スクアッドモードでのアジア1位、ソロモードでのアジア2位、ワールドカップの実況解説など、フォートナイトにおいて幅広く活躍しているプロゲーミングチーム「Green Leaves」がコロコロオンラインに参戦!
今後更なる飛躍が期待される「Green Leaves」が、注目のメンバーインタビューや、攻略情報などをお届け!
今回はアジア優勝・上位入賞を何度も飾り、Green Leaves フォートナイト部門の新星として活躍するMetsuo選手。彼はいかにしてその才能を伸ばしてきたのか、フォートナイトにおける出会いや尊敬しているプレイヤーとは誰なのか。Metsuoインタビュー、後半をお届けいたします。
——フォートナイトと出会ってどれくらいになりますか。
Metsuo:約1年くらいになります。……1年間フォートナイト一筋ですね(笑)。PCに来てからは毎日フォートナイトをプレイしてます。
——この1年間における『良い思い出』や『悪い思い出』ってあったりしますか?
Metsuo:『悪い思い出』はPCを買ってちょっとしてワールドカップが始まって(ソロとデュオ)、week1からweek10まであったんですけど、week1のソロの時は色々噛みあって良い成績だったのに対して、デュオは相方が全然見つからなくて、ワールドカップがなあなあになってしまったことです。PCに来たてで右も左も分からいことだらけでしたし、week2からweek10は自分の中では結構苦い思い出になってますね。
逆に『良い思い出』は、スクアッドでアジア1位を取れたのが一番嬉しかったですね。1位を取れたのは初めてだったですし、チーム4人一丸となって楽しくプレイも出来たので、成績以外の面でも凄く印象に残ってます。
——1年前の自分と比較して、どういった部分が変わりましたか。
Metsuo:もしかしたらプレイよりも考え方の方が成長しているかもしれないです。プレイはもちろん飛躍的に上手くはなっているんですけど、練習するときの考え方は変わりました。
バトルロイヤルなので何が起こるかわからないですし、今考えると昔の研究の仕方はツメが甘かったと思ってます。
研究してる風なんですけど客観視してみると大したことは考えれてないなっていうのはありましたし、敵と戦った時に仮に負けたとしたら、「うわー負けた」と落ち込むんじゃなくて、負けたら相手の分析「何故倒されたか」その場ですっと考えられるようになったと思います。
昔だったら間違いなく落ち込んでましたけど、今なら倒されても「倒された原因」をすぐに反省できるようになったのが一番の成長部分かなと。
——もし分析すると、自分自身はどういうプレイヤーですか?
Metsuo:ミスが少なくて、相手がやられたら嫌なことをできるプレイヤーですね。あとAIMには自信があります。
——PCでプレイしている期間は短いかと思いますが、AIMに自信があると言い切れるのは珍しいですね。
Metsuo:マウス操作はまだ1年ですが、自信はありますね。フォートナイトは他のゲームと違って縦のAIMが激しいゲームなので、マウスの動かし方、マウスの持ち方、視点移動からくる腰AIMなど、情報として得られるものは全て練習してきました。
あとフォートナイトって感度の早いプレイヤーがかなり多いと思うんですけど、実は感度の遅いプレイヤーとかも居て、そういったプレイヤーを中心にマウスの動かし方を研究しました。カメラに映ってるマウスの動かし方を見て、人ごとに違うマウスの動かし方に着目して、上手いプレイヤーのAIMを真似していました。
——視点移動を真似するというのは、具体的にどういうことでしょうか。
Metsuo:上手いプレイヤーと上手くないプレイヤーの視点の動かし方って、実はかなり違うんですね。戦ってる最中じゃなく、移動やアイテムの漁り、建物に対して建築して上っていく様子一つとっても、全然違うんです。一つ一つの視点の置き方に意味があると思ってるんで、凄く細かい話なのかもしれないですけど、参考にしていました。
——これからフォートナイトを始める方にアドバイスを送るとしたら、どのようなアドバイスを送りますか。
Metsuo:どこまで目指してるかによって変わると思うんですけど、今だと競技シーンがフォーカスされているので、そちらの話をすると仮定した場合、上手い人の真似をすることが上達への近道だと思います。
フォートナイトは特になんですけど、何回も反復してプレイしないと経験できないこともあるので。見て真似して練習して、何試合も実践を重ねていくのが大事だと思います。ある程度時間をかかりますけど、確実な上達方法です。
——尊敬しているプレイヤーがいれば教えてください。
Metsuo:日本人で尊敬しているプレイヤーは2人いて、byknさんとQjacさんの2人ですね。この2人は全然プレイスタイルが違うんですけど、人としても尊敬していますし、Qjacさんは視点移動も動きも素早いので見てて楽しいです。
海外だとバッキーFPSって人と、オセアニアにいるジンクスってプレイヤーを尊敬してます。彼らは落ち着いた立ち回りや、ミスの少ない建築が持ち味です。視点移動もゆっくりなんですけど、凄くAIMが良くて、AIMに関しては世界トップクラスのプレイヤーですね。全体的に安定してます。あとソロが強いです。
——ではライバルだと思っているプレイヤーは居ますか?
Metsuo:byknさん。なんだかんだ(笑)。尊敬してますけど、ライバルです。負けたくないですし(笑)。
自分はもともとプレステをプレイしていて、2019年にPCに移行したんですけど、プレステやってた時にもbyknさんのキルクリップなどが流れてきてて、その時から凄く尊敬していますし、目指すべきプレイヤーだと思ってます。PCに移行してきた時もbyknさんに習っていました。
日本におけるフォートナイトは建築をぶわーっと立てるやり方、つまり『魅せる建築』が流行っていたんですが、byknさんはずっと競技の方に注力して、『勝つための建築』に全力を注いでいました。そこが他のプレイヤーと全然違うなと感じましたね。
俺も競技プレイヤーになりたいと思ってPCにきたんで、byknさんのことは強く尊敬しています。
——リスペクトもしつつ、ライバルでもあるプレイヤーがいるというのは羨ましい限りです。ちなみにですが、仲の良いプレイヤーはいらっしゃいますか?
Metsuo:Aird(えあーど)ってプレイヤーと仲がいいです。元々PS4で一緒にやってた人で、自分より早くPCに行って、クロスプレイで一緒にプレイしてたりしました。なんだかんだ一緒に練習して、この間もソロで良い順位取ってたので、仲もいいですしお互い良い関係で成長しているんじゃないかなって思います。
——今後の目標について教えていただけますか。
Metsuo:来年は何らかのソロの大会で、1位を取ることです。それがワールドカップであればなお嬉しいです。アジアはソロが強い奴が強い、っていう傾向があるので、来年のどこかで1位を取って自分の強さを証明したいと思ってます。
2020年、是非ともMetsuo選手がんばってください。本日はインタビューお疲れさまでした!
Metsuo ●YouTubeチャンネル https://www.youtube.com/channel/UC2PLZNaIbznOpmWw68L-swA @Met_fn |
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ライター:gappo3 プロゲーミングチーム「Green Leaves」に所属し、ライターを兼任。選手に寄り添うインタビューをモットーに、丁寧に選手の一面を描いていきます。 https://twitter.com/gappo3gappo3 |
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