2. パワーが12000以上であることを生かす
《パラディソ・シエル》の優位性といえば、なんといってもその「サイズの大きさ」だろう。
13000といえば、《百族の長 プチョヘンザ》にすら殴り勝てるサイズである。このサイズを生かさない手はない。
そして、この規格外のサイズを生かすとするならば。
《ヴァム・ウィングダム/ソニック・ダンス》の出番だ。
そう、意外と知られていないかもしれないのだが、デュエマはT・ブレイカーが3回殴ると人が死ぬのである。
ならば頭を空っぽにして夢を詰め込むしかない。知性を捨てて、ゴリラになろう。
『パラディソウィングダム』
《マリン・フラワー》 | |
《T・アナーゴ》 | |
《アストラル・リーフ》 | |
《パラディソ・シエル》 | |
《終末の時計 ザ・クロック》 | |
4 | 《ヴァム・ウィングダム/ソニック・ダンス》 |
4 | 《ミラクル1 ドレミ24》 |
4 | 《ベイビー・バース》 |
4 | 《ヘブンズ・フォース》 |
1 | 《時の法皇 ミラダンテⅫ》 |
1 | 《百族の長 プチョヘンザ》 |
1 | 《エメラル》 |
1 | 《次元の霊峰》 |
回らん🤔
中途半端に知性を保って器用に色々とやろうとした結果、《マリン・フラワー》《T・アナーゴ》と《アストラル・リーフ》、《ミラクル1 ドレミ24》と《ヘブンズ・フォース》など、それぞれのパーツが他のパーツと依存しすぎていて、手札がわけのわからない事態になりがちであった。でも《ベイビー・バース》で《アストラル・リーフ》出したいじゃん?
かくしてコンセプトの詰め込みすぎは良くないという、至極当たり前の教訓が得られた結果となったのだった。
3. 3ターン目に殴れるT・ブレイカーであることを生かす
だが、《パラディソ・シエル》を軽いゴリラとして運用するというのは、方向性としては間違っていないように思われた。
やはり、思いきりが足りなかったのだ。考えてみれば、ゴリラは《ベイビー・バース》で山札からカードを探したりはしない。野生のゴリラなら、引いたカードをそのまま叩きつけるはずだ。
そして、そんなゴリラの精神を体現したカードといえば。
《”轟轟轟”ブランド》しかあるまい。
そう、デュエル・マスターズの時代は終わった。ゴリラ・マスターズ略してゴリマが、これからの時代の最先端なのだ。
行くぞ、ゴリマ・スタート!
『パラディソ轟轟轟』
《マリン・フラワー》 | |
《T・アナーゴ》 | |
《貝獣 ホタッテ》 | |
《水面護り ハコフ/蓄積された魔力の縛り》 | |
《生意気な衛兵 メダカ》 | |
4 | 《アストラル・リーフ》 |
4 | 《パラディソ・シエル》 |
4 | 《*/零幻トリムナー/*》 |
4 | 《終末の時計 ザ・クロック》 |
4 | 《”轟轟轟”ブランド》 |
超GRゾーン | |
2 | 《硬直 TL-20》 |
2 | 《予知 TE-20》 |
2 | 《補充 CL-20》 |
2 | 《浸透 DS-10》 |
2 | 《重圧 CS-40》 |
2 | 《フォー・ユー》 |
(端から順にカードを叩きつけるだけなので) 回る!回るぞ!!
ゴリラなりに考えた結果、S・トリガーを多めに搭載している。《*/零幻トリムナー/*》は水の殴れる2コストクリーチャー (実質) で無条件のS・トリガーを持つおそらく歴史上初のカードであり、素引きしてもそこまで動きを邪魔しないのがありがたいところだ。
「これくらいのゴリラじゃ我慢できない」という方は、殿堂カードである《パラダイス・アロマ》や《神出鬼没 ピットデル》を使えばさらに効率良く《パラディソ・シエル》を出せるので、試してみてもいいかもしれない。
ではまた次回!
ライター:まつがん
フリーライター。クソデッキビルダー。
論理的な発想でカード同士にシナジーを見出すのだが、途中で飛躍して明後日の方向に行くことを得意とする。
オリジナルデッキでメタゲームに風穴を開けるべく日夜チャレンジを続けている(が、上記のような理由で大体失敗する)。