デュエマ妄想構築録 vol.15-2 ~《ジョリー・ザ・ジョルネード》で遊ぼう!(後編)~

6. 理論上最強 (脳内)

通常の展開では《SSS級天災 デッドダムド》に勝つことはできない。かといって奇を衒った発想では《ジョリー・ザ・ジョルネード》の存在意義が怪しくなってしまう。
 
このジレンマを解消する唯一の手段。
 
そう……メタクリーチャーを使うのはどうだろうか?

▲新1弾
「ジョーカーズ参上!!」
収録、「洗脳センノー」
▲「デュエマクエスト・パック
〜伝説の最強戦略12〜」
収録、「ポクチンちん」

 

《洗脳センノー》がいれば相手は《SSS級天災 デッドダムド》に侵略することがそもそもできなくなるし、《ポクチンちん》の場合は侵略こそ可能なので除去効果は走ってしまうものの、《SSS級天災 デッドダムド》自体を山札の下に送ることが可能となる。
 
こうしたメタクリーチャーを出して相手の展開を阻害しつつ、相手が諦めて別のアクションをとったならターン終了時の《ジョリー・ザ・ジョルネード》で一気に勝勢まで持ち込むことが可能となるのではないか。
 
だが、それでもただメタクリーチャーを使うだけだと《虹速 ザ・ヴェルデ》などによるマッハファイターが鬼門となる。
 
何か……何かないのか。メタクリーチャーと《ジョリー・ザ・ジョルネード》とを結びつける、最後の1ピースとなれる存在は。

▲超天篇第3弾
「零誕!
魔神おこせジョルネード1059!!」
収録、「トムのゼリー」
▲超天篇第3弾
「零誕!
魔神おこせジョルネード1059!!」
収録、「オケ狭間 寛兵衛」

あった。そう、それは超天篇第3弾の新カードの中に既に用意されていた。
 
マッハファイターを防げるとすればそれはブロッカーだ。
 
メタクリーチャーの脇にブロッカーを立てておけば、相手はマッハファイターすらも封じられる。となれば諦めて別の行動をとるしかない。だがそこでこちらはメタクリーチャーをブロッカーごと手札に戻し、《ジョリー・ザ・ジョルネード》のマスターJトルネードで致死打点を一気に作り出すのだ。
 
完璧だ……まさしく完璧。何せメタクリーチャーで十分な出力を発揮できない相手に対し、こちらはマスターJトルネードで理不尽を一方的に叩きつけられるのだ。これにより、《ジョリー・ザ・ジョルネード》は理論上最強という高みへとたどり着いたと言えよう。
 
というわけでこれが完成した今回のデッキ、「メタメタジョルネード」だ!
 
『メタメタジョルネード』

枚数
カード名
4
《トムのゼリー》
4
《タイク・タイソンズ》
4 《スッポンジトム》
4
《洗脳センノー》
3
《ポクチンちん》
3 《波乗りザブンプル》
4
《オケ狭間 寛兵衛》
4 《ガチャダマン》
4 《ジョリー・ザ・ジョルネード》
4 《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》
2 《ニルバーナー》
超GRゾーン
2 《鋼特Q ダンガスティックB》
2 《鋼ド級 ダテンクウェールB》
2 《超Ω級 ダルタニックB》
2 《ゴッド・ガヨンダム》
2 《せんすいカンちゃん》
2 《The ジョラゴン・ガンマスター》

 

ちなみにこのデッキが4枚しか入っていない《ジョリー・ザ・ジョルネード》を引かないときにどうなってしまうのかについては……《ゴッド・ガヨンダム》のみぞ知る、といったところか。神だけに (場内爆笑)。
 
???「激寒クソギャグはともかくとして、もっとフリースタイルな発想でデュエマを楽しんでみたらどうかな?」
 
そ、その声は!?

フリースタイルラッパー、デッドマン!!(よくわからないけどまたTiktok……?)
 
デッドマン「研究大好きな研究仙人のために、また研究しがいのありそうなカードを持ってきましたよ!」
 
はたしてデッドマンが持ってきてくれたカードとは!?
 
次回に続く!

ライター:まつがん
フリーライター。クソデッキビルダー。
論理的な発想でカード同士にシナジーを見出すのだが、途中で飛躍して明後日の方向に行くことを得意とする。
オリジナルデッキでメタゲームに風穴を開けるべく日夜チャレンジを続けている(が、上記のような理由で大体失敗する)。

デュエマ妄想構築録vol.14バックナンバー
デュエマ妄想構築録 vol.14-1 ~デュエマを否定しろ!?運だけカウンター戦略!~
デュエマ妄想構築録vol.15バックナンバー
デュエマ妄想構築録 vol.15-1 ~《ジョリー・ザ・ジョルネード》で遊ぼう!(前編)~

 

次回は10/4(金)更新!!