パブロで一番大事なギアは「受け身術」!?
――『スプラトゥーン』の話に戻りますけど、テルミさんのコントローラーの設定を教えてください。
テルミ：ジャイロもスティックも両方5にしてますね。早いと強そうなんで。
あとばる：わかる（笑）。
――ギア構成についてはどのようにしていますか？
テルミ：一番大事なのは受け身術です。理由はかっこいいからです！
▲「受け身術」のギアをつけておくとスーパージャンプの着地時に前転することができる。
――カッコイイから!? それだけ!?
あとばる：うん、確かにカッコイイ（笑）。
テルミ：よくTwitterでも「なんで受け身術を付けてるんですか」って質問が来るんですけど、全部「カッコイイからです」って答えてます！
――それは本当にカッコイイからだけ？ なにか立ち回り的に重要とかではなく？
テルミ：そうですね。なんかないと落ち着かなくなっちゃったんで。まあ、受け身術付けててよかった場面って残念ながらなくて、ステルスジャンプのほうが圧倒的に強いんですけどね。
――普通に選択するならステルスジャンプだけど、カッコイイからあえて受け身術を付けてると（笑）。
テルミ：そうですね。最近、野良でなぜか受け身術を付けてるパブロの人を見るんですけど、ステルスジャンプのほうがいいです（笑）。
▲「ステルスジャンプ」のギアは、スーパージャンプ時の着地点のマーカーが離れた場所から見えなくなる効果がある。トッププレーヤーでも採用している人の多いギアのひとつだ。
――テルミさんは野良のガチマッチをプレーするときはどんなことを意識しています？
テルミ：とにかく自分で全員倒すことですかね。そうでもしないと勝てないんで（笑）。こういうと口が悪いみたいになっちゃうかもですけど、味方に期待するよりは自分で全部やったほうがいいかな、って。
――なるほど。あとばるさんは最近はガチマッチではどうですか？
あとばる：最近は味方のカバーにすぐ行くようにしてますね。結局これって自分で全部やるってことでもあるんですけど、基本的に味方のカバーはするけど、味方からのカバーは期待しちゃいけない、って感じでやってます（笑）。
――では最後にナワバリで勝つためにチームとしてどういうことが必要だと思いますか？
テルミ：とにかく敵の位置をしっかり報告することですかね。それで次にどうするかを考えていく。
――チームでのテルミさんの役割は機動力で敵を攪乱してヘイトを稼ぐという感じなんですか？
テルミ：そんな感じですかね。基本は前で戦いたいので、チャンスがあれば敵陣に抜けていこうという形でやってます。
――打開のときはチームとしてどういう形でやっていこうとか決めていたりするんですか？
テルミ：どこのチームもそうだと思いますけど、まずは全員でスペシャルを溜めますよね。その上で、ハイパープレッサーを起点に動き出す感じですかね。あんまりこういうこと言うと作戦バレちゃうのでアレなんですけど。
▲ハイパープレッサーは打開の起点となるスペシャルのひとつ。これでうまく相手を倒せるかが大きなポイントだ。
――あ、そうですよね。
テルミ：秘密ですよ。
あとばる：聞いてしまったけど（笑）。
――じゃあ、情報交換ということで、あとばるさんたちカラマリでの打開の動きを（笑）。
あとばる：最近がぴょんがハイパープレッサーじゃなく、ボムピッチャーを持っていることが多くて、センプク寄りのキルからボムピッチャーで塗りを広げていく感じですかね。
テルミ：ふむふむ、なるほど。聴いちゃいましたよ（笑）。
あとばる：これも秘密で（笑）。
テルミ：じゃあ、お互い秘密ってことで。
・野良のガチマッチでは味方からのカバーは期待せず、全部自分でやるくらいの気持ちでプレーすべし！
・チームとしてナワバリで強くなるには、全員で敵の位置をしっかり報告しあって、次の行動を考えることが大事
・受け身術はカッコイイ!!
次回は新たなプレーヤーが対談に登場！
大盛り上がりで終わった「NPB eスポーツシリーズ スプラトゥーン2」について振り返っていくぞ。
