【パズドラ】『大塚角満のモンスター美術館』第277回 歴史を変えた戦国神モンスター“真田幸村”!

第277回 「真田幸村」

公認プレイヤーの大塚角満が、モンスターの思い出やイラストの秘密を語りまくる!
今回は“真田幸村”を大紹介!!

▲真田幸村

 今週からパズドラモンスター美術館のテーマは“戦国神シリーズ第1弾”とし、いまだ各所で活躍しているあんなモンスターやこんなモンスターを解説していきたいと思う。

 そもそも、それまで神話や伝説、創作の世界で活躍する神や悪魔からモチーフを得ることが多かったパズドラのモンスターの中にあって、思いっきり歴史上の人物が題材となった戦国神シリーズの導入は、ある意味エポックメイキングな出来事だったんだよなー。「なるほど! そっちもオッケーなんだな!」ってことがユーザーにも印象付けられて、それ以降、実在の人物がモンスター化されても違和感がなくなった気がする。戦国神シリーズの前に三国神シリーズがあったけど、三国志はリアルとファンタジーの中間くらいな感じがするので(※個人的な感想だけど)、やっぱり筆者にとっては戦国神シリーズの実装は“事件”だったのである。

 そんな戦国神シリーズ第1弾の中から紹介するのは……!!

 モンスターNo.2264! 火属性の“真田幸村”だ!

 真田幸村がパズドラに初登場を果たしたのは、いまから9年以上昔の2015年7月のこと。上で書いた通り、「日本の歴史上の人物もモンスターになるんだ!!」という衝撃とともにパズドラ世界に現れたのである。以降、戦国神シリーズ第1弾は定番モンスターのひとつとなって、この真田幸村も究極進化、転生進化、超転生進化など、合わせて……おお! 6タイプにも進化するんだな! 最新の超転生進化ではアニメーションも付けられ、また利便性の高い変換スキル持ちということで、いまでも火パで一定の活躍を見せているのである。

 そんな真田幸村とはもちろん、安土桃山時代から江戸時代初期にかけて活躍した武将のこと。猿飛佐助を筆頭とした真田十勇士を従えて徳川家康に挑む英雄……として描かれたあまたの創作により、戦国武将を代表する人気者に。現代においても、真田幸村を題材にした多くのコンテンツが作られている。

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

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次回は9月16日(月)更新!!

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