これぞまさに、忍者のアイテム
ストームヴィル城の門番であり、『エルデンリング』プレイヤーの半分以上をふるいに掛けていると言われる最強の面接官“忌み鬼・マルギット”を見事に屠り去った俺は、いよいよ探求の本丸である城の内部に潜入を果たしたのである。
しかし、前回の記事に書いた通り……((゚Д゚;))
ここではホントに、よく死んだわ……。
安心して散策できるような場所はほとんどなくて、ちょっと別の部屋を覗いただけで……!
くっ……!! また長い槍を持った騎士がいやがるよ……><
この騎士、こちらも十分にレベルを上げられていればさほど恐ろしい相手ではない……と思う。でも、このときの俺はまだレベル25くらいで、いまでも、
「よくあのレベルでマルギットを倒せたなぁ……w」
と、ちょっと呆れるくらいの成長しか遂げていなかったのである。
よって、城の要所で出会う甲冑の騎士たちには……!
ズバッシャアアアアアッ!!!ww
「YOU DIEDwww」
バッシャッシャッシャッッ!!!www
「YOU DIEDwwwww」
と、間違いなく3~5回ずつくらい斬り捨てられていると思う((゚Д゚;)) もちろん、連続死を喰らうことも少なくなかったので、ストームヴィル城でどれほどのルーンを無駄にしたのか、考えただけでチビりそうになるので1日も早く忘れてしまいたいのが正直なところなのであるよ(苦笑)。
そんなストームヴィル城だが、このときは最深部まで踏み込むことはあきらめて、いくつかのアイテムを回収しただけで“勇気ある撤退”をしてしまった。というのも、
↑こんな、どっかで見たことのあるヤバそうなヤツが陣取っていて、強行突破することがためらわれたから……(((( ;゚Д゚)))
……いや実際は、
何度か立ち向かってみたんだけど、現状では歯が立たないことが判明したので(泣ける)、
「きょ、今日のところはカンベンしてやるわ(つω・`)」
というお決まりの捨て台詞を吐いて、城から逃げ出したんだけど^^;
それでも、収穫物はなかなかのものがあったよ。
もっとも大きかったのは↓こちらの武器だ。
リーチが長くて使い勝手がいいわりに、意外なほど軽くて使いやすい“三日月斧”!!
これ、宝箱から発見したんじゃなく、そこらをウロウロしているザコ(たぶん)を倒したときにポロリとドロップしたんだよなw 真価を発揮するには技量15が必要なので、脳筋の方向でビルドを進めていた俺としては、
「うーん。どうしようかな……」
と悩ませられはしたんだけど、いざ能力が達して使い始めたときに、
「え!! これ、めっちゃ使いやすくて強いんだけど……!! 武器はしばらく三日月斧だけでいいわ!!!」
と目からウロコが落ちることになるのである。
序盤で、メインに使う武器に悩んでいるプレイヤーは、ストームヴィル城で手に入る(かもしれない)三日月斧も候補に上げておくといいかもしれんよ!!
この三日月斧を筆頭に、『エルデンリング』は敵が稀にドロップする武器の中にメチャクチャ使えるものがあるのがたまらなくうれしいポイントのひとつだったりする。
現在、俺がリアルタイムで使っている老勇者はレベル125くらいで、そこそこ後半のほうを歩んでいる……と思うんだけど(希望的観測)、メインで使っている武器は墓場の敵を倒して手に入れた“断胴の大鉈”というナタだったりする。致命攻撃力が高い大斧で見た目が好みなので長らく使っているんだけど、このように個人の好みで使用武器にバリエーションが生まれるのが、じつにステキなんだよねぇ^^
話が逸れた。
三日月斧のほかに、ストームヴィル城では↓こんな変わりダネも手に入ったよ。
“擬態のヴェール”というアイテムで、説明によれば“FPを消費することでさまざまな物体に化けることができる”というものらしい。
これは……もしかしたら、ものすごく便利なアイテムなのかもしれない。
というのも、『エルデンリング』の世界はアチコチにお城や砦があるんだけど、すんなり入れることはホントに稀で、たいてい屈強な兵士や巨人、さらにはバリスタのような凶悪な兵器で武装されているので、中に侵入を試みるだけで多大な犠牲を払うことも少なくないのである。
でも、そこで擬態のヴェールを使ったら……!
そこらにある木箱やら彫刻に化けることができたなら……!!
だるまさんが転んだ方式でジリジリと門内に侵入し、敵が、
「?????」
と不思議に思っている間に背後を取れたりするのではなかろうか!!!www
てなわけで、さっそく実戦投入することにしましたよ。
ストームヴィル城を出た俺が向かったのは、まだ手付かずに残っていた南の半島のほうである。
確かここ、大きな砦があったんだけど、入ろうとしたらバリスタで蜂の巣にされて、
「きょ、今日のところはカンベンしてやるわ(つω・`)」
ってんで、撤退を余儀なくされたんだよね……w
でも、今回は……!!
擬態のヴェールで置物に化け、無血で入場を果たしてやる!! これぞ、トロイの木馬作戦じゃああああ!!!www
ではでは、さっそく砦の前で擬態のヴェールを使ってみよう^^
えーっと、アイテムリストにセットしてぇの……!!
ドロンッ!!!
うはwww 石像に化けたwww
なんか……むしろ怪しさ5割増しって感じがするんだけど(苦笑)、これで敵の目を眩ませることができているんだよねえ?? ジリジリと入っていっても攻撃を受けることなく、敵が気付いたときには中で祝杯をあげられるんだよねえ???
正直、そんなにうまくいくのか半信半疑だったんだけど、
「擬態とは、そういうことだよね……。じゃなかったら、コノハムシはあんなに巧妙に葉っぱに化けたりしないんだしさ……!」
もっともらしいことをつぶやいて、そのまま中に入っていこうとした。
と、ところが……!!(((( ;゚Д゚)))
バチュンバチュンッ!!!www
ビビって引き返したところのスクショしかないんだけど、なんだか……ふっつーに、矢とか弾丸が飛んでくる気がするんですけどッ!!! こ、これ、ホントに敵の目を欺けてんの!?! 余計に悪目立ちして、攻撃が苛烈化している気すらするんですがッ!!!!
それでも、
「い、いや!! たまたまかもしれん!! だって俺は、石像に化けているんだからね!!! バレるわけがないのだ!!!」
擬態のヴェールの性能を信じて、ズリズリと石像のまま砦に入っていったらだなぁ……(((( ;゚Д゚)))
ズババババババババンッ!!!
※写真を撮り漏らしていたので、別のシーンですけど^^;
「YOU DIEDwww」
やっぱちんだやぁぁぁぁああああん!!!!!><
擬態のヴェールはうまく機能しなかったけど(苦笑)、
つぎは“モーン城”を攻略しようと思います!!w
続く!
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『ELDEN RING』公式サイト:
https://www.eldenring.jp/
©BANDAI NAMCO Entertainment Inc. / ©2022 FromSoftware, Inc.