カミナリに足止めされること、多し!!
『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』で遊び始めてしばらく経ったころ、全世界3000万人プレイヤーが必ずや(強調)感じたことのひとつに、
「なんかハイラルって……カミナリが多くね……??((゚Д゚;))」
↑コレがあることを断言したい。
いやもう、ホンッッッッッ…………トにハイラル全土は、ここは魔界か群馬県かってくらい荒天&落雷が多く、空のゴキゲンとにらめっこしながらでないと安全な旅が担保されない。……あ、なんで群馬県を出したのかと言うと、我が故郷であるこの土地は雷が多いことで有名で、群馬県人200万人全員がそらんじられる郷土かるた『上毛かるた』においても、
「らいとからっかぜ ぎりにんじょう」
と謳われているくらいなのであるよ。
って、群馬県はどーでもいいんだけど、『ティアキン』における雷の恐怖はぶっちゃけ、ボコブリンやリザルフォスが放つ殺意なんかよりよっぽど強烈で、ひとたび雨が落ちてこようものなら重要ミッションの真っただ中だろうが、
「あ!! いかんいかん!! 雷来るぞこれ!!!(汗) す、すぐに避難しないと命が危ねえ!!!((゚Д゚;))」
絶対に↑こういうことになる。その恐ろしさは、以下のスクショを見れば一目瞭然であろう。
ゴロゴロビッシャンッ!!!
ドドドバババババンッッ!!!
見た目からしてヤバすぎるこの落雷、当然ながら木や建物はもちろん、我らが分身のリンクにも落ちまくる。リアル世界でも雷の直撃なんて死を覚悟せねばならない事案だが、それはこのハイラルの大地でもまったく変わらなくてだなぁ……!!((゚Д゚;))
バッシャシャンッッ!!!ww
チーーーーーーーン……w
雷直撃死なんて決定的瞬間過ぎてスクショを押さえられないんだけど(苦笑)、まだハートが少ない序盤に雷に当たると、ほぼ間違いなく即死してしまうと思っていい。それくらい、雷は危険なのである。
ハイラルではじつに頻繁に雷雲が発生し、前述の通り直撃しようものなら死しか待っていないので、遠くから「ゴロゴロ…………!」と不穏な音が聞こえてきたら……!
ポチョーーーン……w
すぐさま、どんなに小さくてもいいから軒下と呼べる場所に駆け込んで、雷の直撃を避けるのが吉。ていうか、序盤は基本的にそれしか避ける手段はないと考えておいたほうが、命を大事にできると思うわ(苦笑)。
しかし、雷から逃げてばかりいると、行動範囲が極端に狭まってしまうことも忘れてはならない。くり返しになるがハイラルはしょっちゅう雷雲に覆われてしまうので、“何らかの雷対策”を講じないと雨宿りをしているだけで1日が終わってしまったりする。これはなんとしてでも避けなければ!!
雷対策のイロハのイは、“金属系のアイテムを身に着けない”ことにある。↓これ、決定的なスクープ写真なんだけどさ。
リンクが手にしているの、金属製の大剣だけど、コレに雷がロックオン((゚Д゚;)) 数秒後に、
ドンガラガッシャーーーーーンッ!!!!
となって、このリンクは絶命してしまっている(((( ;゚Д゚))) よって、もっとも単純だけど効果的、かつ、じつにひと手間で面倒ながら、
“雷が鳴り出したら、武器(近接も弓も)、盾は金属製のものはやめて、木製のものに持ち替える!”
これを徹底したい。……とはいえ、弱い木製武器に持ち替えたときに限って強敵と出くわし、ドンガラガッシャンになる前にボコボコにされて死んだりするだけどさ……w
そしてもうひとつ、武具の持ち替えが面倒なときは軒下とか屋内に逃げ込むしかないんだけど、その際に覚えておきたいのが、
↑これ、転がってたテキトーな板を木箱にくっ付けただけの簡易軒下なんだけど、こんな粗末なモノであっても雷様は、
「む……! いかにもボロっちいけど、軒下っちゃ軒下だな……」
と好意的に判定してくれて、雷が落ちることはなくなる。よって、付近に板状のものが転がっていたら、
“ウルトラハンドで何かにくっつけ、簡易屋根を作るべし!”
これも覚えておいて損はない。
俺などはこの理論を発展させて、
エノキダ工務店の資材を見つけるたびに……!
よいしょ……!
よっこらしょ……!
雷避けのあばら家を作って、各地に配置してあったりするww これで、お出かけの際のゲリラ豪雨も安心!!ww
……この作戦の残念なところは作る手間もさることながら、どこに作ったのか忘れてしまうこと、そして作ったものが永久に残っているのかどうかよくわからんことにある(ダメじゃん)。なのであまり、おススメできない。
けっきょく、究極的な雷避けとして行きつくのは、
この“護雷の兜”を手に入れることなんだよなー。
雷撃を弾いてくれる(雷が直撃してもノーダメージなのだ!)という、まさに理想的な対雷アイテムなんだけど、これを入手するには、
イーガ団の3つの施設を急襲し、さらにアジトに忍び込んでミッションを達成する必要があるので、道のりは決して易くはない。でも、前述の通り護雷の兜は究極の雷避けなので、いつしか皆さんにも手にしてもらいたい!! ここにたどり着くまでは、紹介したアナログな雷対策でなんとかがんばってくださいなw
続く。
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』公式ホームページ:
https://www.nintendo.co.jp/zelda/totk/index.html
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