環境保護の観点により
ルナステラ島に氾濫する無数の花どもをどげんかせんといかんと(懐かしいな)、ついに重い腰を上げて“引っこ抜き作業”を始めたと前回の記事で書いた。
この仕事は俺にとって、じつはかな~りエポックメイキングな出来事であったと知る者は少ない(あたりめーだ)。
というのも、さいたま市にある俺の家には、先住民が植えて巨木となり、毎年秋になると無数のイラガの幼虫と大きな渋柿の絨毯爆撃を敢行する柿の木があって、ほとほと手を焼いていたことがある。
道は汚すし、イラガの毛虫に刺されると尋常じゃないくらい痛ぇし……。
隣家に住んでる監視オババ(日がな一日、近所の動向に目を光らせてイヤミをまき散らしているオババがいるのだ)にイヤミのネタを提供するのも腹が立つので、
「もう根こそぎ引っこ抜いて、実もイラガも処分してくれようか!!」
と思ったことがあるのである。
しかし……。
いざ実行しようとチェーンソーを持ったんだけど、
「とはいえ……この柿の木も、生きているんだよな……。それを、人間のエゴで亡き者にするというのは……あまりにもヒドい話なのではないだろうかッ!!!><」
直前で環境保護運動(?)に目覚めてしまい、最終的には無駄な枝葉を落としてキレイにしてあげるという、ふつうの庭師仕事で終了してしまった(苦笑)。
そんな俺が……いまや躊躇なく、花も木も処分できているッ!!ww
というわけで、ルナステラ島の“花整備”の続きでありますw
DIYも進めちゃえ!
高台に咲き乱れていたコスモスを引っこ抜き、氷のオブジェと柱、そして簡単な道と池で飾ったのはよかったんだけど、
やっぱり……そのまわりで繁茂する、大量の花が気になる……w
とはいえ、前述の環境保護運動の観点から考えると、これらもすべて根っこから引き抜き、タヌキ商店の買取ボックスにブチ込むってのは……あまりにも乱暴すぎる気がする。最終的には売って処分……という方法を採るにしても、もうちょっとこう……スマートにできないものか??
そこで、俺は考えた。
『あつ森』における花の構成は、“花びら部分”と“茎・根部分”の2ヵ所から成っている。そしてこの花びら部分、じつは意外と応用の効くDIY素材のひとつで、数を集めればそれなりなアクセサリーなどを制作することが可能なのである。
いまや狂い咲きと言っても過言ではないコスモスの群生を眺めて、俺はひとつの決意を固めたのだ。
「決めた!! この花どもは……すべて花びらと根に分割し、DIYの素材にしてくれようではないか!!!w」
そこには、つぎのような打算もあった。
俺は島のレイアウト変更と並行して、“マイルを回収する”という大仕事も抱えている。その中には、DIYをした回数に応じて配られるマイルもあるので、花びらを元に家具やアクセサリーを大量生産できれば……まさに、一挙両得!! 一石二鳥!! これはやるしかないでしょう!!
ということで、まずは花びら回収を行うことにしました。
花びらの回収は、じつに簡単である。咲き誇る花の近くでYボタンを押すだけだ。
ぷちっw
ぷちぷちっww
うっひょーーー!!!ww これ、想像以上に気持ちよくて楽しいなあオイ!!!www
この調子で、氷のオブジェのまわりに咲いていた白いコスモスの花を、すべてむしってくれた。
うーーーんwww この……ヒジキの大群のような風景は、どこか寒々しいのうwww
でも、白いコスモスだけでは家具もアクセサリーもできないのだ(少なくとも、俺はレシピを持っていない)。何かを作るには……もっとカラフルな花びらも集めないと!!
俺が向かったのは、↓こちらのポイント。
はな~~~ん……ww
キャンプサイト前のコスモス畑……。
ここに来るといつも、俺のサイクリングコースの先にある蓮田市のコスモス園を思い出すw
ここにある色とりどりのコスモスも、遠慮なくむしることにした。
便宜的に“コスモス畑”と書いたけど、こいつらは勝手に勢力を拡大して、地面の隙間という隙間に入り込んできただけだからなw
さあ、どんどんむしるぞ!!
「ぷちぷちぷち……w ぷちぷちぷちちち……ww」
地味だけど、どこかクセになる単純作業をくり返した結果、キャンプサイト前のコスモス畑は↓こんな状態になりました。
はげ~~~ん……w
あまりにも寒々しい風景を見て、条件反射的に頭頂部を押さえる俺。むむむ、むしりすぎだ!!!>< 限りある資源(俺の頭髪なw)は大切にしないといけないんだぞ!!!><
なんて言いつつ、取れた抜け毛……じゃなかったコスモスの花を使って、DIYを試みようではないか!!
作るのは……↓こちらであります!!
そして、完成!!
これ……無限に作れるぞ(苦笑)。日替わりで付けても、同じ色だからつまらんしなあ……w
さて、大量のコスモスのかんむりをどうするかな。
次回に続く!
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html
※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
© 2020 Nintendo
『あつまれ どうぶつの森』プレイ日記 角満島開拓日誌のバックナンバーは次のページへ!!