第58回「アヴァロンドレイク」
公認プレイヤーの大塚角満が、モンスターの思い出やイラストの秘密を語りまくる!
今回は懐かしのベテラン(!?)モンスター「アヴァロンドレイク」についてです!
前回、新降臨ダンジョンのボス“ニムエ”についての解説を書いたが、ちょっとそれに紐づくお話を。できれば前回のコラムを読んでから、以下のアヴァロンドレイクの解説を読んでいただきたい!
【パズドラ】『大塚角満のモンスター美術館』 第57回 最新の降臨モンスター「ニムエ」!!!! |
3月19日~3月24日にやってきた新降臨ダンジョン“ニムエ降臨!”の3階に、ナゼか懐かしのモンスター“アヴァロンドレイク”が配置されている。
このモンスターはニンテンドー3DS用ソフト『パズドラZ』に登場したモンスターで、2014年1月に“逆輸入”のような形でパズドラ本編にも実装されたものだ。
そのスキル“オーバードガイア”(全ドロップを木・光ドロップに変換する2色陣)があまりにも強力で、かつ、覚醒スキルで木属性強化(いわゆる“列”)を複数持っていることから、導入から丸6年が経ったいまでも現役で活躍できる実力を有している。
筆者も生粋の木属性使いなので、木の列パを作ろうと思ったらいまだ選択肢に入る。
さて、そんなベテランがナゼ、最新の降臨ダンジョンに配置されているのか?
その答えは……名前の“アヴァロン”にある。
ニムエは中世の騎士道物語『アーサー王伝説』に出てくる“湖の乙女”であると前回のコラムで書いたが、そんなニムエやアーサー王、円卓の騎士などが活躍する舞台となるのが伝説の島“アヴァロン島”なのである。そして“ドレイク”とは“ドラゴン”を意味する言葉なので、アヴァロンドレイクとは……“アヴァロン島のドラゴン”となるわけだ。
神話や英雄譚がモチーフとなっているパズドラのダンジョンは、よく見るとボス以外にも物語に合致したモンスターが配置されていたりするので、今後も適時、解説していきたいと思っております!
大塚角満(おおつか・かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。 |
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