デュエマ妄想構築録 vol.14-3 ~墓地から猫!?新カード《暴毛猫 ギリゾンビ》登場!!~

By まつがん
 
~前回までのあらすじ~

▲革命
第3章
「禁断のドキンダムX」収録
「T・アナーゴ」
▲革命ファイナル
第1章
「ハムカツ団とドギラゴン剣」収録、
「T・ビウオ」

はっ!まさかデッドマンは次回のデッキが名前に「T」が入ったカードだけを集めた「TTスペシャル」であることを予言していた……?(※違います)
 
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デッキ構築における着想は、自らが使ったことのあるカードに規定される。
 
墓地ソースを使っていたプレイヤーは墓地を肥やすカードや墓地から拾うカードに造詣が深いし、レッドゾーンを使っていたプレイヤーは火文明のコマンドやS・トリガーには一通り目を通した経験があるはずである。
 
発想は、そうして培ってきた「慣れた引き出し」から取り出される度合いが高い。
 
ということはすなわち、すべてのアーキタイプに慣れ親しんでおけば、より多くの着想が得られるということだ。
 
プレイヤーなら、当たったアーキタイプが何ターン目にどんな手札内容になっていることが多いのかという知識を得るために、自分が使わないデッキであっても対戦相手の手札内容を予測するために一度は回してみるべきである。
 
しかしそれと同様にデッキビルダーも、新カードが出たときにそれと噛み合うカードをいち早く発見するために、ありとあらゆるアーキタイプに精通しているべきなのだ。
 
それでは紹介しよう。
 
9月21日に発売する超天篇第3弾「零誕(ゼロバース)! 魔神(マジ)おこせジョルネード1059(ヘブン)!!」に収録予定のカード、《暴毛猫 ギリゾンビ》だ!
 

▲超天篇第3弾「零誕! 魔神おこせジョルネード1059!!」収録、「暴毛猫 ギリゾンビ」

やばそうな気配しかしない。
 
条件を満たせば墓地からタダで出てくるクリーチャーが攻撃可能な上にさらにブロッカーまでも持っているというのは、スーパーレアである《ビックリーノ》と比較しても遜色ない破格のスペックだ。
 
その分「カードが自分の墓地からバトルゾーンに置かれ」なければならないという条件は一見厳しいが、たとえば最近流行の《SSS級天災 デッドダムド》が墓地から「侵略」しても条件が達成するなど、様々な抜け道がありそうでもある。
 
5コストの闇のクリーチャーがタダで出てくるということで、《革命類侵略目 パラスキング》の「侵略」元になる点もありがたい。いかにして条件を達成し、その上で何をするかという2つの命題の答えの組み合わせ次第で幾通りものデッキが組める、デッキ構築意欲をくすぐるカードと言えるだろう。
 
さて、ではこの《暴毛猫 ギリゾンビ》を使って早速新しいデッキを作っていくとしよう。
 
次回に続く!

ライター:まつがん
フリーライター。クソデッキビルダー。
論理的な発想でカード同士にシナジーを見出すのだが、途中で飛躍して明後日の方向に行くことを得意とする。
オリジナルデッキでメタゲームに風穴を開けるべく日夜チャレンジを続けている(が、上記のような理由で大体失敗する)。

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次回は9/13(金)更新!!