【パズドラ】『大塚角満のモンスター美術館』第268回星の名前がモチーフのマニアックなドラゴン“アルナイル”！

2024年07月08日 12:00

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第268回「アルナイル」

公認プレイヤーの大塚角満が、モンスターの思い出やイラストの秘密を語りまくる！
今回は“アルナイル”を大紹介!!

　“暴炎機導龍・トゥバン”、“深海機導龍・サダルメリク”に続いて、今回もマニアックな機械龍軍団“機導龍”シリーズのモンスターをピックアップしたい。

　毎回書いているけど、機導龍シリーズは知る人ぞ知るいにしえのモンスター軍なので、しっかりと存在を認識している人はかな～り希少と言える。でも、“マシンタイプ”というものを広く認識させるきっかけのひとつでもあったので、パズドラの歴史を語る上では欠かせないモンスターたちなのである。

　ここまで、火属性のトゥバン、水属性のサダルメリクを取り上げてきたので、今回は……！　モンスターNo.2187！！　機導龍シリーズの木属性担当“烈風機導龍・アルナイル”をご紹介しましょう！！

　アルナイルの初登場は、トゥバン、サダルメリクと同じ2015年7月のこと。いまから9年も昔に、レアガチャのモンスターとして実装されたのだ。前述の通り、パズドラではその直前に新たなタイプである“マシンタイプ”を導入。これを試してみたくてたまらなかった上位プレイヤーたちがこぞって、機導龍シリーズのモンスターをレアガチャで当ててパーティーを作っていたのである。当時はマシンタイプのモンスターがあまりいなかったので、自然と機導龍シリーズにスポットが当たっていたのである。

　そんな“アルナイル”という名称だが、やはりトゥバン、サダルメリクと同じく星の名前がモチーフだ。具体的には“つる座”のα星で、2等星の明るさ。かなり明るいが、日本からはほとんど見えないのが残念。

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部！”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか！』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。