【スプラトゥーン】トッププレイヤー イカすガチ対談マッチ!!　あとばる×西澤祐太朗が語るチームとしての戦略～4～

ウデマエアップするための2つの重要なポイントとは？

──西澤さんといえばYouTubeで定期的に『スプラトゥーン』の動画を投稿されています。
西澤：3年前くらいからやっていますね。
 
──毎回内容もわかりやすくて、立ち回りを考える上でも非常に参考になります。芸人さんなのでおしゃべりが上手なのはもちろんですけど、説明したり分析したりということも、もともと得意なんですか？
西澤：なんなら『1』のときのほうが考えてやっていたのかなって思うんですけど、『2』になってから動画の本数が半分以下になってるんですよ。まあ、いまはチームとしての活動があるので、忙しくてってのもあるんですけど、ただ自分の考えていることを動画にしていただけなので、そこまで分析が得意という意識はないですね。
 
──相方の風次さん（裏切りマンキーコングで西澤さんとコンビを組む関谷風次氏）が実況で入るじゃないですか。あれは、ほかの方の動画にはない大きな特徴ですよね。
西澤：そうみたいですね。以前、他のユーチューバーの方と喋る機会があったんですけど、その方にも「あの形は新しいね」って言ってもらえたんですよね。
 

▲西澤選手のユーチューブチャンネルはここでチェック。ウデマエアップに役立つ動画が数多く投稿されているぞ。

 
──風次さんもどんどん実況が上手になってきていますよね。
西澤：やってる側からするとマジでうざいんですけど（笑）。横でベラベラ喋ってちょっとボケて。で、俺はそのボケを聞いているんですけど、無視するんですよ。プレーとかに集中してるのが切れちゃうから、なるべく反応しないようにしてる（笑）。
 
──そういう環境でもちゃんといいプレーをするっていう（笑）。そんな西澤さんから見て、ガチマッチのA+帯とかS帯で足踏みしてる人たちにウデマエアップのためのアドバイスをするとしたら、どんなものがありますか？
 
西澤：とにかくXにいきたいっていうなら、単にいま強いって言われているブキを持つのが、やっぱり手っ取り早いですよね。いわゆる環境ブキ、いまだとスクリュースロッシャー系だとかプライムだとかが多いですよね。この辺を持ったほうが勝ちやすいかなって思うんですけど、でもやっぱり自分の好きなブキでやりたいじゃないですか。そうなったら、やっぱりエイム力を鍛えるのがポイントかなと思います。
 
──エイム力を鍛えるために、具体的にどういうことをやるとよいのでしょうか？
西澤：試射場でイカの風船を動き回りながらできるだけ早く倒していく。細かくいうと、試射場に動いていない5個の風船があるじゃないですか。その5つの風船の全部に弾が届く位置に立って、足を動かさずにコントローラーのジャイロだけですばやく風船を倒していく。A～S帯なら、これをやるだけでランクひとつは上がるかなって思いますね。
　あと、S＋からXに上がれないって人がけっこういるんですけど、見ている感じだとS+になってる人ってだいたいエイムはできているんですよ。なので、ここからは気力ですね。やり続ければS+に行ってる人はXまでいけるかなと。
　あと、これもけっこう重要で、イヤフォンかヘッドフォンをする。本当にしないでやってる人が多いんですよ。テレビのスピーカーか外につけてる外部スピーカーから音を聞いてる人がめちゃくちゃ多い。イヤフォンかヘッドフォンだと、敵の位置の把握のしやすさとかが全然変わってくるので、これもウデマエを上げたいなら手っ取り早い方法ですね。
 

▲イカ風船の中央に立ち、ジャイロだけですばやく倒していく。これを繰り返して、ジャイロによるエイム感覚を養おう！

 
──最後にチームとしての今後の目標を一言ずつお願いします。
西澤：とりあえず、いま見えているのがNPBの大会なので、まずはこれに優勝することが目標です。
 
あとばる：同じく、直近で見えているのがNPBの大会なのでここで優勝することと、そのための過程で全体的にレベルアップして、チームとしてまたワンランク上にいけたらいいなと思っています。
 

 
次回は新たなトッププレーヤーが対談に登場！
 
5月に開催される「NPB eスポーツシリーズ スプラトゥーン2」の展望や意気込みなどを語ってもらうぞ。＜次回に続く＞

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