デュエマ妄想構築録 vol.10-1 ~《パラディソ・シエル》で、ゴリマ・スタート!~

2. パワーが12000以上であることを生かす

 
《パラディソ・シエル》の優位性といえば、なんといってもその「サイズの大きさ」だろう。
 
13000といえば、《百族の長 プチョヘンザ》にすら殴り勝てるサイズである。このサイズを生かさない手はない。
 
そして、この規格外のサイズを生かすとするならば。
 

▲双極篇 第4弾「超決戦! バラギアラ!!無敵オラオラ輪廻∞」収録、「ヴァム・ウィングダム/ソニック・ダンス」

《ヴァム・ウィングダム/ソニック・ダンス》の出番だ。
 
そう、意外と知られていないかもしれないのだが、デュエマはT・ブレイカーが3回殴ると人が死ぬのである。
 
ならば頭を空っぽにして夢を詰め込むしかない。知性を捨てて、ゴリラになろう。
 
『パラディソウィングダム』

枚数
カード名
4
《マリン・フラワー》
4
《T・アナーゴ》
4
《アストラル・リーフ》
4
《パラディソ・シエル》
4
《終末の時計 ザ・クロック》
4 《ヴァム・ウィングダム/ソニック・ダンス》
4 《ミラクル1 ドレミ24》
4 《ベイビー・バース》
4 《ヘブンズ・フォース》
1 《時の法皇 ミラダンテⅫ》
1 《百族の長 プチョヘンザ》
1 《エメラル》
1 《次元の霊峰》

 
 
回らん🤔
 
中途半端に知性を保って器用に色々とやろうとした結果、《マリン・フラワー》《T・アナーゴ》と《アストラル・リーフ》、《ミラクル1 ドレミ24》と《ヘブンズ・フォース》など、それぞれのパーツが他のパーツと依存しすぎていて、手札がわけのわからない事態になりがちであった。でも《ベイビー・バース》で《アストラル・リーフ》出したいじゃん?
 
かくしてコンセプトの詰め込みすぎは良くないという、至極当たり前の教訓が得られた結果となったのだった。
 

3. 3ターン目に殴れるT・ブレイカーであることを生かす

 
だが、《パラディソ・シエル》を軽いゴリラとして運用するというのは、方向性としては間違っていないように思われた。
 
やはり、思いきりが足りなかったのだ。考えてみれば、ゴリラは《ベイビー・バース》で山札からカードを探したりはしない。野生のゴリラなら、引いたカードをそのまま叩きつけるはずだ。
 
そして、そんなゴリラの精神を体現したカードといえば。
 

▲双極篇 第2弾「逆襲のギャラクシー卍・獄・殺!!」収録、「“轟轟轟”ブランド」

《”轟轟轟”ブランド》しかあるまい。
 
そう、デュエル・マスターズの時代は終わった。ゴリラ・マスターズ略してゴリマが、これからの時代の最先端なのだ。
 
行くぞ、ゴリマ・スタート!
 
『パラディソ轟轟轟』

枚数
カード名
4
《マリン・フラワー》
4
《T・アナーゴ》
4
《貝獣 ホタッテ》
4
《水面護り ハコフ/蓄積された魔力の縛り》
4
《生意気な衛兵 メダカ》
4 《アストラル・リーフ》
4 《パラディソ・シエル》
4 《*/零幻トリムナー/*》
4 《終末の時計 ザ・クロック》
4 《”轟轟轟”ブランド》
超GRゾーン
2 《硬直 TL-20》
2 《予知 TE-20》
2 《補充 CL-20》
2 《浸透 DS-10》
2 《重圧 CS-40》
2 《フォー・ユー》

 
 
(端から順にカードを叩きつけるだけなので) 回る!回るぞ!!
 

▲「超GR スタートデッキ キャップのオレガ・オーラ・デリート」収録、「*/零幻トリムナー/*」

ゴリラなりに考えた結果、S・トリガーを多めに搭載している。《*/零幻トリムナー/*》は水の殴れる2コストクリーチャー (実質) で無条件のS・トリガーを持つおそらく歴史上初のカードであり、素引きしてもそこまで動きを邪魔しないのがありがたいところだ。

▲革命「超ブラック・ボックス・パックb」
収録、「パラダイス・アロマ」
▲新1弾「ジョーカーズ参上!!」
収録、「神出鬼没 ピットデル」

「これくらいのゴリラじゃ我慢できない」という方は、殿堂カードである《パラダイス・アロマ》《神出鬼没 ピットデル》を使えばさらに効率良く《パラディソ・シエル》を出せるので、試してみてもいいかもしれない。
 
ではまた次回!
 

ライター:まつがん
フリーライター。クソデッキビルダー。
論理的な発想でカード同士にシナジーを見出すのだが、途中で飛躍して明後日の方向に行くことを得意とする。
オリジナルデッキでメタゲームに風穴を開けるべく日夜チャレンジを続けている(が、上記のような理由で大体失敗する)。

 

次回は4/26(金)更新!!