トッププレイヤー イカすガチ対談マッチ!!
【あとばる×はんじょう 第1回】
ゲーム実況者・Youtuberとしても大人気のはんじょう選手が、ついに対談初登場!
あとばる選手との関係から、話題になった「スプラップ」の誕生秘話まで、気になる話をいろいろと聞いてみたぞ!
なお、あとばる選手所属のカラマリと、はんじょう選手所属のウルトラリベンジャーズが激突したオンライン大会の試合は下記の動画で見ることができるぞ。
あとばる
驚異的なエイム力を持つカリスマプレーヤー。「第2回スプラトゥーン甲子園」では、不利な状況から相手を次々と倒す神がかり的なプレーを連発し、優勝に大きく貢献。H3リールガンの名手としても知られ、彼の影響でH3リールガンを使い始めたプレーヤーも多いとか。おもな実績は「第2回スプラトゥーン甲子園」優勝、「第4回スプラトゥ-ン甲子園オンライン代表決定トーナメント」優勝など。チームLibalent Calamari(リバレントカラマリ)所属。はんじょう
日本最強クラスのローラー使い。『第4回スプラトゥーン甲子園』では関東地区大会Day2で王者GGBOYZと名勝負を繰り広げたほか、オンライン代表決定トーナメントでも決勝でLibalent Calamari(リバレントカラマリ)と激闘を演じるなど、その実力を如何なく発揮。観客を大いに沸かせた。また、ゲーム実況者・Youtuberとしても有名で、人気と実力を兼ね備えたカリスマプレーヤーのひとりだ。
日本一のローラー使い“はんじょう選手”が降臨!
――おふたりは対抗戦などで何度も試合をされていると思うのですが、個人的に一緒にゲームしたり、なにか話したりとかは?
はんじょう:たまにあるよね。
あとばる:うん。
はんじょう:『スプラトゥーン2』を同じチームで一緒にやったこともあるので。
――では、お互いによく知っている間柄なんですね。
はんじょう:そうですね。まぁまぁ知っている感じかな?
あとばる:そうだね。
――プレーヤーとしてのお互いの印象を聞かせてください。『1』のときからお互いのことは知っていた?
あとばる:知ってはいましたけど……。
はんじょう:『2』からだよね。仲良くなったのは。
あとばる:そうだね。
――『1』のころはお互い「そういうプレーヤーがいるな」と認識していた程度?
あとばる:そうですね。はんじょうさんは『1』のころは大会にポンポン出る人ではなく、どちらかというとYoutuber寄りの活動をメインにしてた印象なんですけど、『2』になって大会とかも出場するようになって一気にポーンと跳ね上がった感じというか。もちろん『1』から上手かったと思うんですけど、ローラー使いではいまトップの実力を持つプレーヤーですね。
はんじょう:まぁ、そうだね(笑)。
あとばる:(笑)。なので、敵のときは本当に一番に警戒しなきゃいけない相手ですね。潜伏の箇所も上手いですし、潜伏してからのスニークの動きも……僕はローラーを使ってないので想像がつかないんですけど、本当に意表を突いたというか、意識の外から殴ってくるような動きをしてくる相手ですね。
YouTube動画「第4回スプラトゥーン甲子園」オンライン代表決定トーナメント 各地区大会振返り特番3:15:07より引用
――はんじょう選手から見た、あとばる選手の印象はいかがでしょうか。
はんじょう:あとばるはもうなにを持っても上手い。でも中衛が一番上手いかな。大崩れしない立ち回りをしてくれるので、味方のときはスゲー頼りになりますし、敵のときはひたすら倒しづらい。あとばるが崩れたら試合も崩せるんだけど、変なやられ方というのをほとんどしなくて、倒されているときもしっかり前に出てラインを押し上げた形でやられてるんですよ。なので本当に強いし上手いし、最強ですね。
――おふたりは「スプラトゥーン甲子園」のオンライン大会の決勝で敵チーム同士として激突しました。
はんじょう:当たりましたね。
――大会前はお互い知っているからこそ警戒したり意識したりってのはありました?
はんじょう:そうですね。でも俺らはトーナメントがあとばるのいるカラマリとは反対のブロックだったので、基本的には1回戦、2回戦くらいのチームを意識していて。で、いざ決勝まで進んだら相手がカラマリで、これはヤバイみたいな(笑)。対抗戦とかでも相性が悪いのはわかっていたので、「うわ、カラマリが来ちゃったよ」みたいな感じでしたね。
――チームのブキ編成的にカラマリの方が有利だった?
はんじょう:そうですね。もともとチャージャー入りの相手に対して、自分たちは相性が悪いって話はしていて、カラマリにはぴょんくん(日本屈指のチャージャー使い。以前、本対談にも登場してくれたぞ!https://corocoro-news.jp/31914/ )がいるので、「決勝にカラマリが来たらやばいな」とは思ってたんですけど、まんまとそうなっちゃいましたね。
▲オンライン代表決定トーナメント決勝1試合目でのウルトラリベンジャーズのブキ編成。スプラローラー(はんじょう選手)、キャンピングシェルター(かよたそ選手)、クーゲルシュライバー・ヒュー(りう選手)、シャープマーカーネオ(その選手)という構成。
YouTube動画「第4回スプラトゥーン甲子園」オンライン代表決定トーナメント 各地区大会振返り特番3:12:13より引用
▲オンライン代表決定トーナメント決勝1試合目でのカラマリのブキ編成。バケットスロッシャーデコ(くろす選手)、デュアルスイーパーカスタム(あとばる選手)、スプラチャージャー(ぴょん選手)、スプラマニューバーベッチュー(2438がくえん選手)という構成。
YouTube動画「第4回スプラトゥーン甲子園」オンライン代表決定トーナメント 各地区大会振返り特番3:12:14より引用
――できれば途中で負けて欲しかった相手?
はんじょう:まぁ、でも実際に来ちゃったから、「ああ、やっぱり強えな」と。
――あとばるさんたちは決勝の相手に、はんじょうさんのウルトラリベンジャーズが来たときはどういう気持ちだったんですか?
あとばる:確か、決勝のちょっと前に対抗戦で練習したよね。
はんじょう:うん、した。
あとばる:そのときから編成があまり変わっていなくて、練習段階から「ぴょんはとにかくキャンピングシェルターを潰せ」という話はしていました。キャンピングシェルターに侵入されたらこっちが厳しくなるから、まずはこれを潰して、塗りで制圧をかけちゃえばローラーは動けなくなるので。
とりあえずはキャンピングシェルターのかよたそと、ローラーのはんじょうさんを警戒しましたね。そこさえ潰せばこちらの動きができるぞ、と。それで、決勝2本目のコンブトラックなんかは、うまいことぴょんがかよたそを潰してくれていたので、いい感じに噛み合って勝利につながったのかなと。
はんじょう:決勝のカラマリはチームとしての連携がすごくよかったね。こっちが2~3人倒しても全然流れが変わらなかったので、「あー、これは厳しいな」って思いながらプレーしてた。
▲YouTube動画「第4回スプラトゥーン甲子園」オンライン代表決定トーナメント 各地区大会振返り特番3:21:12より引用
――その辺りはカラマリの作戦がうまくハマった?
はんじょう:そうですね。ハイパープレッサーでしっかりかよたそを潰してきてたのがキツかったですね。
――なるほど。それを踏まえて5月に開催されるNPB主催の大会でどうなるかも楽しみなところです。
はんじょう:ウチはあれから編成を変えたからね。
――えっ、そうなんですか? それともブラフ!?
はんじょう:どうでしょう。楽しみにしててください(笑)。