どんな住人が来ましたか?
この記事を読まれている方には釈迦に説法かと思うが、『どうぶつの森』シリーズはの楽しさのひとつは、ともに暮らす住民(どうぶつ)たちとのコミュニケーションにある。
他愛のない会話をするだけでも十分楽しいのだが、ときにはプレゼントをしてくれたり、
ときにはDIYのレシピを教えてくれたりするので、決して無下にすることはできない。
リアルなご近所づきあいと同様、隣人関係は大切にしないといけないのである。
猫を求めて
さて、そんな住人たちだが、順調にゲームを進めていれば、じきに5人に増えることになると思う。
最初にプレイヤーといっしょに移住してきた2匹と、追加で移住してくる3匹ね。
当面は、このメンバーで島の開拓をしていくことになると思うのだ。
しかし。
当たり前のことだが、プレイヤーによって、やってくるどうぶつはまったく違う。このランダム性こそ、『どうぶつの森』にドキドキとワクワクを振りかける格好の調味料なので、誰が来ようが甘んじて受け入れるのが正しい行動だと思う。だってどのどうぶつも、
「キミの島で、いっしょに暮らしたいんだ!!^^」
と、希望に目をキラキラさせながら移住してくるわけだし。それを拒むなんてヒドいこと、そうそうできるものではない。
が。
猫好きな俺としてはやはり、
「猫系のどうぶつが、たくさんやってこないかな~^^」
という淡い期待を抱いている。同じように犬好きの人は、
「住民は、犬ばかり揃えたい!」
と、強く思っているはずだ。
それなのに……! 嗚呼それなのに!!><
カモの島
我がルナステラ島の最初の住人に、猫系のどうぶつはいなかった。なので、つぎの移住者に期待を抱かざるを得ない。
「神様!!>< どうか猫を派遣してください!!」
そう願いながら、3匹目のどうぶつを迎え入れたところ……!
トリ~~~ん……www
「う……! ま、またカモが来た……」
じつは最初の住人にもカモがいたので、これで3匹中2匹がカモということに……。
しかも。
「つぎこそは、猫を!!!><」
床に頭をこすりつける勢いで祈願していたにも関わらず……。
トリ~~~ん……www
ぐはああああ!!! ま、またカモが来たぁぁぁああああ!!!><
な、なんとこれで、4匹3匹がカモという驚異のカモ率!! 俺、フォアグラが大好きで、人生で500羽分くらい食べてきたと思うけど、いまになってその呪いが発動しているのかもしれんわ……。
ちなみに。
「カモはやめろよ!! もうカモはいらんからな!!」
とわめきながら迎えた3匹目の移住者は……!!
コアラ~~~ん……www
……って、そこはネタ的にカモ引いとけよ!!!(怒)
それでも、我が島のカモ率が高いことには変わらない。この事実を、
「うちに島さぁ……カモだらけなんだよ……」
と同僚のたっちーに愚痴ったところ、
「何それウケるwww カモだらけの島、見せてよwww」
というので、我が鳥小屋島を見せたところ……。
「……ん? どこにカモいんの? 1匹も見当たらないけど?」
なんて、不思議なことを言うではないか。「ええ!?」と驚いて俺は言った。
「そんな馬鹿な!! ヒノコ、アンチョビ、ナッキー……って、みんなカモだろ!?」
するとたっちー、「あはははは!!」と笑いながら、衝撃的なことをのたまった。
「それ、ヒノコはヒクイドリ、アンチョビはスズメ、ナッキーはアヒルがモチーフだろ?www カモなんて1匹もいねえwww」
そして、つぎのようにトドメを刺したのである。
「……まあなんにしても、キサマの島がトリの楽園であることはわかったwww そこで、トリとともに暮らしてくれwww」
なお……。
唯一、我が島にいる“猫系”のどうぶつは↓この方であります……。
猫科のライオン……っていうか、完全に獅子……w
続く。
大塚角満の『あつ森』おもしろガイドも更新中
大塚角満(おおつか・かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。 |
『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html
※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
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