取材・文=石川裕二
コロコロオンラインがオススメする動画クリエイターを紹介する「コロコロ学園YouTu部」! 今回は、UUUMに所属する「ステバイ」の2人(たすくさん・げんきさん)をピックアップ!! メダルゲームなどの動画で大人気のステバイに、ゲームのコツやコンビ結成秘話などを聞いてみたぞ!
▲まずはこの動画を見てくれ! ステバイの魅力が詰まっているぞ!!
コンビ結成のきっかけは「思い出づくり」
――お2人がYouTubeを始めたきっかけを教えてください!
たすく:大学生活の終わりの思い出づくりとして、何かできないかと考えた時に思い浮かんだのがYouTubeでした。「流行っているから、やってみよーよ」くらいのノリで! 僕からげんきに声を掛けたのが、2016年の3月でした。実際にチャンネルを開設したのが4月19日。僕らにとっての記念日です!
げんき:うちらが大学4年生の時だったよね。本当にノリで始めた感じです。
たすく:最初の頃は、同じ大学の生徒にインタビューをしたり、モンストの動画を上げたり、いろいろしていたよね。ある日、メダルゲームの動画を上げたところ、再生回数がぐーんと伸びて、「この分野で、人気になれるかもしれない」と思ったんです。
――おぉ! どうして、たすくさんは、げんきさんに声を掛けたんですか!?
たすく:げんきとは、大学時代、同じ学科の学生でした。僕は大学で人狼ゲームのイベントを開催していたんですけど、何かイベントを開くとなった時に必ず来てくれたのがげんきだったんです。だから、何か一緒にやる……つまりはYouTubeをやろうと思った時も、頭に浮かんだのがげんきです。
げんき:うれしかったよ〜!
――なるほどなぁ、大学時代のご縁だと! 「ステバイ」というコンビ名の由来は何なんですか!?
たすく:「ステップ・バイ・ステップ(一歩ずつ前進する)」の略です。大学4年生だったので、自分たちがこれから社会に出て、少しずつ成長していけるように、と思って付けた名前です。
げんき:でも、チャンネル名は最初、「始まりはトークからTV」っていう名前だったよね。
たすく:そうそう。当時、トークでのお笑いを売りにする動画クリエイターが多くて、うちらもそうできたらいいよねって。チャンネル名が「始まりはトークからTV」で、コンビ名が「ステバイ」みたいな。
――そうだったんですね、貴重な過去エピソードだ〜! メダルゲームは日頃から遊んでいたんですか?
たすく:小さい頃は遊んでいましたけど、中学生以降はめっきりでした。でも、撮影で遊んでみたら、すっごく楽しくって。
げんき:自分は小さい頃もそんなに遊んでいた記憶がないです。YouTubeを始めてからからですね。
――えー、意外! でも、それが今や、登録者約24万人の人気チャンネルに成長したんだから、すごいですね!!
げんき:本当にありがたいです。たすくがめちゃくちゃ頭良くって、企画も「次はこうしよう、ああしよう」って考えてくれるんですよ。多くの視聴者さんが見てくれていることに関しては、本当に本当に感謝しかないです。
たすく:ゲームセンターで遊んでいると、小学生くらいの子どもが声を掛けてきてくれることもあるんです。やっていてよかったな、とありがたい気持ちになります。
2人の思い出深い動画
――お2人の思い出深い動画を教えてください!
たすく:「100&メダル 激KAZAAAN!!」というメダルゲームがあるんですけど、そのゲームでとんでもない大当たりを出したんです。なんと、3万3333枚! すごくないですか? 泣きそうになりましたもん(笑)。カメラを回しているところで当たるって、なかなかの運なんですよ。映像に収めることができて、とってもうれしかったのを覚えています。
▲「100&メダル 激KAZAAAN!!」の動画! ほかにもいくつもあるから見てみよう!!
げんき:自分もその動画は思い出深いですが、「釣りスピリッツ」というメダルゲームも印象に残っています。「幻クラス」という、一番レアな魚を5匹連続で釣り上げることに成功したんです! あれを映像に収めているのは、他にないんじゃないかなぁ〜!!
▲「」釣りスピリッツ」の動画! ほかにもいくつもあるから見てみよう!!
たすく:動画になっているのが奇跡だよね。せいぜい、1・2匹釣れればいいほうだもん。
――す、スッゲーーー!! 今、奇跡という単語も出ましたが、メダルゲームって何か攻略法のようなものがあるのでしょうか。運要素が強いようにも感じるのですが……!
たすく:確かに運要素は強いと思います。でも、「どうして、ここでやめちゃったんだろう」っていう台が残っているんですよね。
げんき:もうちょっとでボーナスポイントが貯まりそうなのに、みたいなね。
――えーーー! メダルゲーム初心者の私には、お2人の言っていることがさっぱりわからないのですが!!
たすく:それは、ステバイの動画をいっぱい見てもらえればわかります(笑)。
――くぅーーー、宣伝上手!!!! あとは、メダルゲームをする際のジンクスって、何かあったりしますか? たとえば、ボタンを連打する、とか!
たすく:それがですね、あまりそういうことをしない時に限って、当たるんですよ。
げんき:当てたいって気持ちが前に出ると当たらないかもしれません。欲がない時に限って当たるもんね(笑)。
ステバイが思う「メダルゲームの魅力」
――お2人が思う、メダルゲームの魅力を教えてください!
げんき:大人から子どもまで、いろいろな方がゲームセンターでメダルゲームに夢中になっているのを見かけます。それだけ、幅広い層の方が楽しめるものなのかと!
たすく:家族で一緒に遊んでいる風景を見ると、微笑ましくなるよね。あとは、たった10枚のメダルが1000枚になる、なんてケースも決して少なくありません。要は、少ないお小遣いでも、メダルを増やしさえすれば、長く楽しめるというのが魅力の一つだと思います!
――なるほどなぁ、その通りですね! お2人が好きなメダルゲームの機種はありますか?
たすく:「釣りスピリッツ」と「いっしょに連射!デ・アタックパーティー」です。特に、「釣りスピリッツ」は、小さい頃に魚釣りをしていたことを思い出させてくれます。海なのにドラゴンがいたりして、男心をくすぐられるんですよね! 連れた時の高揚感もたまりません!! 「いっしょに連射!デ・アタックパーティー」に関しては、僕、連射が早いので! お気に入りの機種です。
げんき:自分も「釣りスピリッツ」は外せませんね〜! あとは、「ギョ~転!ガッポリすし」です。「ギョ~転!ガッポリすし」って、一気に3000枚くらいの大当たりを狙えるんですよ。大きい当たり枚数を狙えるのがおもしろいです!!
――お2人の話を聞いていると、自分もメダルゲームで遊びたくなってきちゃいました! 最後に、動画クリエイターを目指す子どもに、何かアドバイスをいただけますか?
たすく:とりあえず、動画を撮ってみないと何も始まりません。動画をアップしなくても、まずは友だちとメダルゲームで遊んでいる様子を撮影するところから始めるのがいいかなと思います。あ、お店では撮影の許可が必要だから、そこはちゃんと店員さんに聞いてね!
げんき:自分は編集が好きなので、その視点から。編集の練習をする場合、まずはいらないシーンをカットすることから始めよう! 余裕が出てきたら、効果音やBGMを入れてみたり。あ、効果音やBGMにも著作権と言って、それをつくった人の権利があるから、そこは注意してね! 勝手に使っちゃいけないんだよ。
――注意点を添えた、実践的なアドバイスをありがとうございます!! お2人のさらなるご活躍を祈っております!!
たすく・げんき:ありがとうございます!!
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