第66回「風神」
公認プレイヤーの大塚角満が、モンスターの思い出やイラストの秘密を語りまくる!
今回はパズドラの歴史を語るにおいて外せない「風神」を特集!!
8年を超えるパズドラの歴史には、
ところどころに“戦況を大きく変えた”とされるモンスターが登場する。
それは、人類の歩みの中に見る奇跡的な発明や偉人の登場に似ていて、その黎明期から追っている筆者などはついつい、
「パズドラって、そういう歴史を刻めるほど長く続いているんだなぁ……」
と、遠い目になってしまうのである。
そういう意味では、今回取り上げる“風神”も、間違いなく歴史に刻まれるモンスターだ。
彼女の登場により、パズドラの立ち回りがどれほど大きく変わったことか……!
風神が実装されたのは、2016年12月31日。
ソティスやパールヴァティーが敵として現れたときにくり出してくる凶悪ギミック“ダメージ吸収”(一定以上のダメージを与えると吸収され、HPが回復してしまう)を無効化してくれるという神のようなスキル(神様だけど)をまとって登場し、一世を風靡したのだ。
このときの“風神フィーバー”はすさまじかった。
風神がサブにいることで難易度が激減するダンジョンもあったので(極限の闘技場とかね)、当時のゴッドフェスでは誰もがこぞって、
「風神!!>< 今度こそ、風神を引かねばならない!!!」
と、ある種の使命感を持ってガチャを回していたんだよなあ……w
いまでこそ、ダメージ吸収無効化スキルを持つモンスターは複数存在するが、だからといって風神の価値が下がったわけではない。
やはり彼女は、パズドラの歴史に刻まれた“伝説のモンスター”のひとりなのである。
大塚角満(おおつか・かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。 |
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