ここまでのあらすじ
年明け早々に勃発したルナステラ島の“大人事異動”が、ついに決着を見た。
ツンドラの引っ越しに端を発するこの異動劇は、
手持ちのマイルをすべて使い果たした離島ツアーの、最後の最後でサブリナを引き、
ようやく納得して我が島にスカウト。すぐに彼女は引っ越してきてくれて、
「やれやれ……。ギリギリだったけど、いいどうぶつに出会うことができたな^^ すべてが丸く収まったぞ^^」
リアル世界でも『あつ森』でも、人の異動(どうぶつだけど)はことさらストレスが伴うものだが、どうにか関係各位がホッとできるところに着地を見たのである。
……そう。
たったの1日だけ(((( ;゚Д゚)))
前回、前々回の記事に詳しいけど、
サブリナが引っ越してきた翌日にキャンプサイトに訪問者があり、やってきたのは神のきまぐれか悪魔のいたずらか、問答無用の超絶一番人気(当社比)どうぶつの“ジュン”。
結果、紆余曲折がありながらも、引っ越してきたばかりのサブリナが荷物も解かないうちに異動が決定。喜びと戸惑いの大人事が、ここに完結したのでありました……。
島の改良にも着手!
くどいようだが、サブリナのルナステラ島滞在時間は、まさかの“48時間”だけだった。
これは、
“引っ越してきた”
というより、
“慰安旅行の中日に立ち寄った”
ってくらいの電光石火っぷりであった。
この“居住48時間”という記録は、
「もはや永久に、誰も抜くことはできない」
ということでアンタッチャブルレコードとして認定された、ドングリの記録に並ぶものである。
まさか、“ハヤテのドングリ”の異名を持つ彼の記録に比肩する者が現れるとは……。
この突然のお別れを、島の住民たちも大いに悲しんでいたんだけどね。
ももこも……。
1ごうも……。
かぶきちも…………。
……って、オマエら本当に、1回でもサブリナとエンカウントしたんだろうな!!?w 俺の見ていた限り、誰ひとりとしてサブリナとすれ違ってもいなかったぞ!!!
と責めたところで、住民たちは馬の耳に念仏(ウマじゃないけどな)。こっちが困惑するほど切り替えが早く、タヌキ(たぬきちな)の手によりジュンの新居の建設が始まるや、どうぶつたちの興味は、新たにやってくるリスに全集中したのでありましたw
となれば、サブリナへの申し訳なさでモヤモヤとしていた俺ではあったが、ここはスパッと気持ちを切り替え、ジュンを歓迎する準備を始めようではないか。
そしてここで、俺は一計を案じた。
以前から、
「島を根本から作り直し、新生ルナステラ島を始めたい!」
と宣言してきたが、ジュンの移住をきっかけにいよいよ大幅なレイアウト変更を試みようと思ったのである。
「うんうん!! いいねいいね! こういうことは、きっかけと勢いが大事なのだ! できるところから手を付けてしまおうではないか!!」
島クリエイターを起動した俺は、まず最初に↓こちらの殺風景なジュン家の予定地のまわりをキレイに整頓。
生垣なんかも設えた結果……↓このような“庭付き一戸建て住宅”が完成したのである。
おおおお!!w こじんまりとした庭が、返ってステキじゃない!!(自画自賛)
さらに、ひさしぶりにたぬきちに掛け合って、
インフラ整備にも着手!!
橋も坂も少なくて移動が面倒だった弱点を、これを機に改善しようと思ったのだ。
もちろん、工事費は即金だ。
「金はあんねん金は!!! 橋も坂も、10個でも20個でも作ってくれや!!!」
ってことで、ついに島を挙げての“地形改良計画”までスタートしたのでありましたw
続く!
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html
※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
© 2020 Nintendo
『あつまれ どうぶつの森』プレイ日記 角満島開拓日誌のバックナンバーは次のページへ!!