ、スプラトゥーン2」の大きな見どころのひとつ。
YouTube動画「第4回スプラトゥーン甲子園」闘会議2019 DAY2 全国決勝大会5:11:44より引用
――甲子園のオンライン代表決定戦で戦ったCool&Cool(埼玉西武ライオンズ代表)も同じパ・リーグにいますね。
あとばる:Cool&Coolさんもそうですし、甲子園の中国地区の代表になった–閃華裂光–(東北楽天ゴールデンイーグルス代表)もそうですけど、お互いに実力を知っているからこそ怖いというのはありますね。一方で、ばぼにゃんず†(北海道日本ハムファイターズ代表)とは、もう1~2年は試合してなくて、いまどんな感じなのかなってのが全然わからなかったり。
▲Cool&Coolはスプラトゥーン甲子園オンライン代表決定トーナメントでカラマリと激闘を演じた強豪チーム。カラマリと同じく編成にチャージャーを入れているチームだ。
YouTube動画「第4回スプラトゥーン甲子園」オンライン代表決定トーナメント 各地区大会振返り特番1:46:25より引用
▲-閃華裂光-は以前、本対談にも登場してくれた、ろんつ選手(https://corocoro-news.jp/22100/ )のいるチーム。当然、その実力は一流で優勝も十分にあるぞ。
YouTube動画「第4回スプラトゥーン甲子園」闘会議2019 DAY2 全国決勝大会33:54より引用
――逆に未知で怖い。
あとばる:ちゃんと警戒していかないといけないので、そういう面でもいろいろ怖いですね、やっぱり。
――はんじょうさんはいかがでしょう?
はんじょう:まずは、前回の注目している選手でも挙げた、テルミさんのいるハイパービーム(横浜DeNAベイスターズ代表)かなと。このチームは、ミルクレープさんのチャージャーもめちゃくちゃうまいんですよ。ハイパープレッサーをしっかり刺してくるチャージャーで、ウチのチームはチャージャー入りの相手への相性がよくないので、ここは警戒していかないとヤバイかなと。
▲ハイパービームは、パブロ使いのテルミ選手を擁するチーム。トップチームでパブロ入りの編成は非常に珍しいため台風の目になる予感も!?
YouTube動画「第4回スプラトゥーン甲子園」オンライン代表決定トーナメント 各地区大会振返り特番1:46:24より引用
――チームとして、チャージャーへの対策をどうするかが課題になってくる?
はんじょう:そうですね。チャージャー対策とパブロ対策はしておかないとって感じですね。
――はんじょうさんのローラーもそうですけど、パブロを入れているチームってかなり珍しいですよね。
はんじょう:珍しいですね。
――対策のために練習と言ってもテルミさんクラスの、同じくらい強いパブロってそうはいませんもんね。
はんじょう:そうですね。だからテルミさんとやるしかない(笑)。
――そうなってきますよね。続いて、来月には練習試合の場となるオープン戦が行われます。このオープン戦についてはどんなことを意識して参加したいと考えていますか?
あとばる:そうですね。変な話、お互い牽制の仕合というか、敵情視察といいますか、「どんな感じなんだろうな」って見にくる感じになるのかなと。そうした中で、自分たちも一応オープン戦に向けて仕上げようとは思っているので、いまの自分たちの戦法がどのくらい通用するのかなってのを試す場になれば。それでいて、しっかり勝てれば本大会への自信にもつながりますし。なので、練習試合とはいえ、目標を持ってやっていければいいなと思いますね。
はんじょう:とりあえず僕たちは個々のやるべきことがわりと決まっているのでその確認と、相手によって動きを変えるということがちゃんとできるかを試す場になるのかなと。その辺りを確認して、それでうまくいかなかったら改善していけばいいので。