1982年に生まれ、現在も多くの人々に愛されているタミヤの大人気ホビー『ミニ四駆』。連載企画「ミニ四駆歴代マシンカタログ」では、いままで登場した歴代マシンを世代ごとに取り上げていくぞ!! 本記事では、第2次ブーム編の「ガンブラスターXTO」を紹介!
映画で大暴れしたFMマシン・ガンブラスターXTO
「ガンブラスターXTO」は、映画『爆走兄弟レッツ&ゴー!! WGP 暴走ミニ四駆大追跡!』のキャラクターであるリオン・クスコの使用マシン。実際の商品は1997年4月のボディ&ステッカーセット映画前売り券で先行販売。全国では8月に発売された。
マシン名にある「XTO」はマシン開発に携わったクスコ博士(X)、土屋博士(T)、岡田鉄心(O)の頭文字を取ったもの。劇中では新開発のGPチップγの影響により、怪電波を発する暴走マシンとして登場。TRFビクトリーズとリオンはガンブラスターが破壊される前にマシンを止めるべく奮闘した。フルカウルミニ四駆の中では数少ないFMマシンである。また、当時はセガサターン用ソフト『フルカウルミニ四駆 スーパーファクトリー』の出演や、1/1実物大マシンの制作など幅広いプロモーションも行われた。
スペック概要
■全長:144mm
■全幅:90mm
■全高:36mm
■シャーシ:スーパーFM
当時の「ガンブラスターXTO」コロコロ記事を振り返る!
「ガンブラスターXTO」の情報が初めて掲載されたのは、1997年のコロコロコミック1月号。『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』のアニメ映画化決定が発表され、世界グランプリを舞台にしたオリジナルストーリーの展開が明らかとなった。この時点ではマシンの詳細は謎に包まれており、シルエットのみの登場だ。
続いて3月号では、直近の発売マシンである「バックブレーダー」と合わせて、ガンブラスターXTOの情報が公開。さきほどの「XTO」の謎やマシン各部の仕組みについて紹介されている。また、映画に合わせて別冊コロコロコミックでも読み切りまんが前後編の掲載が決定。こちらの作品は後に『爆走兄弟レッツ&ゴー!! MAX』コミックス第7巻にて収録された。
5月~7月号では、バックブレーダー・ディオスパーダ・ベルクカイザー・ガンブラスターXTOといった、4つのマシンの改造記事をお届け。前売り券でいち早くボディをゲットした読者のために、スズカカップに合わせたセッティング例が特集で紹介された。
以上、第2次ブーム『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』編のマシンをお届け!
次回は、第2次ブーム編からチーム・アイゼンヴォルフのマシンが登場だ!
本連載は水曜日更新予定なのでお楽しみに!
※記事掲載スケジュールや内容が異なる可能性もあります。ご了承ください。
商品概要
「ガンブラスターXTO」■発売時期:1997年8月発売
・「ガンブラスターXTO」1997年モデル(販売停止中)
・「ガンブラスターXTO プレミアム」
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