【スプラトゥーン】トッププレイヤー イカすガチ対談マッチ!! あとばる×ダイナモンが語る「第4回スプラトゥーン甲子園」の舞台裏~4~

決勝でSpRush!!を下し、大会2連覇を達成!

――決勝はSpRush!!が相手でしたけど、このチームに関してはどういった印象を持って臨まれたのでしょうか?
ダイナモン:SpRush!!はリーダーの方とかが2年前の甲子園のときに、同じチームで優勝したメンバーだったんですよ。なので、縁があるなと思いながら試合に臨みました。やっぱり決勝まで勝ち上がって同じ舞台に立っているチームですし、間違いなく強いのはわかっていたので、かなり気を引き締めて戦いました。
 
――その決勝は1本も落とすことなくストレート勝ちでした。決勝前のVTRでたいじさんが、「チームとしての練度は前回以上」ということをおっしゃっていたんですけど、やっぱりそうした練習の成果が優勝につながった?
ダイナモン:そうですね。あと、SpRush!!とはチームのブキ編成がほぼ同じで、もともと同じブキ同士だったら絶対に負けないくらいの気持ちは全員が持っているので。
 


▲3本先取となった決勝戦はGGBOYZがストレートでSpRush!!を下し、大会2連覇を達成した。
YouTube動画「第4回スプラトゥーン甲子園」闘会議2019 DAY2 全国決勝大会6:38:47より引用

 
――そういう意味ではわりと戦いやすいというか、違うブキ編成のチームのほうが不確定要素があって怖い?
ダイナモン:そうですね。やっぱり一回戦の四神乱舞も、そのあとのカラマリとえふわんけーきもブキがあまりかぶっていなかったので、そういうところの方が怖さはありましたね。
 
――あとばるさんはこの決勝戦はどういう風に見ていましたか?
あとばる:1本目を見て、「これだけみんな動けているんだったらもう負けねえだろうな」と思っていたら、そのままポンポンと2~3本目も取って優勝したので、ただただ「甲子園2連覇か。すげえなあ」という感じでした。
 
――GGBOYZには大会前から2連覇への期待も大きかったと思いますが、プレッシャーといったものはなかった?
ダイナモン:そうですね。そもそもが負けず嫌いなので、2連覇というよりは、「とにかく絶対に勝つ」という心持ちで大会に臨んでいたので、前回王者だからといったものはあまり感じなかったですね。
 
――全体を通してなんですけど、GGBOYZはたいじさんが精神的支柱になっているのかな、という印象がありました。
ダイナモン:そうですね。試合前もどっしり構えていてくれますし、本当に大事なシーンでは予想を上回る活躍をしてくれるとくに甲子園のような大きな舞台だと、みんなを引っ張ってくれるので、すごく頼りになる存在ですね。
 


▲優勝セレモニーでのGGBOYZのメンバー。
YouTube動画「第4回スプラトゥーン甲子園」闘会議2019 DAY2 全国決勝大会6:44:54より引用

 
――最後に、改めて今回の甲子園を振り返っての感想を聞かせください。
あとばる:優勝は叶いませんでしたけど、全国大会の舞台に立てて、みんな楽しんでプレーできて、僕としてはすごく満足のいく甲子園でした年々、ブースの大きさも観客の人数も増えていっているし、今後はNPB主催の大会なんかもあったりするしで、自分の好きなスプラトゥーンというゲームが、これだけ大きく盛り上がっているというのも、いちプレーヤーとして単純に嬉しかったですね。
 
ダイナモン:優勝という最高の結果だったので、当然そこは嬉しいところですし、やっぱり1回戦からヒヤヒヤする試合展開で、そういうのを勝つのが一番面白いので、自分としても全試合すごく楽しんでプレーできました。あと、強いと思っているところと甲子園の舞台で当たれたというのも嬉しかったですね。もちろん、負けてたら超悔しいんですけど(笑)。
 
――GGBOYZとカラマリの試合を甲子園で見たいと思っていた人も多かったと思うので、それが実現できたのもよかったですよね。
ダイナモン:予選のときから一番当たりたいのはカラマリだと思っていたので。知り合いが大勢参加していたので、いろんなチームを応援していたんですけど、一番応援したところが勝ち上がってきて全国で戦えたというのはすごく嬉しかったですね。
 
あとばる:自分も(GGBOYZの)やまみっちーくんと何回も、「決勝で当たりたいね」みたいな話をしていたので。まぁ、決勝じゃなかったですけど、本番のあの舞台でGGBOYZさんと戦えたというのはすごく光栄なことで、本当に嬉しかったですし、楽しかったですね。
 
――カラマリとしてはこれでまた、いい意味でGGBOYZに因縁ができたのかなと思うのですが、もし第5回甲子園があるなら、やはりリベンジを目指す?
あとばる:もちろん第5回に出るなら優勝を目指す感じです。優勝を目指す=GGBOYZ3連覇阻止なので、ダイナモンの優勝を3回で止めて、僕が2回目の優勝を飾ってという形にして、いずれは星を並べればなと思いますね。
 


▲YouTube動画「第4回スプラトゥーン甲子園」闘会議2019 DAY2 全国決勝大会7:08:32より引用

 
――ダイナモンさんは例年通りだと、この後はE3(毎年6月にアメリカで開催される世界最大規模のゲーム関連イベント)での世界大会があります。もし世界大会があるとしたら、こちらも2連覇がかかる大会となります。
ダイナモン:甲子園というすごく楽しい大会で優勝して日本代表としていくことになるので、もし世界大会があるなら、やっぱり勝ってこないといけないなと思いますね。
 
――いまの海外勢の実力といったところは、まだ全然把握していない感じですか?
ダイナモン:そうですね。おそらく調べれば配信している方とか、大会の動画とかあったりすると思うんですけど、日本の環境の変化もすごく早いので、まだちゃんとは把握しきれてないですね。
 
――海外勢も去年から比べてまた大きくレベルアップしているという可能性も?
ダイナモン:それは全然ありますね。もちろん、どれだけレベルが上がっていても、自分たちとしては負けられないですけど。
 
――世界大会があると、また盛り上がりますよね。
ダイナモン:そうですね。あってほしいですね。
 

【今回のまとめ】
・準決勝のえふわんけーき戦は、どちらが勝ってもおかしくない名勝負に!
・元チームメイト同士の対決となった決勝を制し、GGBOYZが見事に甲子園を連覇!
・例年E3で行われる世界大会の開催にも期待だ!

 
次回は新たなトッププレーヤーが対談に登場! どんな話題が飛び出すか……次回もお楽しみに!<次回に続く>

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次回は3/12(火)更新!!