レアリティーSSRな虫とは?
リアル世界では、5月も半ばを過ぎたころから外の空気が明らかに変わり、ジメジメじわじわとした“湿気”と“熱気”を帯びたものに移り変わっていく。
4月の頭から5月初旬までの、あの爽やかな空気はどこにいっちまったんだ……!!><
現代の技術を総動員し、群馬県あたりを巨大ドームで覆って気温調整して、
“一生、春の街。それが群馬”
なんて感じにできないもんですかねえ!?(←群馬出身です)
しかし、そんな夢物語は俺が生きているあいだには実現しそうもないので、本日もやたらと湿っぽいネコ部屋(仕事机をネコ部屋に置かせてもらっているのです)に閉じこもって、じめじめとこの原稿を書いている。
すると……。
夏に切り替わりつつあるこの時期に目を覚まし、やたらと人にまとわりついてくる“小さな戦闘機”がヒュンヒュンと……!
「くっそ……! さっきから小さい虫がチラチラと飛び回っていやがる……!!(イラ)」
そうです……。
人間にとっては陰陰滅滅とする環境であっても、虫にとったら絶好の“羽化日和”。これからめったやたらとコバエや羽虫が発生して、家にいようが外にいようがイラつかされることになるのであるよ……。
そしてそれはリアル世界に限った話ではなく、我らがルナステラ島も同じことなのだ。
ご存知の通り『あつ森』の世界は、月が切り替わるタイミングで虫や魚といった生き物の入れ替えも行われる。当然、その動向はリアルなそれと連動しているので、5月を皮切りに……一気に虫の種類が増える!!!w よって図鑑が埋まっていない人は、5月をスタートに昆虫採集に走るのがセオリーとなっているのですよ!!w
最大の狙い目となるのは、やっぱりチョウチョだな。
家を出て2、3分歩いただけで、
モンキチョウやアオスジアゲハといった、いわゆる“レアリティーZ”(ザコ、の意)のチョウチョはいくらでも獲れるし、さらに運が良ければ、
アカエリトリバネアゲハに……!
ミイロタテハ!!
さらには……!!
日本の国蝶、オオムラサキ!!
そして、“チョウ界のラスボス”こと……!!
アカエリトリバネアゲハも、そのへんをバッサバッサと飛んでるーーーー!!!ww
去年のいまごろ、より取り見取りのチョウ採集があまりにも楽しくて、ついつい、
レアリティーの高いチョウチョは売らずに、虫かごに入れて展示していた思い出www 見た目にも楽しいし、レックスが来たときにまとめて売ればひと財産になるので、『あつ森』を始めたばかりの人はぜひご参考にw
でも、この時期に獲れる虫は、なにもチョウチョばかりではない。
“虫界のメインイベンター”と呼ばれる(誰にだ)甲虫類(カブトムシ系ね)の登場はもうちょっと後だけど、たとえば、
ゲンゴロウやタガメといった、リアル世界ではなかなか見られなくなった水生昆虫や、
“トンボ軍の斥候”ことギンヤンマも、わりと頻繁に飛んでいる。
まさにこの時期は、“虫の百花繚乱”状態。
空を見ても水面を見ても、何かしらの昆虫がブンブンスイスイと息づいているのである。
そんな、虫色の濃い島にあっても、相当な運と根性、そして実力がないと捕らえられない、はぐれメタルみたいな虫もいるので見逃してはならない。
俺がその虫を初めて捕まえたのは、ちょうど1年前の5月1日だった。
つまり、『あつ森』に発生したその日のうちには捕まえて、博物館に寄贈していたことになる。
「え?? だったらすぐに、見つけられるんじゃないの??」
と思うなかれ。
1匹目を捕獲した以降も、
「あと3匹捕まえて、レックスに模型にしてもらうんだ^^」
このような夢を抱いて探し続けたんだけど……なんと1年経ったいまも、その虫の模型を手に入れるに至っていないのである!!w
件の虫にレアリティーを設定するなら、紛れもないSSR。魚で言うところの、イトウやゴールデントラウトに匹敵するだろうか……!
その“超レア虫”とは何なのか??
……思いっきり記事タイトルになっているのでもったいぶる意味はなかったんだけど(苦笑)、ここに発表しましょうか!!
↓こちらです!!
そう!!! オニヤンマだぁぁぁあああ!!!www オメーいったい、どこにいるんだよぉぉぉおおお!!!www
つぎにレックスが来るまでに、なんとしてでも3匹のオニヤンマを手に入れたい!!! そして念願の模型を……!!!w
はたして、“オニヤンマ捕物帳”はどうなるのか?
続く!w
1年前の今日は?
せっかく丸1年、1日たりとも欠かさずにプレイしているので新企画“1年前の今日は?”と題して、“昨年の今日のスクショ”を1枚掲載していこうと思います!
ちょうど1年前、2020年5月24日の様子は↓こちらです。
カブの売買が盛んになり始めた時期で、手に持ちきれないほどウリから購入しては“カブ置き場”に安置していたのでしたw
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html
※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
© 2020 Nintendo